何気に撮っている被写体の「鉄塔」。観覧車とは違うけど、僕にとってはこちらも魅力的。
無骨な鉄骨。観覧車に近かりしものがあるけど、ちょっと違う。観覧車は人の残り香や暖かさがあるけど、鉄塔にはそれを感じない。
でも切なさはかなり似ている。その切なさはやっぱり『記憶」からくるものだろう。
幼い頃、親と旅行に行った時に車の窓からぼーっと眺めていた。きっと、そんな記憶が心の奥底で眠っている。
特に夕暮れと鉄塔。グッとくる。
ちなみに僕は電柱とか電線も好き。未来にはそれが全部地中に埋まるのかもしれないけど、そうなったらまた、いまの写真の『レトロ感』や『記憶感』も増すんだろうな。
どうでもいいけど、鉄塔好きはスカイツリーよりも東京タワー派だと思う。