【大阪WS】1月21日(日)「写真で表現すること」


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昨年は単純に写真を楽しんで頂けるようなワークショップが多かったですが、今年はもう少し突っ込でみようかと思っています。

写真を仕事にして貰おう!とまでは思っていませんが、『写真で表現すること』を伝えたいとずっと思っていました。
講座後に撮影にいきますが、これまでに撮ったことがないような厳しめの制約をつけ、幅を広げつつ、スキルアップをして頂きます。講座の内容は基礎的な部分も話しつつ、表現についてお話をします。

自分らしい写真を撮ること、つまりは表現するということは難しいですが、いろんな条件下で撮ることも大切です。そこで自分の知らない好きな世界と出会えることがたくさんあります。てことで個人的には1月〜6月まで通しで参加して頂ければ嬉しいのですが、一回のみの参加も可能です。 

【内容】1/21(日)捨てることから広がる世界 13〜16時
初回ですが、まずは構図についてです。基本構図や応用構図までお話します。自分らしさって自然と写真に表れるものですが、好き勝手に撮るだけではなく考えながら撮り続けることで、それが身に付いていきます。講座・撮影場所は天王寺〜美章園方面のややディープな高架下になります。

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【料金】5,000円 (税込み)
フィルム1本+カフェのドリンク付き(カフェで講座の時のみ)。

 

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写真の奥深さ


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最近あまり撮らなくなった観覧車。撮りまくっていた時期と比べての話だし、簡単に行ける場所は行き尽くしたのもあります。それでも、僕にとっては相変わらず魅力的な被写体です。

中でも魅力的だったのはこの巨大な廃観覧車。今は無きです。珍しくフィルム一眼で長時間露光しています。
月明かりしかなく、肉眼では観覧車はほぼ見えないんですが、目に見えないものを撮ることが出来るって写真はやっぱり奥深いですよね。

 

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どーしてもうたんや、おいー!


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絞り開放で子供を撮影する方法その1は、『何かに集中させること』です(笑)。AFの追尾などもありますが、なんやかんやで確実性を考えると被写体が静止していることが一番。だから『動かさない方法』を考えるんですね。もはやカメラの腕は関係ありません(笑)。

もちろんそれだけじゃダメ、というか腕も磨けないです。だから、マニュアルフォーカスに切り替える。子供の動きを予想してピントを合わせておき、そこに来た瞬間に撮る。など、自分なりに工夫もしていきます。アナログ人間なので、なるべく機械に撮ってもらわないようにしたいのです。

プロなので、もちろんピント以外でも考えることはたくさんあります。水平、構図、背景、光の向きなど大切なことはたくさんあります。撮って出しを目指していますが、RAW現像でそれをより良くもします。
『ここでこのアングルで撮れば良さそうだな』、と。それを瞬時に見極める能力も大切ですね。だから写真の知識だけではなくて、感性や経験値が必要です。

子供を撮る時はカメラ目線をしてもらったり、笑わせたり出来ればいいですね。

ちなみに、デジタルよりもフィルム派の娘。フィルムだとカメラに向かって笑顔やポーズもくれますが、デジタルだと「ニコってしてー」って言うとなぜか超絶大根役者ばりの作り笑顔になります。
フィルムだと自然にやってくれるのに、「どーしてもうたんや、おい!」

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多重露光の撮り方ド定番【花+α】


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横浜多重露光ワークショップの一枚。僕が開催しているWSの中ではちょっとベタな内容です(次回は10/14の土曜日→詳細)。36枚撮り切ってから、巻き戻して、再度36枚撮ります。

キャンセル待ちの10/15(日)のワークショップはこれの応用です。僕が36枚撮ったフィルムに、参加者が撮り重ねていく内容です。

ずっとやろうと思っていた内容なのですが、その為にそれを準備するのが超大変。同内容の10/19(木)と合わせると15本作らなくちゃいけない。とりあえず11本まで制作完了。
ちなみに僕が何を撮ったのかは内緒です。だから結果も想像出来ません。ていうか、1本目とか何を撮ったか記憶にありません(笑)。

邪道かもしれませんが、これも写真の楽しみ方ですよね。

 

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写真のバランスとは


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最近のお気に入りはブロニカで撮影したものが多め。小雨の中、コンビニへお菓子を買いに行く途中です。
いいサビ具合のガードレール、傘、じめっとした空気、背景の緑、赤い雨合羽の女の子。一見アンバランスなようで絶妙なバランスではないか、と。

「ちょっとここに立ってみて!」という、たまちゃんのお父さんばりな要求にも、楽しみながらちゃんと応えてくれます。

その数日後にここを通った時も、「ここで撮ったなぁ」とか言いながらまた立ってくれます。欲を言えば「ここで撮ったね」って言って欲しい。語尾の「な」は関西弁なのかな?

話がそれましたがカメラはブロニカ、フィルムはFUJIのPROVIA400Xでクロスプロセス現像。赤〜黄色かぶりをするので、ノスタルジーさも出ます。この空気感にもマッチします。

写真を撮るときは色んなものが映り込みます。それらを組み合わせながら、バランスを取ることが大切だと思っています。

 

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10点満点の写真の撮り方


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当たり前だけど、公開している写真より、していない写真の方が圧倒的に多いです。

でもその中にはお気に入りもたくさんあります。なんとなくタイミング的に出さなかったり、その時は普通だったけど今になっていいなと思える写真があったり。

ちなみに、10点満点で7〜8点はたくさんありますが、9点は一年に数枚。

撮影時『これは9点やろ!』って思っていても、撮れた写真を見ると7点だったりします。逆に『7点かな?』が、9点だったこともあります。

写真家たるもの満点を追い求めているわけですが、これは狙って撮れるものではなくて、何らかの奇跡が起こって『じゅ、10点やんけー!』となります。これまでに撮って来たご褒美かもしれませんね。撮り続けることで巡り会えるものだと。

なんて、くどくどと書いてみましたが、実際に撮っている時に点数なんて考えていません(笑)。ただ、今日の写真もそうですが『これはいい!』って構図や瞬間を感じることはあります。

写真を撮っていて一番楽しい瞬間かもしれませんね。

 

□ 今年のワークショップ日程
【東京】
・9/9(土) 生産終了モノクロフィルム
・9/10(日) 日本未発売リバーサルフィルム(キャンセル待ち)
・11/3(金) 企画中→LOMO LC−A(+)の革の張り替え&メンテナンス方法
・11/4(土) 企画中→期限切れフィルムで谷中を撮影
・11/5(日) 企画中→日本未発売リバーサルフィルムで谷中を撮影
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【名古屋】
・9/24(日) 13時〜16時 日本未発売リバーサルフィルム
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【大阪】
・9/17(日) フィルムで操る色彩(神戸異人館)
・9/21(木) フィルムで操る色彩(神戸異人館)
・10/ 9(月)  光漏れフィルムorレッドスケール制作
・10/10(火) 日本未発売のフィルム
・10/11(水) 使い捨てカメラからモノクロをはじめてみよう
・10/12(木) 写真をずっと続けていく秘訣(淀屋橋)
・10/13(金) ゆるふわ写真の撮り方(和泉リサイクル公園)
・10/14(土) 多重露光の基礎とコツ
・10/15(日) 雨樹一期とフィルムスワップ(万博記念公園)
・10/19(木) 雨樹一期とフィルムスワップ(万博記念公園)
・11/16(木) カメラシャッフル(中之島バラ園)
・11/19(日) カメラシャッフル(中之島バラ園)
・12/17(日) 被写体の捉え方(淀屋橋)
・12/21(木) 被写体の捉え方(淀屋橋)
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生き方と撮り方


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今年のお気に入り蓮写真。水滴、ふんわり、優しさ。

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昨年の蓮。超広角レンズ、夕暮れ、光、ビビッド。

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二年前。ふんわり、元気、ハッピー。

どれもお気に入りなんだけど、時間や天気、花びらの開き具合、きっと心境も違います。
『こんな感じで撮りたい』というのは特にありません。行ってから決めています。
いい感じで咲いている蓮を見つけて背景を決めることもあれば、先に背景(空など)を決めて、蓮を探すこともあります。目を凝らしつつも視野を広げる
生き方や考え方も同じく、必死になり過ぎず時に緩める、みたいな感じです(笑)。写真にもそういう部分は現れると思っています。

最近は教える立場になることが多いのですが、『この位置からこの設定で撮ればいい』という教え方はあまりしていません。コツや具体案は出しますが、そんな人間性という個性が表れるように自由に撮って頂きたいと思っています。

 

□ 募集中のワークショップはコチラより。
□ デジタル一眼の個人レッスンはコチラより。

 

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『被写体と向き合う』とは?


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最近は観覧車を撮る機会が減りました。行きやすい場所は行き尽くしたのもありますね。あとせっかく遠路はるばる行ってもゴンドラが無かったり、解体中だったりもしますよね。
巨大な観覧車もいいけど、やっぱりこじんまりとした、ちょっとサビちゃってるやつが好きです。今後はそれが無くなっていくので、やっぱりそれも撮るなら今の内ですよね。今後建設される観覧車はそれこそ日本一高いとか、そういうものばかりになりますもんね。

その中でもコスモワールドの観覧車は割と好きです。撮る方向によって背景が開けていたり、ビルが並んでいたり。夕暮れ、ライトアップ、いろんなパターンで撮影が出来ます。

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観覧車はいろんな場所に撮りに行きましたが、一つの観覧車でもいろんな方向から撮ったり、フィルムや現像方法で表情をガラリと変えることが出来ます。花だろうとポートレートだろうと、どんな被写体でも同じことですね。

これも被写体と向き合う方法だと思います。

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花の色気


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昔は一番好きだった花。ネガティブだった自分にとっては、雨が似合う、切なさも感じる紫陽花が、心地良かったのかもしれない。

いまはそれよりもポジティブになったけど、かといってその反対にあるような向日葵が一番好きとかではなく、その中間くらいにあるコスモスが好き。
….って、あくまで自分の中での感じ方だけど。

でもそうやって、花の雰囲気や色気を感じる心は撮影にもきっと活かされていると思う。

昔と今。技術的な部分はもちろん違うけど、感じ方や捉え方も変わったと思う。
「切ない花」じゃなくて、いまは「優しい花」。

 

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甚平と言えば夏祭りと言えば青春と言えば切ない、だからの撮影法


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お庭での撮影。柵が少し邪魔だけど、お気に入りの一枚。
二歳児の割に、でっかいシャボン玉作るのがなぜか上手い。

甚平、夏祭り、青春、切ない、ということで(笑)、少しアンダーでノスタルジーに。

ホワイトバランスは曇りマークに。
RAW現像で後から変更も出来るのでオートでもいいのですが、撮影する時にどう意識するかですよね。
撮って出しが理想です。後からいろいろイジルんじゃなく、完成の絵を想像して撮る。

考え方は人それぞれだから好きに撮ればいいんですが、プログラムオートで全部カメラ任せで撮るよりも、単純に楽しいです。

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小さいしゃぼんもお手の物。

最近はお隣さんとよく遊びます。一つ年上と、五歳上の姉妹。幼なじみですねー。
ベンチの後ろの柵を越えるだけだから、日が暮れるギリギリまで遊んでいます。

 


 

 

 

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