クロスプロセス現像について〜その1


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トイカメラユーザーにはすでにおなじみですが、『クロスプロセス』という現像方法があります。

最近、頻度は減ったけど僕はよくやります。
「それなに?」って聞かれると、長々々々…と説明することになるので、何度かに分けて書いていきますが、いわゆる誤現像のことです。

誤った現像。つまり、ちゃんと現像しない、という方法です。

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ただのチューリップの写真もこんなにもビビッドな写真になります。
これはフィルムによっても色彩がガラッと変わるのですが、ノスタルジーになることもあれば、真っ赤になることもあります。

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フィルムのテクニック、というか遊びの一つですね。こんな部分がフィルムをやめられない理由ですね。

僕はいろんなフィルムでどんな発色をするかを実験をしてきて、ほぼその傾向をつかみました。天候によっても左右されますし、未だに失敗もありますが、そこはもうトイカメラと、誤った現像方法のコラボ、というまともじゃないことをしているので多少は仕方ないかなと思っています。

撮影に行って、その場所や被写体や天気によって、「こんな雰囲気で撮りたい!」というのが瞬時に浮かんで来るので、それに合ったフィルムをカメラに装填しています。


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対面、もしくはメールにて、 カメラに対するお悩み・ご質問をお受け付け致します。
レッスン内では、クロスプロセスや、フィルム別の発色の違いなどもレクチャー致します。

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モチベーション=やる気ではない


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以前「モチベーションを保つ方法」を書きましたが、そもそもモチベーションって何だろうってことです。
「モチベーション=やる気」ではありません。正確には動機(付け)です。行動を起こすためのきっかけ、目的を作ることです。

やる気は変動しますが、動機は変わりません。なので、モチベーションとは本来変わらないものです。

だから何なんだってことですが(笑)、その動機付けが大切です。
何のためやるのか? その目的は? それをしっかりと決めておきましょう。

連休終わって、モチベーションが下がるのではなくって、単純にやる気が出ないだけです。これだけ仕事休んで遊んでいたら仕方ないですね。ボチボチと頑張っていきましょー。


 

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大きな悩みに直面した時


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大きな悩み。人生長いですから、何度か抱えてしまう時もありますよね。こりゃ今すぐは解決出来そうもない。もーどーにもならん。やってられん。逃げ出したい。
ありますよね。

そんな時は一旦、横に置いておきましょう。問題そのものはもちろん解決していませんが、どーせ今すぐ解決出来ないのなら、少し離れてみるのもひとつの手。
解決出来ないのは、心がずどーんと落ちてしまっているからでもあります。そんな時は名案も浮かびません。

頭ではぐるぐる考えていると見せかけて、実はその問題に対してイライラしたり、憂鬱になっているだけで、解決法を見出そうとはしていません。そういう状態ではなかなか出来ません。

まずは、五感を刺激させましょう。好きな音楽聞いたり、バラエティー番組やハッピーエンドの映画を見たり、美味しい物を食べたり、珈琲飲んだり、アロマを焚いたり、お風呂に入ったり。その無駄なぐるぐるを薄めることが肝心です。

はじめの内は、いつも美味しい物も美味しくないかもしれない。バラエティー番組も面白くないかもしれない。でも、少しずつ五感を刺激することで、ぐるぐるは減っていきます。

そんなことをしている内に答えだって見えてきます。

とにかく、頭の中をイライラと憂鬱に支配されないようにしましょう。


 

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LC-Aの上達法その1


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ロモのLC-Aがなかなか上達しないという方向けのプチレクチャーです。

「なぜ上達しないのか?」

それには理由があります。その部分を適当にしているとなかなか上達しません。まずはここをクリアーしないといけない、大事な部分です。

それは距離です。

デジカメ慣れしている時代ですからね。それはオートフォーカス慣れしているということでもあります。ピントを勝手に合わせてくれるカメラが主流です。というか、それが当たり前です。

でもLC-Aは違います。自分でピントを合わせないといけない。でも距離は目測で合わせないといけない。なのに、ファインダーを覗いてもピントが合っているかどうか確認出来ません。
「どーやって、ピント合わすねん!」って感じですよね。

実は、これってそんなに難しくはありません。

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写真の矢印の部分、上から80cm、1.5m、3m、∞(無限大)とあります。ここで距離を合わせるのですが、マスターするのは撮影最短距離の80cmだけで大丈夫です。僕は1.5mは使いますが、3mは使いません。3mに合わせるくらいなら∞にしています。

80cmをマスターする方法は簡単です。メジャーで測ればいいだけです。カメラを構えて、そこから80cmの距離がどこになるか。それをお家でもいいので、一度メジャーで測ればいいだけです。

たとえば僕なら手を伸ばしてギリギリ届かないくらいの距離が80cmでした。それさえ分かっていたら、撮影する時にも手を使って距離を測ればいいんです。だいたい、前後10cmくらいまでならピントも合います。

ポートレート撮影で手を伸ばされると相手は「なんやなんや!?」って驚きますし、何を撮るにしても手を伸ばしている格好は怪しいです(笑)。
でも、怪しくってもいいでしょう。どうせそれを目撃している人とは二度と合わないんだし。それくらい割り切ってしまえば、80cmもすぐにマスター出来ますよ。


■ Amazonにて発売中の電子書籍
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自分と相手の大切な物は違う


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誰かと何かをやる時。そこには必ず同じマインドがあります。でもその中で何を大切にするかは、人によって違います。 時と場合によっても違います。

たとえば、共に何かを作り出すとして。 時間をかけてギリギリまでよりよい案を考える方もいれば、 時間に余裕をみて、制作を進めていく方もいます。
案に時間をかけるのか、制作に時間をかけるかの違いですが、『同じ』と思っているとストレスになります。

だから、スタートやゴールは同じでも過程は違う、 ということを知っておいた方がいいと思います。
たとえば、結婚で大切なのは何か? 披露宴なのか、二人の暮らしなのか、 子供なのか、仕事なのか、いま現在なのか、 もっと先の未来なのか。
「結婚したい」という意見は同じでも、求めているものや、 優先順位なんていろいろですからね。

だから、お互いが相手を尊重するということを、 まずは大切にしていかなくちゃなと思っています。

そんな中で、「3人の絵日記」は居心地がとっても良いです。
そんな中で制作しているものは、結果もいいものになると思っています。お近くの方はぜひ来て下さいね〜。

展示に先駆けて、5/2(土)に大阪のNU茶屋町で、オリジナルヘアゴムのワークショップも開催します。ヘアゴムはクルミボタンで制作して頂くのですが、僕は3種類のデザイン(写真)を準備しています。お近くの方はぜひ遊びに来て下さいね。物販も少しだけ出来そうなので、新作を準備していま〜す。

詳細はコチラ


 

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やりたい事と、やっている事が違う人。


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タイトルの通りですね。
やりたいことがあるけど、「別のこと」をやっている。そういう方がたくさんいます。日々の生活の中にはいろんな条件があるのかもしれないけど、「やりたいことをやっている人」が恵まれているとは限りません。

結論だけを言えば、「やりたいことをやればいい」です。
このブログでも何度か書いてきていますね。言い回しを変えて、違う角度から促しています(笑)。

仕事に向き不向きはあるかもしれません。性格的に『営業は苦手で』とか、『流れ作業はちょっと』、というのは分かります。
でも、やりたいことに向き不向きはないと思います。営業が苦手な性格なら、営業をやりたいとは思わないはずです。

きっと、「やりたいこと」ってもっと別のことだと。だから、やってみればいい。

と、無責任に言い放つのも問題かもしれないので書いておきますが、困ったことに「やりたいこと」の中には「やりたくないこと」も含まれています

たとえば、僕は写真を仕事にする中で、一番やりたくないことは『人前で話すこと』でした。人見知りも激しかったです。
ただ、今でも緊張はするけど、やりたくないという気持ちはなくなったし、やって良かったって思っています。逆に、教えたいとまで思うようになりました。
他には営業もそうですね。これは克服しないとだめだし、永遠に課題です。
確定申告も本当はやりたくないですね。税金どうのこうのではなく、ただ面倒くさいから(笑)。ただ、この2つはそれが得意な方に任せることも出来ますね。

とにかく、「やりたいこと」の為に「やりたくないこと」をしなくちゃいけない時が、きっとやってきます。「やりたいことをやっている人」は、過去にやりたくないこともやってきたんだと思います。いまもやっているのかもしれません。

それでも、「やりたいこと」の気持ちの方が上だった、ということです。
ここらへんを乗り越えていく話はまた今度。

「やりたいこと」があるけど、「別のこと」をやっている。

それが「やりたいこと」の為にやるべきことならいいのですが、そこがかけ離れていると、少し勿体ない気がします。


 

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越えられない境界線


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一歩踏み出せば、広い世界が待っている。
だけど、そのはじめの一歩が怖い。その境界線を越えられない。

状況は人それぞれいろいろあって、大小もさまざまだと思います。

たとえば何だろ。小さいのでいえば、撮影に出かけた時にめっちゃ良さそうな構図を見つけたけど、人目を気にして撮影出来なかった、とか。
後から「撮っておけば良かったー」って思っちゃいます。

大きいのでいえば、仕事で大きなチャンスが巡って来たけど、ちょっと苦手なことだったので断ったとか。
やりたいことを見つけたけど、リスクを考えて結局やらなかったとか。
自分の気持ちを伝えることが出来なかったとか。

踏み出せなかったことって、何かしらあると思います。

これまでやってこなかったことって怖いです。少しでもリスクがあると躊躇してしまいます。でも、別にそこを踏み出さなくても生きていけますからね。だから別に何もしなくてもいいんです。いままで通りで。

と、思っていたらもう永遠に踏み出せません。

これが踏み出してみると、なんとかなります。自分に自信も付きます。
踏み出さず後悔することはあるけど、踏み出して後悔することなんてあまりありません。

そこに広がる世界を見ましょう。はじめに心の動いたことに正直に生きましょう。
それがダメだった時の保証は出来ませんが(笑)、絶対その方がいいと僕は思っています。

と、自分に言い聞かせながら、僕も頑張っていきたいと思っています。

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タイミングは自分で作るもの


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今はタイミングが悪いこと、合わないことってあります。

会いたい人がいたとして、それを先延ばしにしてると、 次は相手のタイミングが合わなくなってきます。 

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1日24時間でも足りないのに、タイミングなんてぴったり合うものじゃないですからね。もちろんそういうことだってありますが、タイミグは自ら合わせるものです。

忙しかろうが、どうにか作っていかなくちゃいけません。

思った時、気付いた時がタイミングなんですね。

んー、頑張らなくちゃ。 

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HOLGAでの基本的な撮り方


上野

ホルガの独特の写りが好きです。他のトイカメラやフィルムカメラとも違う、デジタルでは撮れない雰囲気がたまりません。

これはレンズに特徴があるからなんですが、いってしまえばただの安物のレンズだからです。トンネル効果があって写真の四隅が暗くなっていますが、同時に周辺にいくにつれて、ボケていきます。ピントが合うのは中心のみ。さすがトイカメラの王様ですね。

だからそこを逆手に取って、中心に撮りたいものを置きます。
中心に被写体というのは「日の丸構図」になるので、面白味のない写真になりがちだし、基本的にはオススメされていない構図なのですが、ホルガに関しては被写体は中心付近に置きましょう。じゃないと、ただのぼんやり写真になってしまいます。

僕は他にもカメラをたくさん持っているから、癖の強いホルガを連れ出す機会があまりないのですが、ほんとはもっとホルガで撮りたいし、上手くなりたいです。


カメラの個人レッスン

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カメラの革の張り替え


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LOMO LC-Aはコンパクト。見た目も可愛いのですが、購入当時の黒の革ってちょっと味気ない。ちょっとイメチェンもしてくなりますよね。

道具さえあれば、30分ほどで革の張り替えが出来ます。

トイラボさんのコラムにて、そんな「簡単張り替え法のご紹介」をしました。
LC-Aに限らず、どんなカメラでも方法はほぼ同じです。

LC-Aで気を付けるのは、ビスを外して、レンズカバーを外さないといけないことと、
それをはめ込む時くらいです。

トイカメラの教科書 第39回 「カメラ(LOMO LC-A)の革を張り替える」


 

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