バラ撮影のコツ


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この秋はコスモスと薔薇をたくさん撮りました。

コスモスはもともと好きな花で撮るのも得意だったけど、薔薇は少し苦手だった。

でもようやく撮り方のコツが掴めてきた気がします。よく見ればいろんな表情がある。
苦手だからあまり撮らなかっただけなんですよね、きっと。

なんでもそうだけど、撮れば撮るほど分かってきます。

上の写真は壁に落ちる影が良かった。

コスモスは単純に背景を青空にすればそれなりの写真が撮れるけど、薔薇ってあまりローアングルから撮影しませんよね。
花びらを見せたいから、正面や真上からの撮影が多い。となると、背景が大切になってきます。

たくさん咲いている中で、どの花をいかに切り取るか。
どれだけ背景を意識出来るかがポイントですね。

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ちなみに種類もたくさんあるんですが、好きなのは薔薇っぽい薔薇。
普通の花みたいな薔薇もありますが(伝わるかな?)、それは僕の中では薔薇じゃなくって。真っ赤な『ザ・薔薇』が好きです。

この写真は『つる薔薇』になるのかな?これも好きです。
ていうかこのレンガの感じと青空も含めてめっちゃ好き。

 


 

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コスモスの咲くお寺をトイカメラでも撮影


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奈良にある般若寺というお寺。
以前、デジタルで撮った写真は出していたけど、トイカメラでも数枚だけ撮っていました。

今年はデジタルでもたくさん撮っていて、その面白さにあらためて気付いたんだけど、なんやかんやで、やっぱり僕はトイカメラの方が好きなんだなぁ。

デジタルはコチラ

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自分的にデジタルは「キレイに撮れるなー」って感想。
ふわっと柔らかくも、鮮やかにも撮れるけど、キレイという言葉がまずやってくる。
もちろん、単純な美しさならデジタルが圧倒的に上。
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でも、トイカメラは「キレイ」という感想の前に、グっとくるものがある。
言葉の前に感情がくる。

それは生命の儚さかもしれない。
記憶の世界にありそうな曖昧さかもしれない。

もちろん全てに限ったことではないし、デジタルにもグっとくる写真はある。

それでもやっぱり、僕にとっての『表現』という部分ではトイカメラが一番合っているんだろうな。


 

 

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ブログ毎日更新の習慣


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FC2でやっていたブログは毎日更新を心がけていた。9年ほど続けた。

WordPressに移してからは、そこに拘(こだわ)らないようにした。
写真も少し大きいサイズで数枚載せるように変更した(FC2ブログでは一日一枚だった)。

でも変更後も、なんやかんやでほぼ毎日更新してるから習慣ってやつはおそろしい。

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で、そんなもんだからブログの更新が数日あいてしまうと、ちょっと身体がむずむずする。

今週は前半で体調を崩し倒してしまった。胃がやられて、嘔吐と熱で久しぶりに点滴までうたれた。

あぁ、情けない。

家族で自分だけ違うもの食べたかと聞かれて、夜中の2時にホットドックを食べたって言ったら、苦笑いされた。なぜそんな時間に…って。
それがとりあえず怪しいねって。

なんにしろ体調管理が出来てない。風邪なのか食中毒なのか分からなかったけど、病原体にやられるという失態。
出張とか終わってホッとしたのかなー、気が緩んでるのかなー。精神から負けてしまってることが情けない。
ずっと体調崩すことなかったのになぁ。今年はいけてない。

もう、休まない。

「夜中に食べる」という習慣をやめなくちゃなー。


 

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ゴンドラのない観覧車


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2013年の秋。廃観覧車が撤去されるという情報を聞き、あわてて撮影に行った。錆びた鉄骨と、骨組みの観覧車にしびれた。

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撮影に行った時は作業中で、観覧車の少し上の小さい四角のゴンドラが上がったり下がったりしていた。

怖過ぎるでしょ。

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2014年冬。観覧車を撮りに熊本へ行ったら、改装中でゴンドラがなかった。
「き、貴重ですねー」と慰められた。
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2015年秋、僕の好きな被写体一位と二位のコラボ『観覧車+コスモス』を撮りに福岡に行ったら、解体中で骨組みになってた。

熊本に、福岡。九州さん。雨樹お断りですか?

さすがにずっこけた。涙がちょちょぎれた。

ゴンドラがないとか普通は珍しいはず。でももう三度目。2013年はそれを知って撮りにいったからいいんだけど。2014年、2015年は偶然。

目的は撮影会やワークショップだし、超快晴で撮影日よりだったけど、なんちゅうかもうね。

 ただ、『ゴンドラのない観覧車』って言葉はちょっと格好いい気がする。

 


 

 

 

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コスモスの咲くお寺で『光』をテーマに個人レッスン〜3


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コスモスが光の勉強になるのは逆光との相性もいいから。
あとは、ピクチャーコントロールなどで鮮やかさをコントロールする。

これは自分で設定して、ちょっとトイカメラ風にしています。

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こちらは柔らかく撮れるように設定。
やっぱり、花びらを透過する光の美しさってコスモスが一番ですよね。

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まさに、『光を意識するとは影を意識すること』的な写真。 

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影だって被写体です。

 


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コスモスの咲くお寺で『光』をテーマに個人レッスン〜2


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光を意識するとは影を意識すること。

たとえば、夏のギラギラした光の中で写真を撮るのは難しいです。この日は晴天だったから、影も強く出ていました。

光がどのように当たっているかでそれも変わってきます。カメラの設定も重要だけど、被写体(花)選びも大切。

上の写真は他の花などに紛れていて、全体的に影が落ちています。
下は光を全面で受けており、中心のめしべ(おしべ)の影が花びらに落ちています。

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コスモスは光の勉強になりますね。花によって表情がガラッと変わります。それは光を受ける角度や花びらの形によっても変わります。

柔らかい光を受けている花の方が撮りやすいです。 

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影が強く出るようであれば、アングルを変えてみる。すると、柔らかさではなく、生命力を感じる写真になりますね。

どちらがいいという訳でなく、どう表現したいかで光を味方につけたいですね。


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コスモスの咲くお寺で『光』をテーマに個人レッスン〜1


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個人レッスンで、奈良の『般若寺』に行ってきました。
今回は光についてのレッスン。
写真の基本でもあり、永遠のテーマでもありますね。

トイカメラではなくてデジタル。
いまのところレッスンを受けた方はデジタルの方が割合が多いです。

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光といっても、いろんな角度から考える必要があります。
ホワイトバランスを変えて撮ることも一つ。

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ゆるふわ、ゆるかわ、ドリーミー、エアリー、ハイキー。いろんな言われ方をしていますが、女性に人気ですよね。
なんやかんやで、僕も結構好きです。

男性カメラマンではあまりこれをメインとして撮っている人っていないのかな。

教えながら僕もサンプル的に撮影したので、せっかくだからその写真も公開。

撮影しながら「こういう撮り方もありますよー」という感じでお見せするのですが、サンプル的というか僕も普通に真剣に楽しく撮ってしまっています。

レッスン後はメールなどで、アドバイスもしています。

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個人レッスンは、特定のお悩みを持ってご連絡をくれる方が多いです。
撮るものが決まっていて、それをちゃんと撮りたい、雰囲気のある写真を撮りたい、など。
それは一回のレッスンでほぼ解決してしまうので、その後も継続して『毎月一回レッスンを!」という方が実は少なくって。

特定なものを撮るだけでなく、写真の楽しさや難しさ、奥深さも伝えていけたら嬉しいですね。

てことで、生徒さん募集しています!

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遅咲きの向日葵


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最近は秋に咲く向日葵を見かける。向日葵といえども、夏は暑過ぎてもうダメなのかもしれない。

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セルフ撮影で行った公園。

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これから20年間、主役は君。
背景の向日葵なんてもうぼかし過ぎちゃって、なんだか分からないよ。

でも、そんでええんや。そんでええんやでー!


 

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「トイカメラの教科書」トイカメラの上達方法〜その3


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トイカメラ最安値の「Vivitar Ultra Wide&Slim」で撮ったコスモス。
このワイド感は割と好き。

さて、トイラボにて連載中の『トイカメラの教科書』。第44回がアップされました。
今回は、前回からの続き「トイカメラの上達方法」です。

トイカメラの上達方法〜その3『とりあえず楽しむ』

方法でも何でもないかもしれませんが(笑)、楽しむことにだってコツが必要ですからね。ぜひチェックを!!

 


 

 

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人生のどん底という価値


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人生のどん底、というのは決して悪い時期ではない

なぜか? それは、そこが変わるきっかけになるから。人生が好転する場所でもあるからです。
人間なんて、ある程度の満足感があればそれでいいと思うもの。だからたいていの人は、変わる必要も、変える必要もないと思っています。

生きてきた期間が長くなるほど、人は変われません。
30歳だと、30年間の経験や知識で、自分が形成されている。こういう時はこうしよう、あーしよう。
朝はパンにしよう、通勤時間はニュースを読もう、仕事は給料分だけ働こう、寝る前に晩酌しよう。

生活も考え方もルーティーン化してしまう。それは居心地のいい場所になっていく。だから、乱されたくはない。

どん底にいると変わらざるとえない

どん底。生きていたら、そうなってしまう出来事に何度か遭遇します。どれだけ守っていても、悪いことだって起きる。でもそれは仕方のないことです。
そんな時は、そのルーティーンも崩していかなくちゃいけません。当然、それはしんどいです。

でも、その時は気付かなくても、違う側面からそれを見ると、かけがえのない時期でもあります。

悪い出来事は、人生をいい方向へと好転するきっかけ。贈り物でもあります。

だからもしも、今まさにそんな時期の方がいたら、たぶんこんなブログを読んでる余裕はないだろうけど(笑)、長い人生の中で、このどん底は価値のあるものだと思って下さい。

そう思える日が絶対いつかやってきます。それを信じて、前へ進んでいきましょう。

こんな背中を押すような言葉がなくても、どん底だと勝手に変わるんですけどね。


 

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