子供は霊感が強いと聞きます。大人には見えない何かが見えていると。
それを怖がることもあれば、話しかけたり一緒に遊んだりもすることもあるみたいです。
う、うちの娘もあります。
ある部屋に入ると、指を差して「そこにいると」。
昨日は、別の部屋にいたのに「また来た。怖い」としがみついてきました。
えっ、来ちゃったの!? いやいや、パパの方がめっちゃ怖いんですけど。
何だか分かりませんが、とりあえず安心させるために退治してきてあげます。
指差すところを『バーーン!バーーン!』と叩いて、『ほら、どっか行ったよ』って。
その頃には娘も喜んで「バーンバーン」と手を振っているのですが、それが何者なのか分からないから、あんまり調子乗るのも怖いので(笑)、ちょっと遠慮して『これ以上やったら可哀想やで』と言って、制します。
余談ですが、
これだけ写真を撮る人が増えた時代なのに心霊写真が減ったということは、やっぱりフィルムカメラでの多重露光が正体だったと思っています。
実際、幽霊よりも人間の方が怖いかもしれないし、僕には霊感もありません。
それでもやっぱ、見えないものが見えるって言われちゃうと怖いです。
で、肝心の、娘が見えている、見えない何かですが、
カニ、なんです。
そう、あの蟹です。
「またカニ来た。怖い」なんです。
何色か聞いたら「赤」と言っていました。
ゆで蟹です。
赤いカニなんてテレビでしか見たことない気もします。
昨年夏に池のそばでめっちゃ威嚇して来たザリガニかもしれない。バルタン星人かもしれない。
ま、カニのおもちゃを見てカニって言ってるから、やっぱりカニなんだろうだけど。
カニと言えども、パパはちょっと怖いんだわ。