やっぱり持っておくべきカメラ


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撮影の時は被写体の周りをグルグルしたり、空の青さや雲の位置を見たり、しゃがんだりして、視点を変えながらピキーンをきたらシャッターを押します。

でも「とりあえず撮る」。というやっつけ撮影もあります(笑)。上の写真がそれですね。やっつけてるのにこの描写。これこそLC-Aだなーって感じ。絵画ちっくでいいですよね。デジタルで加工した時の鮮やかさとは違って、嫌みがない気がします。

最近はデジタルで撮ることが多いけど、だから余計にフィルムの良さを実感出来ます。

LC-Aはワークショップ用も兼ねて、我が家には7台。
最近1台ダメになったので、新たに2台購入。

その中から一台を、カメラショップにて販売します。モルト交換して、革を張り替えて、露出を調整して、レンズ部分も一度外してキレイにしています。

とりあえず、ワークショップ用に使用する為に、新たに手に入れないと販売は出来ないかもしれないので、いつか欲しいと願っている方は今こそですよー。

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雨樹一期 CAMERA SHOP

LC-Aは日本や海外のオークションで購入したりするのですが、50%の割合で壊れてますね。動作確認済みと実写は違いますし、やっぱり作りが荒いのかな。故障まではいかなくても、巻き送りや露出の不具合が多いです。でもお陰でかなり分解して整備、修理出来るようになりました。直せなかったLC-Aは部品取りに。

ちなみにLC-A+の方は直せません。というかかなり直しにくいです。分解しても触らせないような構造になっているんですよね。LC-Aで触れた部分が頑丈に隠されているんですよね。

・修理 ¥5,000

 


 

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お洒落カフェより純喫茶、料理よりも水。


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昔はカフェで料理を撮ることが好きだった。昔といってもコンデジで撮っていた頃。
と同時に、オシャレなカフェ巡りも趣味だった。

それが今はオシャレよりも純喫茶に心惹かれる。レトロな昭和の喫茶店。ディープというのかな。あの空気の悪さがたまらない。大阪特有なのか分からないけど、近くの席に座ってる常連のご老人がタバコを吸いながら話しかけて来る、あの感じ。

いまは逆にオシャレな場所にいると場違いを感じる。料理もあまり撮らない。でもなぜか水は撮ってしまう。

 


 

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レッドスケールフィルムの制作と空掘商店街


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フィルムトイカメラの教室でレッドスケールを制作して、空掘り商店街で撮影会。

レッドスケールとはロモグラフィーが販売していたフィルムですが、赤〜オレンジの特殊な発色をします。これはフィルムの裏表が逆になっています。
つまり、表に光を当てて像を出すのを、裏に光が当たるように詰め替えられたフィルムです。
自作も出来ちゃいます。

5月くらいに東京でこれのワークショップも考え中です。
多重露光もやりたいし、連日にしようかな。

このレッドスケールも、使うフィルムによって若干の違いが出てきます。ほぼほぼ、この赤やオレンジ系になるのですが、ロモグラフィーの「LomoChrome Turquoise XR 100-400」だけは以下のように青系に転びます。
普通に使えばゴールデンカラーになる特殊なフィルムですが、裏返しても特殊でした。

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ちなみに一枚目の写真は、「Revolog」のkolorというフィルムで制作しました。これも特殊なフィルムで、はじめから着色されており、普通に撮っても赤や青やオレンジに変色します。

フィルムスワップと同じく、こういう部分がフィルムならではの楽しさですね。

 

カメラの個人レッスン

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フィルムスワップとは?やり方は?


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トイカメラ教室の授業で、フィルムスワップをやりました。
フィルムスワップとは、簡単に言うと、二人の撮影者で多重露光するものです。

いつも僕がやっている多重露光は、36枚撮り切ったらフィルムを巻き戻して、またはじめから撮っていく方法です。ここでもコラムでも何度か書いたことありますね。

* 多重露光のやり方はコチラ

生徒さんが撮りきったフィルムを一度集めて袋に入れて、くじ引きみたいに引いてもらって、そのフィルムに撮り重ねていきました。

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誰のフィルムが当たるか分からない。そして何を撮っているかも分からないので、どんな写真が出来上がるかそりゃ分からない。
全くダメダメ写真ばかりになることもあれば、面白い結果になることもあります。フィルムならではの楽しさですよね。

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◎ 募集中のワークショップ

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■ 2016/4/17  13時〜
一日ワークショップ開催。坂道や路地、小寺、昭和レトロを感じさせる尾道は、フィルムカメラとの相性は抜群!! たくさんの猫たちとも出会えると思います。
応募・詳細はコチラより。

 

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LC-Wideな世界とKodak Pro Foto XL100


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近所をお散歩。最近はトイカメラでも撮る機会が増えました。春になったらもっと遠出したい。桜と一緒に撮るのも楽しみ♪ 

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ボール発見!?

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久しぶりにLC-Wideを使うと、やっぱりこの広角の世界にはまってしまう。

フィルムはコダックの『Pro Foto XL100』。
もう販売はされていないんですが、色味も柔らかくて好きなフィルム。

好きなフィルムからなくなっていくこの感じ、やめてくんないかなー。


 

 

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写真家のアドレナリン


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結局、家の近辺はほとんど雪が降らず。当然積もらず。
被害がなにもなかったのはいいことなんだけど、娘に初雪を体験させてあげたいなーって思っていたので、ちょっと残念。

てことで、雪の写真は撮れなかったので、数年前に積もった時に撮った写真を。

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雪の中の撮影はさすがに辛いけど、テンションは高いので耐えられる。
大袈裟だけど、写真家のアドレナリン?

娘に雪を見せれるのはまた来年かなー。


 

 

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モチベーションを保つ方法〜その2


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モチベーション。
目標がある人、アーティストとっては、何よりも大切な部分ではないでしょうか。これが低下中は活動もストップです。

大切なだけに、保つのが難しい。

そもそもアートなんてものは、写真家にしろ絵描きにしろ小説家にしろ、孤独です。撮った写真を見て感想は頂けることはあるけど、写真を撮ってる瞬間を褒められることはほぼありません。
人が見るのは、過程よりも結果です。

「芸術家を目指す!」発言をすると、反対意見も出てきます。親から「真面目に働きなさい」なんてことも言われるかもしれません。うちの両親はそういうことを一切言って来なかったですが、周りからの反対意見は多かったです。
心が折れることはなかったですが、きっとこれが誰もが通る【第一の関門】かもしれません。
好きでもない仕事だからってお金の為に適当にやるよりも、ある意味では超真面目でめっちゃ一途なんですけどね。これも過程なんて見てもらえません。

それで続けていっても、感想をもらえなかったり、嫌なことを言われたりして、やめていく人がいます。【第二の関門】ですね。

この2つを越えることが出来ない人が多いと思います。
仕事じゃなくて、趣味で続けていけばそれでもいいと思うんですが、否定的な意見が多くて、モチベーションが下がるどころか、好きじゃなくなるんですよね。

そうならない為に、誰に何を言われても心がブレないように、自分の中に『芯』をつくる必要があります。

僕も写真をはじめた当時は『芯』なんてなかったです。でもそこを乗り越えてこれたのは、『根拠のない自信』があったからです。

自分の写真が一番と思ってましたから(笑)。まさに根拠もなくですけど。

今は、『根拠のない自信』があるかどうか分かりませんが、『芯』はあります。だからブレません。

モチベーションを保つ努力もあまりしていません。ない時はないです(笑)。でもそれはそれでいいと思っています。
仕事している時は勝手にモチベーション上がるし、仕事じゃなくても重たい腰を上げるくらいは出来るし、一枚写真を撮れば勝手にあがっていきます。
きっと、ある程度の熱量は保てているんですよね。ぬるーいお湯状態です。

何かを続けていると嫌になる時があるかもしれません。でも、それが好きなことならそれ以上にいいことがきっとあるはず。
たとえ作品にケチを付けられようが、所詮はその人の中だけの価値観です。嫌なことがあったとしても、それはもう過去の出来事です。『嫌な思い』まで未来に持って行く必要はありません。

そうやって、嫌なことを引きずらないことがモチベーションを保つコツ、ひいては長く続けていく秘訣だと思います。

『モチベーションを保つ方法〜その1』


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トイカメラの上達方法その6「フィルムの特性を知る」


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今年最後のコラムです。今年最後…、

「今年最後」とか、「よいお年を」とか、もう本当にあと少しなんですね〜。
なんとなくもうちょっと続いて欲しいのは、「もっと自分は成長するはずだったな」とか、なにかしら足りない部分を抱えてるから、かもしれない。

実際、年初めに書き出した目標も全ては叶えることが出来ていません。これは無理やろ、くらいの目標を書いていたから、それはある程度は仕方ないんだけど。
(今見てみたら、『芸能人の旅エッセイに同行して撮影をする。出来れば石原さとみがいい』とか書いてる)

ま。とりあえず、あと少し、反省点もふまえて頑張ろうかな。

さて、トイカメラの上達方法はこれで6回目ですが、これもまた大切なこと。

フィルムはデジタルと違って、使うフィルムを選ぶことが出来ます。
どのフィルムを使うかで、色味や雰囲気が変わります。

『フィルムの特性を知る』

はい、ぜひ知って下さい!
 


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「CineStill 50」より「Cine200 Tungsten」


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↑ 試しに数本買ったけど、一本しか使ってないフィルム「CineStill 50」

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↑ ロモグラフィーから昨年、限定で発売された「Cine200 Tungsten Film」
CINEはシネマのCINEかな。映画のワンシーンのような撮影が出来るフィルム。 

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「CineStill 50」

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「Cine200 Tungsten Film」

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「CineStill 50」

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「Cine200 Tungsten Film」

圧倒的にこちらのロモ限定の方が好き。再販希望です。

「CineStill 50」はなんか普通。感度も低いので少し使いにくい。
「CineStill」は感度が800の「CineStill 800 Tungsten」もあるので、次はそれを買ってみようかな。

でも1,500円と少しお高め。

試してみて気に入ってもちょっと困る価格。複雑だわ。


 

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「デジタル金魚」と「トイカメラ多重金魚」の撮影


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金魚ってあまり撮る機会がないんですが、結構好きだったりします。家でも飼っています。ていうか、身内から譲り受けました。
ちなみにメダカも飼っています。

上の写真はデジタルでの撮影ですが、金魚は小さいのによく動くので、トイカメラで撮るのは少し難しいです。
シャッタースピード遅いし、ブレちゃいます。
メダカなんてとてもじゃないけど、トイカメラじゃ撮れません。
(なんて書いちゃうと、今度トライしてみようって思ってしまう)

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LOMO LC-Aにて「コスモスと観覧車」+「金魚」の多重露光。

 


 

 

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