写真からグラフィックアートの世界へ


光漏れ

ちょっとあるご提案があって、グラフィカルアレンジをしてみました。
写真もグラフィックアートなんだけど、自分の写真世界を壁紙とかにも馴染めそうなものにするという感じ。
やっぱりトイカメラの写真とかだと、好き嫌いも出てきますし、引き伸すと画質の劣化も出てきます。その点これだと違和感なく無限に繋げることが出来ます。

これは、たびたび仕事をご一緒させて頂いている、SORA Synesthetic Design Studioの新井さんから『インテリアデザインの素材として新しい価値が生まれるのでは?』とアドバイスを頂き、ちょいと挑戦中なんです。

ウォールアートの「壁絵門」や、壁紙の「樂画Ki」などで作家登録もしているので、そこにも繋げていきたいです。

この作品は自分の世界観をかなり残してはいるので使われないと思うけど、写真っぽさは抜けてますよね。
木のシルエット部分だけを残すともっと写真感は抜けます。

で、これが良いか悪いかはさておき。
やってみると結構楽しい。

写真は基本的には『撮った瞬間が完成』を目指しています。フィルムで撮った写真はあまりなにもしません。
最近は『撮った後にバリバリ加工してるなー』って写真を見る機会が増えたのもあって、どちらかというと好みではありません。
でも、加工は肯定派です。というか、趣味や芸術なんて自由なんだから、やりたければ好きなようにやればいい派です(笑)。それをわざわざ否定するなんてナンセンスざんす。

てことで、思い切り加工した作品です。

 


 

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Why?トイカメラモード


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子供が生まれてからデジタル一眼の出番が圧倒的に増えたんですが、キレイに写り過ぎて物足りなくなる時があります。

トイカメラの雰囲気で撮りたくなる時が出てきます。
最近はトイカメラモードが付いてるデジ一もたくさんありますが、僕のには残念ながら付いておらず。なぜ?

でもそういったモードだとRAWで撮れないカメラも多いですよね。

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てことで、カモメ撮影時のようにピクチャーコントロールで近い雰囲気に。
後は『わざとピントをズラす』、というか曖昧なところにピントを合わせて、それっぽく撮ってみました。
 


撮影のご依頼

deziiti01

film

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あなたは写真の編集や加工『否定派?』、それとも『肯定派?』


IMG_8775先日ご紹介した『Pics Art』のエフェクト機能で超レトロ加工してみました。この雰囲気、めっちゃ好きです。

ちなみに僕は写真の加工は肯定派です。
でもトイカメラで撮る時は、編集や加工ありきで撮影することはないし、基本的にはいじりません。

でもデジタル一眼の写真って、編集してなんぼみたいなところありますよね。

RAWで撮って、Photoshopなどで編集が当たり前になっているんじゃないかなぁ。
『RAW現像』と言われていますが、ホワイトバランスや彩度やハイライトやシャドーと、編集が出来まくりますからね。
それはそれはめちゃくちゃ便利なのですが、『写真撮影』の技術的にはどうだろうかと思うこともあります。
それこそ合成までしたらなんだって出来てしまう。

やっぱり加工の技術ではなく、まずは写真の技術で勝負したい。
だって、ダメな写真も加工でそれなりにいい写真にすることが出来ますからね。
RAW現像することなく、jpgで見せれる写真を撮りたいです。

とはいえ、僕はそこそこの加工スキルは持っていると思います。
…なんて、矛盾しまくりですね。

ま、基本的には肯定派ですから。

過去に展示をした時によくあったのが、来場者がクロスプロセスした鮮やかな写真を見て、
「これすごーい!」
『Photoshopだよ』
「なーんだ」
みたいな会話をされたこと。

Photoshopを使ったわけでもないし、使ったらダメというのも、微妙な感想だなーと思ってました。

でも、今はそれを言われるのもほとんどなくなりました。
これが時代の流れなのか、過去の写真はそれこそ写真そのものがたいしたことなかったのか分かりませんが、本当に人を感動させるのは、どうやって撮ったとか、加工したとか、そういう考えも及ばないくらい、超越したものかもしれませんね。 

ちなみに、加工前の写真は以下。なんやかんやで加工前が好きかなー。

未分類16

 


■ フィルムトイカメラ教室(大阪)二期生募集中。
2/13(土)より開催の教室です。詳細はコチラより。

 

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スマホカメラの弱点、『ボケ効果』を出せるアプリでペットや子供を可愛く撮ろう!


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こんにちは、プロ・トイカメラマンの雨樹一期(あまきいちご)です。
と、よく漢字を「雨期」や「雨木」と間違われるので、あらためて自己紹介をしてみました。「雨樹」です。

今日はiPhone(スマホ)のカメラでプロっぽく撮る方法です。撮る、というよりもそれっぽく編集する方法ですね。

個人レッスンで紹介したら、えらく喜んで頂けたのでここでもシェアさせて頂きます!

スマホカメラの弱点とは!?
スマホってキレイに撮れますよね〜。僕がはじめて買ったデジカメよりは断然キレイ。

なのに、電話もネットもゲームも出来る。音楽も聞ける。しかもめっちゃ薄い。
数年前は考えもしなかったものが、どんどん現実化してますね。

さて、目の前で苺のケーキを食べる娘。気軽に撮れるのでiPhoneで撮影することもあります。
でもスマホのカメラには弱点があります。

それはボケが出ないこと。絞りの設定が出来ません。
背景のカーテンなど全体にピントが合う。いわゆるパンフォーカスです。

スマホでもボケを出せる方法ってないの?
残念ながらボケが出るように撮る方法はありません。接写するほど背景はボケやすくはなる程度です。
でも編集でボケを出す方法ならあります。以前もコチラでご紹介したのですが、それよりもいいもの見つけました。しかも無料!

しかも、ボケだけではありません。編集機能も満載です。
結構有名なアプリみたい。こりゃ当分お世話になりそうです。

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スマホで撮った写真をプロが撮った写真みたいにレタッチ出来るアプリ


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スマホってキレイに撮れますよね。ガラケーを思い出すと雲泥の差。
上の写真もただ撮っただけ(iPhone5S)。素人でもキレイに撮れます。

とはいえ、満遍なくキレイに撮れるだけ。

もう少しボケも欲しかったりと、どうしてもひと味足りません。

僕の場合は、色味を変えたいとか、トイカメラ風にしたいとか思って、撮影後にレタッチをすることもあります。

普段、iPhoneで撮ることもあまりないし、カメラ関係のアプリもあまり使用していませんが、数えてみたら24個も入れていました。
そこはかとない、カメラマンの性なのか。。使ってるのは5個もありませんが。

で、その中の2個のアプリで、以下の写真をレタッチをしてみました。

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↑ レタッチ前   ↓ レタッチ後

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どないでしょう? 随分雰囲気が変わったんじゃないかなと。

 

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かわいい猫の撮り方最終話「iPhoneでの編集・加工」


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「イヌモネコモ」で連載、かわいい猫の撮り方の最終話が公開されました。

全27話。猫の撮り方のみで書いてきましたが、最終話は撮り方ではなく、編集と加工についてです。

撮影編まだの方はまずはそちらからご覧下さいませ〜。

【スマホ編1】iPhoneでの撮影の基本

【スマホ編2】iPhoneでの編集・加工おすすめアプリの紹介


 

 

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