先日書いた、「何かをはじめるのに遅すぎることなんてない」ということ。
逆に言うと『はじめるなら早い方がいい』ですよね。
ずっとやりたいって思っていることがあったら、それを思った時に始めていれば、きっと今頃それを楽しんでいますからね。
早い方がいい理由として、今しか出来ないこともあります。
フィルムはあとどれくらい生産されるか分かりませんが、もっと早くはじめていれば、もっと色んなフィルムでも撮れていたんだなーって思うことがあります。
いまもまだ、カラーだけでも20種類以上のフィルムがあって、それぞれ発色や柔らかさは違います。
だけど、10年後は5種類になっているかもしれない。
フィルム大ブームが来て歴代のフィルムが軒並み復活とかを希望しますが、もうモノクロしか残っていないかもしれません。
たとえば、もう生産終了したコダックのリバーサルフィルム。これでクロスプロセスするとド派手になります。
強烈な青空です。雲の存在感のある夏との相性は抜群でした。
こちらは今は無き伝説のネガフィルム、AGFA ULTRA100。ネガなのに鮮やか。そして柔らかい。気持ちいい青空ですよね。蜷川実花さんも使われていて、僕が一番好きなフィルムでした。
このフィルムが普通に売られていた時代もあるんですよね。もっと早くフィルムをはじめて、ちゃんと勉強していたら良かったなーって思っちゃいます。
でも、このフィルムたちを知っているし、使ったことがあるし、いい写真もたくさん撮れました。なんて考えると、やっぱり早いにこしたことはないですね。
とにかく。僕はこれからも、目一杯フィルムを楽しんでやろうと思っています。
興味のある方は絶対に今やるべきですよー。
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