なんやかんやで2018年


000744350028

今年もすっかりと明けてしまいましたが、実家巡りなどで気が付けばもう4日。シャキッといかなくては。

ということで、毎年いろいろと目標を立てて最後に振り返っているのですが、夏にもなれば目標の半分は達成しているか、もう叶わなくなっているか、忘れています(笑)。そしてそれとは別の目標に走っています。それはそれでいいと思っているのですが、やっぱり覚えておけるものにしておこうと。

てことで、今年はまずは健康に過ごすことです。20代の頃に「今日は水中にいるみたいに身体が重たい…」って日がまれにありましたが、それがエブリデイな40代。風邪なんて気持ちが緩んでるからひいちゃうんだという持論があるのですが、昨年はひきまくりましたので(笑)、とりあえず気持ちから引き締めて、早寝早起き、睡眠もしっかりとっていこうと。
目標なんて健康体じゃないとなかなか達成出来ないですからね。

そして、欲張り過ぎず。飛躍の一年の前年にしたいと思っております。写真集の出版が決まったけど刊行されるのは来年、くらいを目指したいと思っています。地道にコツコツと種を蒔かないとな。とりあえず作品をもっとたくさん見せる為、インスタくらいは毎日投稿を続けたい。
とりあえず膨大な数の写真をしっかりまとめておきたいです。後は特化した撮り方(光漏れとか)を積極的にやっていこうかと。

なんやかんやでそこそこ目標はたくさんあるのですが、全う出来るように励んでいきます。そして、再会と新しい出会いのある一年にしたいと思っておりますので、よろしくお願いします!

20180114

 

 

Continue Reading

【観覧車-02】天保山ハーバービレッジ


観覧車05

大阪で『世界最大級の高さを誇ったことがある』、天保山大観覧車。出来たのが随分古いので、新しい観覧車つくるとなると、天保山より1〜2m大きいのつくっとけ!ってなりますよね。それを見越して天保山が後から「112.5mって言うとったけど、ホンマは115mやってん!」とか言ってもいずれは抜かされますよねやらないだろうけど。
まー、日本にあるでっかい観覧車って110〜120mくらい。肉眼でも乗ってみてもその差は分かりません。

ここもハーベストの丘に続き、よく撮っています。個人では初の写真集が出版されることになり、表紙の写真用に撮りまくった時期があったんですが、その候補になったのがこの奇跡の一枚。LC-Aにワイドアングルレンズを装着、三脚を立て、羽ばたく瞬間を狙ってレリーズで撮影。迫力を出したかったのでクロスプロセス現像もしています。
結局、いろんなコンセプトがあって別の表紙にすることになったんだけど、ちょっと悔やまれますね。

000335430030

入道雲と観覧車は相性が良いので夏に行くことが多く、天気がいい日は夕暮れ待ちをすることもあります。これまたどっちもノーファインダーで撮影しています。

 

photocard

『鳥と観覧車』Photo Cardの購入はコチラ

 

Continue Reading

真実と過去の時間帯


000723300024l

教室やワークショップが終わる頃の時間帯。日が傾いて影が伸びる、夕暮れの少し前が好きです。

それまでは均等に当たっていた光が、被写体の別の姿を映し出します。何気ない風景が突如輝き出す、みたいな。
いろいろ撮影して来た後でも、一番テンションが上がります。

写真をやめたいと思ったことはないですが、写真をやめたら何が出来るか考えることはあります。それなりに何でも屋みたいなことをやってきてますが、プロと比べると雲泥の差かもしれない。
結論は『やっぱり誇れるのは写真だけやな』です。取り上げられたらチーンです。

絵を描くことや文章を書くことは好きだから、そっち方面でも何か出来ればいいなぁと思っていたりもします。写真をはじめる前はむしろそちら側でした。
写真って、たとえ多重露光しても撮影するものは『真実』だけど、絵や文章は『架空』の世界を創り出せるから、羨ましく思うことがあります。

せめてもの抵抗かもしれないけど、写真の中には物語を詰め込むことを心掛けています。見てくれた方が前後を想像したくなるようなものを撮ろう、と。

夕暮れの少し前の時間帯って僕にとって『真実』がちょっとだけ歪められる気がします。
『未来的な架空』というよりは、『過去の想い出』ですけどね。

 

Continue Reading

生き方と撮り方


_DSC2045l

今年のお気に入り蓮写真。水滴、ふんわり、優しさ。

diz02l

昨年の蓮。超広角レンズ、夕暮れ、光、ビビッド。

tl01

二年前。ふんわり、元気、ハッピー。

どれもお気に入りなんだけど、時間や天気、花びらの開き具合、きっと心境も違います。
『こんな感じで撮りたい』というのは特にありません。行ってから決めています。
いい感じで咲いている蓮を見つけて背景を決めることもあれば、先に背景(空など)を決めて、蓮を探すこともあります。目を凝らしつつも視野を広げる
生き方や考え方も同じく、必死になり過ぎず時に緩める、みたいな感じです(笑)。写真にもそういう部分は現れると思っています。

最近は教える立場になることが多いのですが、『この位置からこの設定で撮ればいい』という教え方はあまりしていません。コツや具体案は出しますが、そんな人間性という個性が表れるように自由に撮って頂きたいと思っています。

 

□ 募集中のワークショップはコチラより。
□ デジタル一眼の個人レッスンはコチラより。

 

Continue Reading

『被写体と向き合う』とは?


000672210003
最近は観覧車を撮る機会が減りました。行きやすい場所は行き尽くしたのもありますね。あとせっかく遠路はるばる行ってもゴンドラが無かったり、解体中だったりもしますよね。
巨大な観覧車もいいけど、やっぱりこじんまりとした、ちょっとサビちゃってるやつが好きです。今後はそれが無くなっていくので、やっぱりそれも撮るなら今の内ですよね。今後建設される観覧車はそれこそ日本一高いとか、そういうものばかりになりますもんね。

その中でもコスモワールドの観覧車は割と好きです。撮る方向によって背景が開けていたり、ビルが並んでいたり。夕暮れ、ライトアップ、いろんなパターンで撮影が出来ます。

000546220003

観覧車はいろんな場所に撮りに行きましたが、一つの観覧車でもいろんな方向から撮ったり、フィルムや現像方法で表情をガラリと変えることが出来ます。花だろうとポートレートだろうと、どんな被写体でも同じことですね。

これも被写体と向き合う方法だと思います。

000546480015

 

Continue Reading

デジタルで夕暮れカモメをトイカメラ風に撮影


_DSC3867-2

先日のカモメに引き続き、ピクチャーコントロールを変更して、トイカメラ風に撮れるようにしました。

_DSC3874

トイカメラ風というか、ビビットにしただけですけどね。どっちも好みです。
もちろん空の色や光も考えてはいますが、設定で随分変わりますよね。

_DSC3884

そしてカモメは去っていきましたー。


カメラの個人レッスン

deziko

toylesson

1dayt

 

Continue Reading

鉄塔の魅力


000307880015

何気に撮っている被写体の「鉄塔」。観覧車とは違うけど、僕にとってはこちらも魅力的。

無骨な鉄骨。観覧車に近かりしものがあるけど、ちょっと違う。観覧車は人の残り香や暖かさがあるけど、鉄塔にはそれを感じない。

でも切なさはかなり似ている。その切なさはやっぱり『記憶」からくるものだろう。
幼い頃、親と旅行に行った時に車の窓からぼーっと眺めていた。きっと、そんな記憶が心の奥底で眠っている。

000000000051

特に夕暮れと鉄塔。グッとくる。

ちなみに僕は電柱とか電線も好き。未来にはそれが全部地中に埋まるのかもしれないけど、そうなったらまた、いまの写真の『レトロ感』や『記憶感』も増すんだろうな。

どうでもいいけど、鉄塔好きはスカイツリーよりも東京タワー派だと思う。


 

Continue Reading