何か大きな目標があっても、継続しない人がほとんどです。「こうしたらいいよ」、「こうしないとダメだよ」って言っても、なかなか全部は実践はしない(笑)。 もちろん自分に置き換えてもそんな部分は多々あります。
昔、僕に熱く夢を語っていたあの人たちは今なにをしているのか。連絡もなければ、ブログもやめている。いい作品つくっていたのに、なんだか勿体無いです。
さて、どうしてもモチベーションが続かないと言う。
それは自分の中の意思の問題だから、自分で変えていくしかありません。
「やらなきゃいけない」って思っているとなかなか続かないので、「やりたい」って思う必要があります。
たとえばダイエットなら、成功した後のことを想像すると、嬉しくなりますが、目の前にはケーキがあります。珈琲のいい香りもします(笑)。
そりゃ、未来のステキよりも、いまのステキが優先されてしまいますよね。
大きいステキを手に入れる為には、我慢が必要なのは当たり前だけど、つい目先のことに目を奪われてしまいます。
でも、我慢するというのはやらなくちゃいけない思考だから、そこを書き換えて、なんのためにダイエットするのか。そのために出来ることは全部やりたいって思う必要があります。
熱量はぬるま湯程度でいい
結局は継続しないと結果も出ないし、そこは自分を信じて頑張るしかないんですよね。
だから、やりたいことの熱量(やる気)を一定に保つことが大切です。
でもそれが難しい。やる気にさせてくれる方と会って話しをして、たとえその時は熱量がグンとあがっても、 一晩たてば元通り。
これはホメオスタシスといって、 身体を一定に保つ機能のせいでもあります(と、昔読んだ本に書いてありました)。
これもダイエットでたとえると、始めは体重が減っていても、やがて停滞期がやってくる。飢餓状態から逃れようとする防衛反応が働くからです。「やる気なんて感情だから当てはまらないでしょ?」って思いがちだけど、これがそうでもありません。
寝る前のやる気って、起きるとすっかりなくなります。 好き過ぎることや人が、突然なぜ好きなのか分からなくなることもあります。
僕も昔はそんな時期がありました。 その頃は絵本作家を目指していたんですが、 やる気が上がったり下がったり、めっちゃ不安定でした。
熱すぎるほど、冷まそうとします。 そして勢い余って冷まし過ぎます(笑)。やる気のメーターは心電図みたいな状態です。
だから、冷水かけられようが、氷を入れられようが、ドライアイスを投げられようが、どうやっても冷めないくらい熱くなるか、わざわざ冷まそうとしないくらいの、少しの熱さを保ち続ける必要があります。
写真を仕事にするとはじめに思った時の僕は、おそらく冷めない熱さでした。あの突っ走り方は過去の自分といえど尊敬します。
いまの僕は少しの熱さを一定に保ち続けています。気持ちが盛り上がり過ぎると、ちょっと冷静になれーと思って、自ら冷ましています。
それでも盛り上がった次の日のやる気は少し落ちてしまいます。
継続していくだけの熱量を常に持つ続けることが大切です。
そこに身体を慣れさせていく。そうすれば滅多なことではやる気は落ちなくなります。
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