「ファインダーを覗いたけど結果を予想して撮らない」という行為


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世界一有名なカメラマンと共に撮影に。
ファインダーを覗いたけど撮らなかった瞬間に、言われた。

『シャッターわいな?』

「えっ?」

『いま、シャッター切ったんかいな?』

「あ、いえ」

『写真歴だけで上手い下手は決まりゃんけどな、ちーとでも気になるシーンがあれば撮りんしゃいや。いっぺんカメラ向けたでしょう? 出来上がりを勝手に予測してやっぱり撮らんなんて、おこがましいわ!』

と説教されて、ハッとしたところで目が覚めた。
あ、夢から覚めた(ややこしいな)。はい、ただの夢です。

写真をずっと続けてきたけど、確かにファインダーを覗いただけで結果が100%分かるほどの腕はない。「あ、これは違うな」と言って撮らないのが一見プロっぽくて格好いいように見えるかもしれないけど、それでも一瞬は何かに惹かれてカメラを構えたはず
それを無視するのは逆に格好悪いのかもしれませんね。

 

 

マンツーマンのレッスンもやってます

deziko

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ホライゾンで多重露光


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こちらはHORIZONでの多重露光。

万博記念公園は向日葵が咲いているんだけど、太陽の塔とは少し離れた場所。
だから多重露光で無理矢理近付けました。

 


 ■ ショップに中古のLC-A追加しました。

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【告知】「フィルムトイカメラ教室(名古屋)」生徒募集


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募集を締め切りました

 

トイカメラの教室は、2年前まで名古屋の中日文化センターで4年ほど開催していましたが、今回はしっかりとカリキュラムを組んで復活です。
トイと付けていますが、フィルムカメラなら何でもオッケーな教室です。
初心者クラスにはなりますが、久しぶりにフィルムやりたいなーという方もぜひです。
初級といっても、他のカメラ教室とは違って内容はマニアックです。9月よりスタート。隔週の日曜日、半年のコースです。

 

『フィルムトイカメラ教室〜Beginner’s class(名古屋)』

名古屋にてトイカメラ教室を開講します。フィルムやトイカメラの基礎から応用までを、講座、撮影会、講評会を通し、6ヶ月(全12回)で学びます。
月に2回、日曜日開催の初心者〜中級者向けの講座となります。
定員は6名〜10名のクラスになります。一緒に学んで一緒に撮影に行きましょう!!
* 6名以上での開催となります。募集人数に達しない時は、開講を見送ることもあります。ご了承下さい。

□ 内容
トイカメラやフィルムに興味のある方、基礎からちゃんと学びたい方。持っているけど使いこなせていない方、フィルムカメラをはじめたいけど、どのカメラを購入すればいいか分からない方。
講座、撮影会、講評会を通し、カメラ別の写り、フィルム別の発色、クロスプロセス、多重露光を学びます。講座の際はたくさんのサンプル写真をお見せ致します。デジタルでの撮影がメインの方もフィルムを知ることで、さらに写真の奥深さや、光の大切さ、一枚一枚の大切さを知ることが出来ます。
生徒さん同士での交流も生まれますよ。 

□ 講座の会場
名古屋・栄駅の貸し教室(予定)
第一回は名駅から徒歩6分の貸し教室。

□ 時間
14時〜16時

□ 料金
全12回 45,600円(3,800円×12回)
お支払いは2ヶ月ごと。15,200円×3回 

* 交通費、カメラとフィルムの購入費、現像代は実費
* レンタルカメラ無料
* 初回の撮影会の際、トイラボさんの無料現像券プレゼント。現像費・プリント代・16BASEデータ化(2,500円〜相当)。
* 少人数の教室のため、欠席の際のご返金はございませんが、別日の講座終了後や撮影会の際に授業の内容の簡単なご説明、資料をお渡しいたします。
* 講座終了後(授業外)にも撮影に行くことがあります。もちろん同行は無料です。


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□日程 (一部、内容が変更になる可能性もあります)
9/4(日) トイカメラ・フィルムの基本。カメラ別の描写の違い。
9/18(日) 撮影会。初心者の方はフィルムの装填なども説明。
10/2(日) 講評会。ネガ・リバーサルフィルム別の発色の違いや特徴。
10/16(日) 撮影会(自分好みのフィルムを使う)。
11/6(日) 講評会。クロスプロセスのメカニズムと発色の違い。
11/20(日) クロスプロセス撮影会。
12/4(日) 講評会。多重露光のコツや方法。
12/18(日) 多重露光撮影会。
1/15(日) 講評会。自作レッドスケールフィルムの発色の違い。
1/29(日) レッドスケールフィルム撮影会。
2/5(日) フィルムスワップ撮影会
2/19(日) 講評会。まとめ。

 

* 内容は予定の為、変更の可能性あります。
* 撮影会は雨天決行ですが、大雨などの際は振り替え(またはご返金)になる可能性もあります。

お申込み、お問い合わせは以下の『お申込みページ』よりお願いします。
【注】Twitterなどのアプリで開いた申込み画面からは、正しく送信されないことがあります。お手数ですが、Safariなどのプラウザから送信お願い致します



お申込み直後に自動返信メール、1〜2日以内にメールにてご連絡を致します。届かない際は、PCからのメールを拒否設定されているか、迷惑メールに振り分けられている可能性があります。ご確認下さい。
「返信来ないよー」と言う方は、こちらにコメント頂くか、Facebookからのメッセージでお願いします。

 

 


 

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インスタもやってます。


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写真を見せるため、自分の宣伝のため、当ブログ以外にもいろいろやっています。

■ オフィシャルサイト
■ 事務所HP
■ Facebookページ
■ Twitter
■ Instagram

ま、結局いろいろ連動していてメインはブログですが、それぞれをしっかりやってみようかなとか思ってます。特にInstagramですね。ブログに掲載しなかった写真もたくさんあるし。SNSで今後一番長続きしそうだし。

なんてことを度々思うのですが、ブログがメインなのでなかなか長続きはしないんですよね。
上手く使い分けつつ、自分の写真と名前がもっと人の目に触れるようにしていきたいです。

 


 

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一歩が踏み出せない


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一歩が踏み出せない、ということがあります。
その理由は結果が怖いから。そして、その内容があまり経験のないことだからです。

若かりし頃は特にそう。
でもこれがある程度の歳になってくると、少しずつ踏み出せるようになってきます。
その理由は、時間が勿体ないから(笑)。

ウジウジとしてると永遠に結論が出ません。
もはやそんなことに使う時間が残されていません(笑)。

ダメなら次、という感じです。

なんて、ちょっと極論な言い方をしましたが。生き急ぐというのではなく、時間が大切になるんですよね。時間の使い方を考えるようになります。

たとえば、財布に100万円ある時はバンバン使いますが、1000円になったら缶コーヒー買うのも我慢しますからね。
…って、ちょっと違うか。お金は増やすことも出来ますもんね。

とにかく、有限なものは大切に使っていきたいです。

 

【ついでに告知】
6/27(月)から二週間開催の『フィルムトイカメラ教室のグループ展』
前日に搬入を終え、6/26(日)の18時からはオープニングパーティーを開催します。
* 現在の参加者は20名ほどです。22日まで予約を受け付けています。

【日時】2016年6月26日(日)   
【開場】ボダイジュカフェ
【開始】18時~
【終了】20時(予定)
【料金】お1人様 2,500円
【予約締切日】6/22(水)

◎お食事内容◎
1品 / サラダバー / メイン料理 / 1ドリンク
※1品・・・唐揚げ等のアラカルトメニューを予定しております。

・ご予約はコチラより。
Facebookからの予約も可能です。

かしこまったパーティーではなく、トイカメラみたいに緩い感じになると思います。ちょっと興味あるなって方はぜひ一歩踏み出してみて下さい(笑)。
僕は主役ではないから直接は誰にもパーティーへお声がけしていないので、きっと一人ぼっち。隅っこでビール片手に壁と話していると思います。誰か僕の相手してー。

 


 

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悪くないけどボツ多重


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『フィルムトイカメラ教室グループ展』のボツ多重写真。
ボツとはいえ結構気に入っています。

予測の出来ない多重露光も、光を調整することである程度コントロールは出来ます。
今回の展示作は何と何と重ねたのか分かるようにしたい。

この写真は、メリーゴーランドを撮った後に、自宅の窓の前で子供を撮影しました。
写真の左はメリーゴーランドが見えるようにカーテンを閉じて光量を落としました。
右はカーテンを開いて子供がシルエットになるように調整。

 


 

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どこかに青い花はないか。


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6月27日(月)より大阪のボダイジュカフェにて「フィルムトイカメラ教室」のグループ展を開催します。
前日の26日(日)に搬入、18時よりオープニングパーティーを開催します。

Facebookイベントページ

 

展示のテーマやパーティーの詳細など改めて告知しますが、難易度は高めで、みんななかなか大変なご様子。
でもそれだけ身にはなると思う。

個人の写真だけではなく、ボダイジュカフェの空間を目一杯使って、ただのグループ展では出来ないような、僕の個展でも出来ないような展示になる予定です。

それぞれ個人の作品もありますが、他にも課題がいくつかあって、僕は青い花の撮影。

これがなかなかない。水色はあるんだけどなぁ。

青い薔薇どこかに咲いてないかなぁ。でもあれも青でもなかったような。

紫陽花に期待かな。

 


 

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トイカメラの教科書『ゆるふわ(ハイキー)写真の撮り方』


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トイラボさんで連載中のコラムがアップされました。
今回は、女性に人気の『ゆるふわ写真の撮り方』です。

こういう写真、作家さんによっていろいろ言い回しは違いますけど、柔らかくってふんわりした写真ってことですね〜。

一時期の僕はクロスプロセスでビビッドなガリゴリなド派手写真や、昭和レトロなノスタルジー写真が好きでしたが、最近の僕の写真はこっち寄りです。
いまもビビット&レトロは撮りますけどね。

これまでいろいろ撮りながら、自分の世界を広げてきました。
ここからはそれをもっと尖らしていきたいです。

いまは撮り方を教えているので、「どんどん真似してねー」という感じですが、誰にも真似が出来ない唯一無二なカメラマンも目指しています。

 

「ゆるふわ(ハイキー)写真の撮り方」

 


 

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神懸かった一枚はどこにあるのか?


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昨日の記事の続き。

『平均していい写真を撮れる』と書いたのですが、その中でも多少のムラはあります。
60点ばかりの日もあれば、80点オーバーの写真ばかり撮れる時もあります。

これが困ったことに原因がよく分かりません。

はじめて行った場所で天気も良くってテンション高らかに撮っていても、全体的にパッとしない時もあります。

雨降りや曇りだけど、いい写真がズラリなんて時もあります。

 

それでも昔と比べると、平均点は随分高くなりました。
でもそれは失敗しない撮り方が増えたとも言えます。

だから、たまには平均を求めない撮り方をしてみてもいいのかもしれないなって思います。その中に神懸かった一枚が潜んでいるのかもしれない。

ま、ほんとにダメ写真ばかりだとちょっと凹みますけどね。

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失敗から学んだ先にある写真の楽しさ


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フィルムの楽しいところは、失敗することでもあります。
…なんて、どんだけポジティブな言い方してんだって話ですが、それも必要なことだと思っています。
今日はそんなお話。

 

デジタルとフィルムの失敗の違い

デジタルって、その場で確認して対応出来るのはめっちゃ利点ですが、あまり失敗した意識ってないんですよね。あるとすれば、電池やSDカードを忘れる失敗くらい。
でもフィルムって、時にはほぼ全滅することがあります。当然、確認出来ないので撮ってる最中は気付きません。
仕事となると超怖いです。

単純なミスもあります。フィルムが空回りして一枚も撮れていかなかったり、電池が切れているのに気付かず撮り続けていたり。
フィルムを入れずに撮っていたこともあります。撮り終わって、裏蓋パカっ、空!? って、もうアホです(笑)。でもカメラによってはこれがあり得ます。
昔は現像所で自分で現像していたんですが、現像中に電気を点けられたこともありました。もちろんそのフィルムは全滅です。

 

失敗とは学ぶということ

クロスプロセスや多重露光など、博打的な要素のある撮り方をすれば、失敗することもあります。感度設定や露出を間違っていたり、距離設定や構図の失敗もあります。その日の天候や明るさに適したフィルムというのもあります。ふんわり撮りたいなら、それに合わせたフィルムをチョイスする必要があります。カメラの個性だってあります。
そこを学んでいかないとイメージ通りに撮ることが出来ません。

でも、僕はそうやっていろいろ失敗してきたお陰で、随分と学べることもありました。いまはトイカメラなどの天の邪鬼なカメラでも、イメージ通りに撮ることが出来るようになりました。
言ってしまえば、全ての失敗は成功への道しるべなんですよね。
新しいことに挑戦して、そこを乗り越えるたびに、写真の楽しさが増えていきます。

たいして知識もなく、だけどただ撮ることが楽しい時期もありましたが、それとはまた違った楽しさです。

だからそれを恐れないで、失敗しても悔やみ過ぎずに、次に生かしていけばいいと思います。

今はデジタル全盛期ですが、フィルムのある時代に生まれてほんと良かったなーって思っています。

 


 

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