しっかりきっちりくっきり撮られた写真だけが良い、というわけじゃない


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70年代の夏に撮影された写真、、ではないけど、この味がたまらなく好き。

僕の世代の親が撮った写真って、決して上手ではないけど、どこか暖かい。
ピントの甘さや色味、背景に写り込んでいるもの、いろんなことが関係していると思うけど、そこに愛情も+されている。構図も背景も考えていないけど、だからこそ味があって面白い。

この写真も上手くともなんともない。ただ撮った写真。でもちょっと気に入っている。
『しっかりきっちりくっきり撮られた写真だけが良い』というわけじゃない。

撮影のときは背景に気を配るのは基本、ある程度の構図を意識することも必要。でも、そこにガチガチにハマり過ぎると面白みがなくなることがある。それはその写真だけでなく、撮影者自身にも影響する。

瞬発的に直感的に「イイ!」と思えば、何も考えずにシャッターを切るのは間違いじゃない。

 


 

 

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