「子供のかわいい撮り方〜その1」で少し書いた親指AFについてです。
オートフォーカスのデジタル一眼は、シャッターを半押しでピントを合わせ、さらに押し込むことでシャッターが切れますよね。人差し指一本です。
これが普通と思われがちですが、親指でピントを合わせて、人差し指でシャッターを切るということも出来ます。
体感的には後者の方が使い勝手が良いです。
上記のカメラだと、【AE-L AF-L】のボタンを押すことでピント合わせが出来ます。
「カスタムメニュー」→「操作」→「AE/AFロックボタンの機能」→「AF-ON」に設定。
* 設定方法はカメラによって違います。説明書をご覧下さい。
親指AFのメリット
一度親指でピントを合わせると、そのまま固定され続けるので後はシャッターを切るだけです。「置きピン」でも、シャッター半押しで待つ必要がなくなりますね。
また、ピントを固定して何度もシャッターを切ることがあれば、その都度合わせる必要もなくなります。
注意点
半押しせずに撮れるので、シャッターを一気に押し込むことになります。そのことで手ブレする可能性が出てきます。単純に、慣れるのに少し時間がかかるかもしれませんね。
あとは、自分以外の人にシャッターを押してもらうのが難しくなります。「すいませんー、ちょっと撮って下さい」の時ですよね。親指でピントを合わせてなんて説明しても「???」ですよね。
ま、あまりデジタル一眼レフを渡して「撮って下さいって」パターンもありませんけどね。
デジタルをずっとやってる方は試してみてもいいかなーと思います。