最近好きな花、ポピー。
ポピーって遠目で見るとカラフルで可愛いけど、近付くとちょっと毛深いし、咲く前の垂れ下がったつぼみも気持ち悪いって思っていました(笑)。
それがねー。ついに許せるようになってきました。
ちょっと話は違うかもしれないけど、歳をとると共にいろんなことが許せるようになる人と、どんどん自分勝手になっていく人と両極端ですよね。
どうせなら、いちいち「許せん!」なんてピリピリしてるよりも、とっつきやすい朗らかな人間になっていきたいですね。
カメラの個人レッスン
最近好きな花、ポピー。
ポピーって遠目で見るとカラフルで可愛いけど、近付くとちょっと毛深いし、咲く前の垂れ下がったつぼみも気持ち悪いって思っていました(笑)。
それがねー。ついに許せるようになってきました。
ちょっと話は違うかもしれないけど、歳をとると共にいろんなことが許せるようになる人と、どんどん自分勝手になっていく人と両極端ですよね。
どうせなら、いちいち「許せん!」なんてピリピリしてるよりも、とっつきやすい朗らかな人間になっていきたいですね。
猫を撮る時は猫目線。花を撮る時は虫目線。
自分の目線なんて、他の人の目線と同じだから、そのまま写真を撮っても目新しさがない。だから、毎回というわけではないけれど、写真を撮る時は自分のいつもの目線を除外する。
たとえばこの写真なら、小人になった気分で見てもらえたら嬉しい。
ちなみにこれはノーファインダー。覗かないなんてダメだ!という方はいるかもしれないけど、僕は推進派。
慣れたカメラならファインダーを覗かなくても、どういう風に写るかはある程度分かる。LC-A歴ももうすぐで10年。ここまで使いこなせるカメラは他にない。
ノーファインダーはさておき。写真の上達にはカメラ慣れも必要だなって思う。
長く咲いていた菜の花もほぼ終わりましたね。
僕の中の春のイメージは桜ではなく、菜の花。
花と空、黄色と青のコントラストっていいですよね。
昔はこの季節はよくクロスプロセス現像していたけど、最近はド派手よりも柔らかく撮るのが好き。
撮影にも流行りってあるんですよね。世間ではなく、自分の中で。
そうやって色んなイメージで撮っていくことで、撮影の幅もかなり広がりました。
ここからは独自の世界をもっと追求していきたいです。
なのに
わたしの方が辛いとか
おれの方が頑張ってるとか
あんたは甘いとか
もっと努力できるだろとか
したり顔で説教たれることの
なんと独りよがりな思考だろうか
昔に書いたもので、別に最近何かあったたわけではないです(笑)。
人の本当の気持ちは分からない。
悲しみの大きさも、どれだけ努力してるかも見えない。
でも、分かりたいって思う気持ちは大切ですよね。
毎年、必ず思うのは「桜はやっぱりキレイだな」ってこと。
きっと、この美しさの秘密は儚さだと思う。
もしも一年中ずーーっと咲いていたら、何も感じなくなる。
咲いているのは一年の中の、ほんの一週間ほど。
いつもの気にもとめない場所に突然咲き誇る。
昔からそれをずーーと体感してきた。
入学式などの、新しいことがはじまる時に。
そして、過去がフラッシュバックする。
桜ってそんな記憶ごと咲かせてくれる。
そしてほんの一瞬で去って行く。
そりゃ、美しいって思いますよね。
春の花といえば桜が一番かもしれませんが、ポピーやチューリップも好きです。かわいいなー、なんて思っちゃうわけですが、冷静によく考えたら自分もいい歳。チューリップ見て「かわいいー」、ってテンションあげちゃって、超気持ち悪いですよね(笑)。
自分の父親がその年齢の頃にそんなこと言いながらチューリップに走っていってたら、、、なんて想像すると引きますよね。どっしりした父親感がない(笑)。
でも年々、花が好きになっていく自分を止められない。
春と秋は二眼レフLubitel 166+の季節。出番が増えます。花がたくさん咲いてることも理由の一つですが、Lubitelはフルマニュアルなので一枚撮るのに時間がかかります。
ピントをじっくり合わせる必要があるので、夏にやってると頭がクラクラする。冬はじっとしてたら寒い。という理由もあって、気軽に撮れるカメラを重宝してしまう。
フルマニュアルなので、絞りやシャッタースピードも自分で設定しないといけません。絞りはシャッター開いた時の穴の大きさ、シャッタースピードはその穴の開いてる時間。
どれだけの光を入れるかを、フィルムの感度に合わせて決めないといけない。なので初心者には難しいです。
露出計を買うにしてもそれなりの値段します。そこでオススメはスマホのアプリ「Pocket Light Meter」です。無料で使えて、そこそこ頼れます。
使い方はコチラに。
結局それさえも面倒くさいので僕はあまり使わず、感覚頼りになってますけどね。この写真はかなり明るめに撮りました。
冬の間にあまり撮らなかったLubitelですが、持ち出してみるとやっぱりいい。トイカメラには分類されないけど、しっかりと、だけど自分の思い通りの露出で撮れるのは楽しい。
フィルムトイカメラ教室(二期生)の撮影会。桜も撮れたら良かったんだけど、満開まではまだもうちょっと先という感じ。ちなみに、撮影会は一週間前。フィルムで撮ってるので、現像する時間もかかって時差が出来ます。
いまはちょうど満開で、天気も晴れたり曇ったりだったけど、晴れの桜を少しだけ撮れました。
昨年は一日だけ晴れた日があったけど、室内で商品を撮るという個人レッスンをしていて、終わったら曇ってたんですよね。今年はとりあえず少しだけど撮れて良かったです。チャンスはあとどれくらいあるかなー。
チラっと咲いていた花だけを接写。やっぱり接写よりも、全体を撮る方が僕は好きですね。フィルムカメラだと特にそういう感じがします。
桜に限らず、花もたくさん咲いているのでこれからの撮影は楽しみです。
撮影の時は被写体の周りをグルグルしたり、空の青さや雲の位置を見たり、しゃがんだりして、視点を変えながらピキーンをきたらシャッターを押します。
でも「とりあえず撮る」。というやっつけ撮影もあります(笑)。上の写真がそれですね。やっつけてるのにこの描写。これこそLC-Aだなーって感じ。絵画ちっくでいいですよね。デジタルで加工した時の鮮やかさとは違って、嫌みがない気がします。
最近はデジタルで撮ることが多いけど、だから余計にフィルムの良さを実感出来ます。
LC-Aはワークショップ用も兼ねて、我が家には7台。
最近1台ダメになったので、新たに2台購入。
その中から一台を、カメラショップにて販売します。モルト交換して、革を張り替えて、露出を調整して、レンズ部分も一度外してキレイにしています。
とりあえず、ワークショップ用に使用する為に、新たに手に入れないと販売は出来ないかもしれないので、いつか欲しいと願っている方は今こそですよー。
LC-Aは日本や海外のオークションで購入したりするのですが、50%の割合で壊れてますね。動作確認済みと実写は違いますし、やっぱり作りが荒いのかな。故障まではいかなくても、巻き送りや露出の不具合が多いです。でもお陰でかなり分解して整備、修理出来るようになりました。直せなかったLC-Aは部品取りに。
ちなみにLC-A+の方は直せません。というかかなり直しにくいです。分解しても触らせないような構造になっているんですよね。LC-Aで触れた部分が頑丈に隠されているんですよね。