猫を撮るならノンフラッシュで


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猫写真ストックたくさんあります。でも昔に撮った写真は、やっぱり上手くない(ピント外した写真が多い)。でもでも、可愛い。変にテクニシャンになる前よりも、無我夢中で撮っている時の方が可愛い写真が多いかもしれません。

撮り方の連載でも書きましたが、基本的にフラッシュは使いません。
天井にバウンスさせると感度もあげずにキレイに撮れますが、直接ではなくても突然の強い光は猫が嫌がります。カメラを向けられるのが嫌になります。単純に目にも良くないですよね。
犬も同じ。もちろん赤ちゃんを撮る時も基本的にはノンフラッシュです。

一日だけの家族撮影とかならいいだろうけど、毎日ずっと続けるのはよくはないと思います。

可愛く撮る以前に嫌がる行為は避けたいですね。カメラを嫌がって目線をくれない、ということになりますから。
テクニックや技術よりも、まずは「カメラ=敵ではない」と示すことが大切です。

ただカメラを向けるのではなく、片手で遊びながら撮るのもいいですね。

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【告知】大阪でフィルムカメラを楽しめるワークショップを開催します!

『フィルムで操る色彩』

14日までお申込みの方にはご連絡済みです。メール届いてない方はコチラよりご一報下さい。

 

 

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家族のロケーション撮影について


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まだ残暑は続いていますが、いい季節になりつつあります。

写真館はこれから七五三で忙しくなっていきますね。
現像所に勤めていた10年ほど前。当時はまだフィルムで撮影されていて、週明けには大量に送られてくるので地獄のような忙しさでした。半日くらい暗室にいたような気がします。
暗室といってもオレンジのランプがある薄暗い空間とかではなくって、現像処理なので真っ暗。暗視鏡をかけるのですが、重たいので目と首が疲れます(こんなやつ)。
MAXの日はブローニフィルムが1万本とか。その日に全部は処理出来ません。

そういった写真館の写真を見飽きたというわけではないけど、僕は自然のロケーションでの撮影が好きです。
いろんな衣装をかえてしっかり撮るのもいいのですが、飾らない日常だって今しか残せない宝物です。

そんな瞬間を大切に撮影しています。

「雨樹一期写真事務所」

 

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「趣味や好きなことを仕事にしない方がいい!」なんてことはない


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趣味や好きなことを仕事にしない方がいい。という、定番のお言葉。
『写真を仕事にしたいと言っている人』が、『写真を仕事にしている人』から言われるみたいです。

すでに仕事にしているからかもしれないけど、実際に僕が言われたことはないです。
仕事にしたいと思ってた頃に言われた気もするけど、それは好きを仕事にしていない人からの言葉だったので、説得力もないし覚えてません。

いろんなアーティストさんと会ってきたけど、誰もそんなことを言わない。

あれ?いったい誰が言ってるのやら。

 

肝心なのは何の為に、誰の為に撮っているか

その言葉って、仕事になるまでの道のりじゃなくて、仕事になった後の話ですよね。で、おそらく仕事となると好き勝手に撮れない。クライアントが望むように撮る。だから、好きじゃなくなる….
みたいなことを言いたいんでしょう。

仕事なんだからそれは当たり前なことだけど、だからって嫌いになるのかな?
そんな仕事ばかりじゃないはずだし、自分の写真の雰囲気を知った上で依頼されて撮ることもあるはず。それで喜んでもらえるとか最高ですけどね。

それを言った人が、どんな状況だったか分かりません。本当は仕事にして良かったと思っているけど、甘く見てるからつい戒めの為に言ったのかもしれない。
もしくは、本当に仕事にして後悔してるのかもしれない。

でも、そんな人はきっと、自分のために写真を撮っていたんでしょう。

 

やってみないと分からない

わざわざ言わなくていい言葉かもしれないけど、言われて諦めるくらいなら、まーそれでいいのかもしれない。
本気で好きで人生を賭ける価値があるなら、反対意見って聞こえないです。

でも、写真家といっても仕事のスタイルなんてそれぞれ。同じ仕事でも、その中での考え方や受け取り方も人それぞれ。だから、その言葉にあまり意味なんてないです。惑わされる必要もないです。

 

僕は写真を仕事にする前から、どこかの誰かの心に届けたくて撮ってきました。
それは作品的なものでしたが、自分のためじゃなくて、仕事として人のために撮れることが嬉しいです。

自分で経験しないと分からない。だから僕の言葉も当てにはならないかもしれない。でも僕は、仕事にすることで、さらに写真が好きになりました。

 


 

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フレンチブルドッグのかわいい撮り方


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僕は猫派ですが、犬も好きです。ちなみにアヒルやうさぎも好きです。
中でもフレンチブルドッグとはいつか暮らしを共にしたいと思っています。

フレブルは撮影する機会も多く、雑誌のBUHIにも何度か掲載されたことがあります。どちらかと言うと撮影はしやすい犬種です。家族撮影などでは初対面になるのですが、懐っこい性格の子が多いというのもあります。
他に理由もいくつかあるのですが、ここでは簡単にかわいく撮るコツを。

 

同じ目線で撮る

これは、もう何度か書いたことがありますが、全ての動物共通ですね。
フレブルは小型犬なので、少し屈んだ程度では同じになりません。もっと、地べたスレスレで撮影します。高いところに乗ってもらうのもいいですが、危険もあるので出来れば自分が屈みましょう。

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後はカメラやレンズの種類や性能にもよりますが、背景がなるべく開けたところで撮るとスッキリした写真になります。
この時、絞りを解放すると背景がボケてキレイに撮れますが、目にピントが合うようにしましょう。

逆に広角に、空を広く入れて撮ってもいい感じです。

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とことで、目線を合わせず上目遣いで撮っても可愛いのですが(笑)、ただカメラ任せ(プログラムオートなど)で撮るだけではなく、カメラの基本もしっかりと覚えていけば室内でも外でも上手く撮れるようになりますね。

ふんわりと撮ったり、鮮やかに撮ることも可能です。

 


ペットと一緒に家族写真を撮ったことない方、かわいくステキに撮りますよ。フレブルならBUHIに掲載されることがあるかも。

『ペット・家族撮影』 http://amaki15.photo/pet_photo.html

 

逆に自分でも撮っているけど、なかなかかわいく撮れないって方。カメラの基礎やコツをレッスンすることも可能ですよ。

『デジタル一眼個人レッスン』 http://amaki15.photo/camera_lesson.html

 


 

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「RETRO CHROME160・320」の試し撮り


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トイラボさんで連載中のコラム。今回は日本ではまだ未発売(たぶん)のフィルム、『Retro Chrome』について書かせて頂きました。
感度が160と 320とありますが、これがどちらも特徴があってなかなか良い感じなのです。

上記のブルー&グルーンの発色が『Retro Chrome 160』。
今は無き、富士フィルムのT-64のタングステンフィルムをザラっとした感じです。

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こちらの低彩度&ザラザラでレトロ感満載なのが『Retro Chrome 320』です。僕の好きな雰囲気です。LC-Aとの相性は抜群ですね。

コラム内でそれぞれのリバーサル現像とクロスプロセス現像の詳細、サンプル写真も多数掲載しています。

『コラム第54回』
http://cafe.toylab.jp/column/amaki15/14476/

 

 


■ メンテナンス、実写済みのLC-A販売中です。
http://amaki15.photo/shop.html

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撮影アンテナピコンピコン


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写真を撮りたいけど、撮るものがない時期がある。春や秋は花もたくさん咲いているし、外出することが気持ちいい。
でも真夏や真冬は、まず外に出ることが億劫。

撮るものや撮りたいものだって、春に比べると確かに減ってしまう。

「ないない」と思っていると何も見つからない。アンテナだって張らない。

でもそんな中から何かを見出すのも写真の醍醐味だと思う。
誰も見向きもしない場所や、見慣れた通勤路にもステキは転がっているはずだから。

だから常にアンテナ張ってましょう。

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ほら、見つけた。

 

 

カメラの個人レッスン

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大阪にて『ネイルの撮り方』レッスン


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先週はフィルムカメラの個人レッスンが続きましたが、今週はネイリストさんからの依頼がありました。
デジカメでネイルやチップをキレイに撮りたいというもの。

カメラの基本や機能、ホワイトバランス、小物を活かしたり、光を使った撮り方をレクチャー。ボケ具合もどれくらい出すかで雰囲気も変わりますからね。ある程度ネイルには合わせつつ、背景はボカしたい。

最終的には練習あるのみですが、ほんの2時間のレッスンでもコツを知るだけで見違えます。

 

『個人レッスン』「教室やWS」の違いは、『一人』複数」という違いだけではなく、『相手の望みに応える』か、自分で決めるか」の違いがあります。

教室やワークショップは僕自身が内容を決めるけど、個人レッスンの受講者にはそれぞれ悩みがあります。それを聞いて、それを改善していく。

当然、教室内でも質問や疑問は何でも聞きますが濃密さは変わります。

やっぱり喜んでもらいたいし、満足してもらいたい。 だから僕もその悩みを聞いて、事前にいろいろ勉強します。 もちろん今の僕の知識である程度対応は可能だけど、それじゃ自分自身も向上しない。

たとえばネイルなら、「これが定番の撮り方なのかー」、「こんな撮り方してる人もいるのかー」、などなど。まずは現状を知ることからはじめる。

受講者に撮っては同じ環境で撮るのが一番なので、お店まで出張します。今回は撮影に使えそうなものを100均で購入してから伺いました。意外と使えるものが揃っています。

喜んで頂けたし、専門分野の方とお会いしたり、それについて知るというのはとても楽しいです。

 

 

カメラの個人レッスン

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フィルムの一枚目


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フィルム一枚目のこの光漏れが好きです。フィルムのはじめの2枚って、僕は試し撮り感覚なんですが、構図を意識していないからか、そこに妙な味があったりします。

ま、それはさておき、これは日本では販売されていないフィルム。
リバーサルフィルムなので、ノーマル現像とクロスプロセス現像と実験中ですが、なかなかいい。
ていうか、かなりお気に入りになりそう。

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先日ご紹介した、ADOX Color Implosionに少し似てるかな。
色は少し薄く、ザラっとしてノスタルジー。でも、こちらこそが、70年代の夏ですね。

いろんなフィルムが生産終了していく中、教室やワークショップで紹介出来るフィルムが出来て嬉しいです。というのも、「このフィルムは生産終了しています」って、マイナスな情報は言いたくないですからねー。

もうちょっと撮ってみないと分からないですが、そのうちトイラボさんのコラムでもがっつりご紹介出来ればと思っています。

フィルムがいつまで楽しめるかは分かりません。でも、楽しめるうちに少しでも多く触れていたいし、何より写真の原点ですからね。そこを知ることで、後からデジタルの機能や便利さを知ることも出来ます。
そして写真がより好きになると思う。だから、自分の活動の中でそれを広めていきたいと思っています。

それが教室やワークショップ、個人レッスンなどをやることになったきっかけでもあります。
昔は好き勝手に撮るだけで満足していたんですけどね。

 


■ 名古屋にてフィルムトイカメラ教室の一期生を募集中
9/4(日)より隔週で開催。半年のクラスです。
詳細はコチラ

■ 大阪にて三期生、平日クラスの募集中
8/25(木)より開催。四ケ月のクラスです。
詳細はコチラ

 


 

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名古屋にてフィルムトイカメラ教室を開講します


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僕はプロ・トイカメラマン、観覧車写真家、という肩書きで活動しています。
それはあくまで作家的な肩書きで、そこに縛られ過ぎることなく、普通にデジタル一眼を使って、家族やペット撮影などもしています。
フィルムは個人的にこだわりたい部分なんですよね。

 

愛知県は全国で一番観覧車が多い県です。
2年前は、中日文化センターでトイカメラ教室をやっていたので、その際に撮りまくりました。
撮影会で行くこともあったし、終わってから一人でも撮りにいってました。

観覧車に限らず、愛知県の撮影スポットはかなり行きました。当時は大阪でより、撮影していたかもしれない。

東京にはたまに行くことはあったのですが、名古屋はその時がはじめて。
いろいろな縁がありました。

教室は終了したのですが、それは言ってしまえば雇われていたもの。
今度は自らそのを広げたいと思っています。
もちろん名古屋に限らず、全国に縁を繋げたいと思っています。と同時に、フィルム文化をもっと広めたい。

てことで、これから開催までちょくちょく告知していきますが、名古屋にてトイカメラ教室を開講します。

*募集を締め切りました。


□ 内容
トイカメラやフィルムに興味のある方、基礎からちゃんと学びたい方。持っているけど使いこなせていない方、フィルムカメラをはじめたいけど、どのカメラを購入すればいいか分からない方。
講座、撮影会、講評会を通し、カメラ別の写り、フィルム別の発色、クロスプロセス、多重露光を学びます。講座の際はたくさんのサンプル写真をお見せ致します。デジタルでの撮影がメインの方もフィルムを知ることで、さらに写真の奥深さや、光の大切さ、一枚一枚の大切さを知ることが出来ます。生徒さん同士での交流も生まれますよ。 

□ 講座の会場
名古屋・栄駅の貸し教室(予定)
第一回は名駅から徒歩6分の貸し教室。

□ 時間
14時〜16時

□ 料金
全12回 45,600円(3,800円×12回)
お支払いは2ヶ月ごと。15,200円×3回 

* 交通費、カメラとフィルムの購入費、現像代は実費
* レンタルカメラ無料
* 初回の撮影会の際、トイラボさんの無料現像券プレゼント。現像費・プリント代・16BASEデータ化(2,500円〜相当)。
* 少人数の教室のため、欠席の際のご返金はございませんが、別日の講座終了後や撮影会の際に授業の内容の簡単なご説明、資料をお渡しいたします。
* 講座終了後(授業外)にも撮影に行くことがあります。もちろん同行は無料です。

 

日程と内容の詳細はコチラ

 

*募集を締め切りました。

 

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LOMO LC-Aの裏ワザ!その場で多重露光する方法など


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トイラボさんで連載中のコラム。月に一回更新で53回目。4年以上続けているんですよね。まだまだ書くことはあるし、僕の知らないこともあります。ずっと続けてきたことだし、これからも続けて行きたいです。

基本的にはフィルムに関するコラムですが、番外編としてトイカメラの上達方法もたまに書いております。
今回はその上達方法その9。「LOMO LC-Aの裏ワザ」です。

多重露光の方法と、バルブ撮影の方法を書いています。

 


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そんなLC-Aの革を張り替える少人数の1dayミニワークショップを開催します。
簡単なメンテナンス方法などもレクチャーいたします。
上記の裏ワザの方法なども、どしどしご質問下さい。

LC-Aをこれからはじめたい、二台目が欲しい!
…という方には、中古のLC-Aを15,000円(+税)で販売も致します。

革はこちらで数種類準備。当日に選んで頂き、実際に張り替えて頂きます。
その他、カッターやボンドなどもこちらで準備致します。

 

場所雨樹一期写真事務所(光明池駅より送迎)
日程:7/30(土)   14時〜17時予定
料金:4,500円(革、ミニドライバー、LC-A用のビスなどの料金含む)
募集人数:2〜4名

 

革を張り替えて、メンテナンスをしっかりとして、もっとLC−Aを愛してあげましょう!

参加はコチラのお問い合わせより。
* コメント欄に『LC-Aの革張り替え教室の申込み』、と記載お願いします。

 


 

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