『ハイキー』とは露光過度のこと。『ローキー』とは露光不足のこと。
単純に言うと、『明るい』・『暗い』てことです。
ハイキー写真は、ドリーミーとか、ゆるふわとか、ゆるかわとか、エアリーとか、そういう表現で活動されている方がいますね。
そのククリをしてしまうのは本当はちょっと違うけど、明るめには撮影されています。
でも、ローキーで有名な写真家さんってあまりいない気がします。僕が知らないだけかな。
ローキーは暗いってことですから、どっちかっていうとネガティブな表現ですよね。
切ない、悲しい感じです。
僕もハイキー寄りな写真家ではありますが、寂しくて暗い写真も好きです。
ハイキーで撮る時ははじめからそのイメージが頭にあります。そういう視点で被写体を選んでいます。
ローキーも同じです。
でも、どちらかというとローキーの方が難しいですね。
暗い中にもポッと明るさを入れるので、その視点って普通の感覚ではないんですね。
単純に明るく撮ればいい、暗く撮ればいいって訳ではなくて、どちらも明暗差が大切です。
別に2つに写真を分ける訳ではないですが、単純に説明するとそういう感じです。
試しに僕の写真事務所名を入れてみました。
イメージも変わりますよね。
…なぜだろう、下の方が合ってる気がします。
『表現』の基礎ってこういう部分だと思います。
何を伝えたいかで、撮り方や視点を変える必要があります。
なんてことを教えたりもしています。
http://amaki15.photo/lesson.html