言葉って、自分に必要なものと、気になるものを、自然と受け入れてしまう。
たとえば、新しく覚えた言葉って、覚えた瞬間からやけに耳にするようになるけど、それってこれまではただスルーしていただけ。実は日常に溢れている言葉。
世の中には、ポジティブな言葉で背中をどんどん押してくる人もいれば、ネガティヴな言葉でそれはダメだと否定してくる人もいる。
でもそれはただ、その人の考えや気分なわけで、いちいち全てを真に受ける必要もないし、反論する必要もない。
僕がここで書く言葉も、ただの僕の考えで正しいか間違えているかは分からない。
だから「それは違うよ!と思われても仕方ないし、反論もしない。
逆にピンポイントで響く方がいるかもしれないし、今は理解出来なくても、いつか届く言葉があるかもしれない。
たとえば古いドラマや映画を見た時。昔はなんとも思わなかったけど、今の自分には凄く響くセリフがある。
心境や経験でそれは常に変わる。言葉って大切だけど、ある意味いい加減。
周りの言葉に左右されるのは、それを必要、もしくは気になると認めているってこと。
ネガティヴな言葉を受け入れる時は、自分の考えもネガティヴということ。
毎日いろんな言葉が飛びかっているのに、ネガティヴの部分だけを自分で選んでしまっている。だから「自分の周りはネガティヴな人ばかり」だとか、「最近は嫌なニュースが多い」と感じてしまう。
嫌なことがあって、ポジティブな言葉を受け入れるのが辛いからなのかもしれない。
人の幸せに嫌気がさしているのかもしれない。
でもそれって、自ら幸せから距離をとっている状態。
本当に必要な言葉。それを選び直せば、その言葉しか聞こえなくなるもの。
受け入れる言葉を変えるだけでも、毎日は変わる。