【東京WS】続・ノスタルジックが止まらない〜谷中三日目


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谷中WSの三日目はノスタルジックに撮れるフィルム、「70’s SUMMER」・「Deep Color100」を選択して頂き撮影に。二日目とは少しルートを変更して、『谷中銀座』〜『根津神社』へ。

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初っぱなから谷中銀座ということで、それぞれ食べ歩き撮りに。個人的に気になるお店「キッチンマロ」。絶対美味しいはず。もちろんワークショップ中だからお店に入れませんが(笑)。

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食品サンプルは全く美味しそうじゃありませんが、それも味ですね。めっちゃリアルで美味しそうなサンプルだと、入り口をガラガラってあけて「オイおっちゃん!これはちゃうやろ!」と突っ込みたくなります。

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根津神社。鳥居がズラーっと並んでます。無意識に撮ったけど、「家内安全」と「商売繁盛」と「無病息災」は僕が求めている順番。

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てことで、今回は前乗りの木曜〜日曜までと少し長めの滞在。ロケも含めて歩きまくりました。参加者との懇親会や一人寂しいご飯も含めて楽しみました。

さて、鴬谷の「気持ち太極拳・繊維街文化堂」で開催中のレンタルボックス展「パラレル宝箱」も今月末でおしまいです。関東方面でのイベントはまた来年に。
展示写真の枚数こそ少ないですが、箱のスペースでの展示ということでかなり試行錯誤しました。まだの方はぜひ(平日しか残ってないけど)。詳細はコチラ

最後に。2013年、アートリンク谷中の『虹色遊覧舎』で上映したロモキノムービーをご紹介させて頂きます。谷中の猫に誘われて、大阪や名古屋を旅して、また谷中に戻ってくるという物語です。
今回の谷中WSの二日目のルートも出てきます。音は作曲家の高木潤さんにお願いしました。

 

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LOMO LC-Aを採点してみた!


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ブロニカに引き続き、今回はLC-Aを採点してみます。一番古い写真が2005年の秋だったので、12年も使っています。2007年くらいからはめちゃくちゃ作家活動していました。携帯小説で連載したり、個展したり、出版したり。いい時代でした(笑)。
単純に写真を撮るという意味ではそこから数年間が一番楽しかったのかもしれない。写真での収入は微々たるものでしたけどね。
今が楽しくないのではなくってその種類が違いますね。恋愛と同じく、付き合い始めの新鮮さには適いませんよね(笑)。てことで、そんな相棒を採点。

描写 ★★★★★
画質 ★★☆☆
価格 ★★★☆☆
操作性 ★★★★
使い心地 ★★★
携帯性 ★★★★★
デザイン ★★★★☆
ファインダー ☆☆☆

満足度 ★★★★

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描写に関してはブロニカと同じく一目惚れでした(10年以上前ですが)。それからずっと飽きることなく、良き相棒として欠かせない存在です。携帯性が良く、どこに行く時も持ち歩いています。

画質ですがピントはやや甘いです。ピントが目測なので、やや仕方ない部分もあります。ファインダーを覗いた感覚は特に良くもなく(笑)。ただそこに穴が空いているだけで、ピント調整も出来ず実際に撮れる範囲とは視差もあります。

見た目は可愛いですね。露出がオートなので、ピントレバーを合わせてシャッター押すだけ。初心者でも使いやすいです。

 

今はブロニカで撮る方が好きですが、これまでの撮影枚数は他のカメラと比べても段違いで多いので満足度もMAXです。今もメインのカメラです。

ちなみにLC-A+よりもLC-Aの方がオススメです。元々故障しやすいカメラなのですが、LC-A+の方は次第に露出が狂ったりとあまり長持ちしたことはありません。LC-Aは運が良かったらめっちゃ長持ちします。どちらも個体差があるのが良くも悪くも特徴ですね。

現在、東京の鴬谷で開催中のレンタルボックス展では、オリジナル写真に張り替えたLC-Aなど販売しています。11月30日まで。
アクセス・詳細はコチラ

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写真の奥深さ


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最近あまり撮らなくなった観覧車。撮りまくっていた時期と比べての話だし、簡単に行ける場所は行き尽くしたのもあります。それでも、僕にとっては相変わらず魅力的な被写体です。

中でも魅力的だったのはこの巨大な廃観覧車。今は無きです。珍しくフィルム一眼で長時間露光しています。
月明かりしかなく、肉眼では観覧車はほぼ見えないんですが、目に見えないものを撮ることが出来るって写真はやっぱり奥深いですよね。

 

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持って来たら良かったって悔やむカメラNo.1


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僕は色んなフィルムカメラを持っているのですが、HORIZON PERFECTの出番は現在3〜5番手あたり。なので毎回は持っていきません。とりあえずコンパクトさでもLC-Aはほぼ確実に持って行きます。

でも、最も「持って来たら良かった!」って思うカメラがHORIZONです。なぜ今日は持ってきていないんだーって悔やむことがよくあります。

それだけ撮れる写真が独特なんですよね。いろんなカメラを使うことで、それぞれの切り取り方を自然とするようになったからかもしれません。「この風景ならHORIZONが一番!」ってシーンがよくあります。

カメラってやっぱしコンパクトさも重要ですね。

 

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謎のフィルム【Svema Color 125】と今年最後の【撮影込みのWS】


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撮影込みのWSは本当は今日の「カメラシャッフル」で終了だったんですが、台風で延期延期となった来週の「フィルムで操る色彩」がラストとなります(12/29か30日に何かやってみるかもですが)。

「フィルムで操る色彩」http://amaki15.photo/osaka2017.html

こちらのワークショップは、僕がチョイスしたフィルムの中からお好きなものを選んで貰って、北野異人館を撮影する内容です。それぞれのフィルムのサンプル写真、相性の良い被写体などをご紹介します。
延びたってこともあり、東京WSで使用した『Deep Color 100』というオリジナルフィルムを追加します。

これは僕が海外から購入した長巻きフィルムを詰め替えたもので、中身は『SvemaColor125』というフィルムです。日本では販売しているところはめったにないので、知らない方も多いはず。

これまた他にはない発色の面白いフィルムでお気に入り。てことで、それをトイラボさんHPで連載中のコラムにてまとめてみました。9月に開催した東京WSで、参加者さんや僕の撮った「江戸東京たてもの園」の写真も紹介してます!

「カラーネガフィルム【Svema Color125】の試し撮り」
http://cafe.toylab.jp/column/amaki15/15252/

 

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【東京WS】続・ノスタルジックが止まらない〜谷中一日目


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谷中WSの一日目は夜撮りのコツやオススメフィルム、長時間露光のことを少しお話して谷中銀座で撮影。谷中銀座に到着前の煎餅屋さんで、すでに食べ撮り歩きがスタート。

僕も自宅土産にたくさん購入。娘もバリバリボリボリ美味しそうに食べました。えびが美味しかったです。

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夕焼けだんだん。ちょうど階段の向こうに満月が浮かんでいましたが、ギリギリ写らなかったです。夜の谷中銀座はさらに魅力的です。撮るというよりも、食べる買い物する系です。谷中の魅力は撮るだけじゃありませんからね。いろいろ堪能して頂けたかなぁ。

終わった後は夕焼けだんだん横にある谷中ビールのお店に行きました。ビールも吞みやすくて食事も美味しいお店でした◎

 

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自宅の近くの公園から見える観覧車


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自宅の近くにある小さな公園と、万博の観覧車の多重露光です。実際、観覧車は近くにありません。

朝カーテンを開いたら観覧車が見える家にちょっと憧れもあったりします(笑)。マイホームを購入する時に、いろんな場所を見て回ったのですが、歩いて5分ほどの距離に観覧車がある家もありました。

ちょっとだけ心惹かれてしまったのですが、坂を上った所にある広〜い敷地内の『ザ・集合住宅』という場所だったし、家の中を見ている時に前の家の人がこちらを見た後に窓のシャッターを豪快に締めたのを見て、ちょっと微妙だなーと思ってやめました(笑)。
ちょうど締めるタイミングだとしても、僕ならゆっくり締めるか後にしますからね。「来るな!」みたいなガラガラドッシャーンでした。

隣人トラブルってよく聞くし、ニュースでもたびたび話題になるので、マイホームって家の中よりも環境の方が大切だと思います。以前済んでいた借家は隣人が最悪でしたから。

いまの家はとても恵まれていて、お隣さんの姉妹が娘と遊んでくれます。幼なじみですね。
庭に小さな砂場をつくったのですが、そこでよく3人で遊んでいます。幼稚園も一緒に行ってるし、妻もいろんな相談が出来たりするので喜んでいます。

自宅から観覧車は見えないけど、別荘の軽井沢からは見えるしいいか、と夜な夜な妄想しています。

 

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真実と過去の時間帯


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教室やワークショップが終わる頃の時間帯。日が傾いて影が伸びる、夕暮れの少し前が好きです。

それまでは均等に当たっていた光が、被写体の別の姿を映し出します。何気ない風景が突如輝き出す、みたいな。
いろいろ撮影して来た後でも、一番テンションが上がります。

写真をやめたいと思ったことはないですが、写真をやめたら何が出来るか考えることはあります。それなりに何でも屋みたいなことをやってきてますが、プロと比べると雲泥の差かもしれない。
結論は『やっぱり誇れるのは写真だけやな』です。取り上げられたらチーンです。

絵を描くことや文章を書くことは好きだから、そっち方面でも何か出来ればいいなぁと思っていたりもします。写真をはじめる前はむしろそちら側でした。
写真って、たとえ多重露光しても撮影するものは『真実』だけど、絵や文章は『架空』の世界を創り出せるから、羨ましく思うことがあります。

せめてもの抵抗かもしれないけど、写真の中には物語を詰め込むことを心掛けています。見てくれた方が前後を想像したくなるようなものを撮ろう、と。

夕暮れの少し前の時間帯って僕にとって『真実』がちょっとだけ歪められる気がします。
『未来的な架空』というよりは、『過去の想い出』ですけどね。

 

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和泉リサイクル環境公園と万博公園のコスモス


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和泉リサイクル環境公園の『台風通過後のコスモス』。倒れているのは承知で行きました。泥の中で咲く健気さは美しいと感じた一枚。

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こちらは万博公園の「雨の中のコスモス」。雨にもかかわらずたくさんの方が撮影されていました。期限切れフィルムを使用したので、ザラザラしていますが、雨の雰囲気とも合っているような気もします。雨だし、傘をさしてるし、ブロニカは重たいし、とりあえず撮っておけーって感じでしたが。もうちょっとじっくり撮れば良かったなぁ。

一日雨になってしまったワークショップだったんですが、こんな機会がないとこの条件下では撮らないので貴重な写真です。
ま、そこらへんは僕にとってはあまり貴重でもないかもしれないけど(笑)。

 

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BRONICAで初コスモス


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今年のコスモスシーズンは「雨ばっかり&台風で倒れてしまう」ってことで、例年よりは撮影が出来ずでした。

ブロニカではまだ撮ったことがなかったので、もっとじっくり撮りたかったなぁ。来年はプライベート撮影をもっと充実させようと思っています。

フィルムはカメラによって写りがガラリと変わります。だからいろんなカメラが欲しくなって、つい買ってしまって。撮影日にはどのカメラを持って行くか迷います。そんな時間も楽しいです。

今月の大阪ワークショップはいろんなカメラを使って頂きます。写真を見て気に入って購入することもありますが、使ってみるとさらによく分かります。ブロニカは写りもいいし、ファインダーを覗くのも楽しいです。ただ、重た過ぎる欠点があります。

LC−Aはピントは緩めですが、お手軽に独特の雰囲気で撮れるので、お散歩や買い物にも持っていけます。そうやっていつも連れ歩けるカメラは一台は持っておきたいですね。

11/20(日)はキャンセル待ちになりましたが、来週16(木)はまだ少し飽きがあります。

詳細

 

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