フィルムトイカメラ教室写真展「それから…」開催中!


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搬入、そしてオープニングパーティーも無事に終わり、本日より開催です。

個人作品や共同作品などで、展示場所であるボダイジュカフェさんの広い空間を埋め尽くしています。個展でもない、グループ展でもない。教室だからこそ出来た展示だと思います。

 

場所:Bodaiju Cafe(扇町)

地下鉄堺筋線扇町駅6番出口より梅田方面に徒歩3分 
各線梅田・泉の広場より扇町通りを扇町公園に向かって徒歩10分 
*Googleマップはコチラ

 

日程:6月27日(月)〜7月11日(月) 11時〜18時

*最終日は16時まで
*お店が15時より貸切の日があります。
事前にカフェのHPにてご確認下さい。http://www.bodaiju-cafe.com/contact/

★7/9(土)は15時より貸し切り
★7/10(日)は13時より貸し切り(L.O.12時30分)
* 貸し切り時間でも展示を見るだけは一応可能なのですが、パーティーなどが開催されていて、ゆっくり見ることは出来ないかと思われます。出来る限りそれ以前にお越し下さい。

 


展示作品は全てフィルムカメラで撮られたものになります。フィルムならではの面白い作品をたくさん展示しています!
また、個々の作品集などもお店に置いていますので、ドリンクを飲みながらゆっくりと眺めて頂ければ嬉しいです。

【在廊予定】
7/2(土)11時〜18時 
7/9(土)11時〜13時 
7/11(月)12時〜


* Facebookイベントページ

 

 

カメラの個人レッスン

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【告知】東京にて「多重露光」&「自作レッドスケール」ワークショップを開催します!


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東京では一年ぶりのワークショップになります。今回は8月6日と7日の2daysで開催。
暑さも考慮して15時から夕方までの開催です。
講座後に撮影に行きます。

8/6(土)は「自作レッドスケール」
8/7(日)は「多重露光」

自作レッドスケールにキャンセルが出たため追加募集いたします

 

「自作レッドスケール」ワークショップ  8/6(土)15時〜18時

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ロモグラフィーやローライから発売されている、赤〜オレンジに発色する「レッドスケール」フィルムを制作します。制作といっても、もちろんゼロからではありません。
レッドスケールはフィルムの裏表が反転されているものですので、みなさんに中身を詰め替えて頂きます。一度これを覚えれば、後は自宅での制作も可能です。

制作の為にフィルム2本必要ですが、こちらで準備いたします。詰め替えた後に撮影に行きます。入場料のかかるところには行く予定はありませんが(行くとすれば世界貿易センタービル)、その際はそれぞれ実費でお願いいたします。

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「多重露光」ワークショップ 8/7(日)15時〜18時

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日常がアートの世界に!!多重露光はフィルムカメラで一番面白い遊びですね。
でも、「やったことはあるけど上手くいかない」という方も多いんではないでしょうか?ワークショップではサンプルの写真をお見せしながら、失敗しない方法や上手く重なるコツなどをレクチャー、その後撮影に行きます。
デジタルの多重とは違い、陰影を意識することが大切です。こちらで準備するフィルムは今や幻となったコダックのリバーサルフィルムです。クロスプロセスするとド派手な発色になります。
ギラギラした夏との相性が抜群のフィルムをご用意いたします。
入場料のかかるところには行く予定はありませんが(行くとすれば世界貿易センタービル)、その際はそれぞれ実費でお願いいたします。

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【料金】

いずれか一日のみ 5,500円 。二日連続  10,000円

*35mm使用のフィルムカメラ必須となります。
*レンタルカメラ(LOMO LC-A)希望の方は+500円
(撮影中に落下などで故障した際の保障込み) 
* カメラを持参する方は申込みの際に「カメラ名」の記載お願いいたします。
* 基本的には雨天決行です。
* お支払い完了で、予約完了となります。

【キャンセル料金】
当日:全額
当日〜7日前まで:半額
それ以前は無料となります。

【料金に含まれるもの】
フィルム、現像、写真のプリント(Lサイズ)、データ化(16BASE)。
合計3,500円ほど

* フィルムはWS終了後にネットフィルム現像所の『トイラボ』さんに郵送になります。その後、現像済みフィルム・プリント・データCDをお届け致します。データサイズの16BASEは大きいのでA4などにもプリント可能です。
* 当日撮影された写真は、お一人3枚ほどトイラボHP内のコラムにてシェアさせて頂ければと思っています。

 

【講座・撮影場所 】

東京タワー近辺予定

6日・7日の撮影場所はほぼ同じになりますが、撮れる写真の色や雰囲気は全くの別物になります。連日のご参加でその差を楽しんで頂けると嬉しいです。

募集人数は5〜10名になります。

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【告知】フィルムトイカメラ教室(大阪)三期生募集


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フィルムトイカメラ教室(大阪)の三期生を募集致します。
今回は平日、木曜日のクラスになります。平日は初の教室です。何曜日が一番いいのかやってみないと分からないので、とりあえず木曜日で募集してみようという考えですので(すいませんっ)、『別の曜日なら行けたのに〜』という方がいましたら、ご連絡頂ければ嬉しいです。

 

『フィルムトイカメラ教室〜Beginner’s class(三期生)』

大阪にてトイカメラ教室を開講します。フィルムやトイカメラの基礎から応用までを、講座、撮影会、講評会を通し、5ヶ月(全8回)で学びます。
月に2回(8月と12月は1回)、木曜日開催の初心者向けの講座となります。
定員は4名〜6名の少人数のクラスになります。一緒に学んで一緒に撮影に行きましょう!!
* 募集人数に達しない時は、開講を見送ることもあります。

□ 内容
トイカメラやフィルムに興味のある方、基礎から学びたい方。持っているけど使いこなせていない方、トイカメラをはじめたいけど、どのカメラを購入すればいいか分からない方。
講座、撮影会、講評会を通し、フィルム別の発色や、クロスプロセス、多重露光を学びます。デジタルでの撮影がメインの方もフィルムを知ることで、さらに写真の奥深さや、一枚一枚の大切さを知ることが出来ます。
花の撮り方、猫の撮り方、なんでもご質問下さい。生徒さん同士での交流も生まれますよ。 教室はアットホームな感じです。

□ 講座の会場
ボダイジュカフェ(扇町)など。
*カフェの場合はドリンク代無料。
*当事務所の場合は最寄り駅からの送迎もあり。お茶も出します(笑)。

□ 時間
14時〜16時

□ 料金
全8回 28,000円(3,500円×8回)
お支払いは2ヶ月ごと。14,000円×2回 (8/25と10/27)

* 交通費、カメラとフィルムの購入費、現像代は実費
* レンタルカメラ無料
* 初回の撮影会にてnostalgie red100フィルムを1本プレゼント(以下のような発色になります)
* 少人数の教室のため、欠席の際のご返金はございませんが、別日の講座終了後や撮影会の際に授業の内容の簡単なご説明、資料をお渡しいたします。

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□日程 (一部、内容が変更になる可能性もあります)
8/25(木) トイカメラ・フィルムの基本。カメラ別の描写の違い。
9/8(木) 撮影会。初心者の方はフィルムの装填なども説明。
9/22(木) 講評会。フィルム別の発色の違いや特徴。
10/13(木) クロスプロセスのメカニズムと発色の違い。秋桜(コスモス)の撮り方。 
10/27(木)   クロスプロセス撮影会。
11/10(木) 講評会。多重露光のコツや方法。
11/24(木)     多重露光撮影会。
12/8(木)   講評会。まとめ。

* 内容は予定の為、変更の可能性あります。
* 撮影会は雨天決行ですが、大雨などの際は振り替え(またはご返金)になる可能性もあります。

お申込み、お問い合わせは以下の『お申込みページ』よりお願いします。


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お申込み後、1〜2日以内に折り返しメールを致します。届かない際は、PCからのメールを拒否設定されているか、迷惑メールに振り分けられている可能性があります。
「返信来ないよー」と言う方は、こちらにコメント頂くか、Facebookからのメッセージでお願いします。


 

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未完成な写真


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最近思うのは、自分の写真世界はまだまだ完成されていないということ。

昔はもっと自信があったと思う。極めたつもりでいたのかもしれない。目的地が明確だったかもしれない。でもそれはただ無知だったからなんですね。

今なんて目的地が、高い山の頂上みたいに霞んで見えやしません。ぼんやりと、とりあえずこっちに行けばいいんだろうって感じです。写真に対してずっと一途にやってきて、その時間が長くなるほど自分はまだまだってどんどん気付いていきます。

だからこそ、一生を捧げてとことん追求していきたい。僕にとってはそれくらい価値のあるもので、ほんとにステキな贈り物を授かりました。

そして、どうせなら今の活動の中で、そんなことも伝えていきたいです。写真はめっちゃええよーって。
技術や知識を教えながら、撮影することの楽しさだけでなく、続けることで見えて来る面白さもそれとなく伝えていきたいです。

このブログでもそうだし、出来ることならワークショップや教室を、じーさんになっても続けていきたい。

 

 

カメラの個人レッスン

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芸術とは、最も美しい嘘のことである


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ドビュッシーの言葉です。いいですね。僕にとっては写真も芸術ですから。
本人は『音楽は』、ってことで言ったのかもしれませんけどね。音楽や絵画は架空のものを創り出せるけど、写真は存在するものに限られてしまう。
でもそこに縛られなくてもいいや、と。

ちゃんとした写真だけが写真じゃないですよね。クロスプロセス現像で現実離れした色味にしたり、多重露光という嘘の写真もいいじゃないかと。

『そんなの写真じゃない』、と言う方もいるかもしれません。
でも、写真の定義って『穴やレンズを通して光を感光剤に焼き付け、現像処理をして可視化したもの』です。この写真は空と観覧車の多重露光をクロスプロセス現像したもの。定義からはズレていませんし、Photoshopで合成したわけでもありませんからね。

ま、ちゃんとした写真って何なんだって聞かれても正直良く分かりませんし、人によって変わるもの。
そもそも、見たままを撮るのって難しいんですけどね。

何が言いたいかって、写真世界って『こうでないとダメ!』って言う方が多いけど、どう表現するかは自由です。真実を伝えるための写真だけでなく、美しい嘘の写真があってもいいですよね。

 


 

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悪くないけどボツ多重


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『フィルムトイカメラ教室グループ展』のボツ多重写真。
ボツとはいえ結構気に入っています。

予測の出来ない多重露光も、光を調整することである程度コントロールは出来ます。
今回の展示作は何と何と重ねたのか分かるようにしたい。

この写真は、メリーゴーランドを撮った後に、自宅の窓の前で子供を撮影しました。
写真の左はメリーゴーランドが見えるようにカーテンを閉じて光量を落としました。
右はカーテンを開いて子供がシルエットになるように調整。

 


 

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シンプル過ぎてボツ多重


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フィルムトイカメラ教室の展示作品。みんなで制作するものもありますが、それぞれ個人での作品もあります。
個人作品は3枚。その中に多重露光した写真もあります→詳細

この多重作品ですが、久しぶりに苦戦しながら撮影しております。
普段は『撮りたいもの』+『花などの出来るだけシンプルなもの』で重ねているんですが、展示テーマに合わせると『過去』+『今』を重ねる必要が。これがなかなか難しいんですよね。普通に重ねるとただただごちゃごちゃした写真になってしまう。

ちょっとネタバレみたいになってしまうけど、この写真は一瞬候補になったけど、ボツになった写真。シンプルで面白いんですけどね〜。撮ろうと意図していたものとは少し違って、やや偶然もあって。

口から飛び出してる観覧車。ストロー?ていうより、ナウシカとかに出て来る虫っぽい(笑)。
それなりのインパクトもありますが、後に印象に残るようなものを撮りたい。
あくまで理想ですが、一度展示を見に来てくれた方が、気になって、もう一回見にいこうかなって思ってしまう写真

スプロケットロケットでも多重してみて、いいのがあったけど自然に重なり過ぎていて、多重と気付かれない恐れもあってボツ。
ボツの繰り返しだけど、少しずつ近付いてきています。

ごちゃっとしているけどシンプル&印象に残る写真に。

多重露光なんて偶然の産物もあるし、この展示も僕は主役ではなくってサポート的な立ち位置だけど、一応 先生だし(笑)。しっかり狙い通りなものを撮りたい。
『この先生の写真いまいちやね』って思われると、生徒たちに申し訳ない。

だから、撮らねばいけない。せめて自分が納得出来る写真を。

 


 

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多重露光で失敗を続けてみる


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以前、多重露光のコツは一枚をシンプルにすること、と書きました。コチラ
そして花と重ねると失敗が少ないと。

この写真。お気に入りなんですが、花を真上から撮って、観覧車と重ねただけです。
でも、いいですよね。シンプル&爽やかで。

いろいろ試してきた結果のコツです。

 

でも次は、逆にそのコツから離れてみようかと思っています。

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ごちゃごちゃさせてみる。

いやー、難しい。やってみたけど失敗ばかりです。

 

一枚目の写真は観覧車が主役で、花が脇役、ですが、
もっと、こう。なんていうのかな、
ごちゃっとしているけど、主役がハッキリと2つあるような?

多重露光でしか表現出来ない、新しい写真世界を創り出したいですね。
邪道かもしれないけど、これをしっかり極めたらもう一歩先に進めそうです。

 

 

カメラの個人レッスン

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神懸かった一枚はどこにあるのか?


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昨日の記事の続き。

『平均していい写真を撮れる』と書いたのですが、その中でも多少のムラはあります。
60点ばかりの日もあれば、80点オーバーの写真ばかり撮れる時もあります。

これが困ったことに原因がよく分かりません。

はじめて行った場所で天気も良くってテンション高らかに撮っていても、全体的にパッとしない時もあります。

雨降りや曇りだけど、いい写真がズラリなんて時もあります。

 

それでも昔と比べると、平均点は随分高くなりました。
でもそれは失敗しない撮り方が増えたとも言えます。

だから、たまには平均を求めない撮り方をしてみてもいいのかもしれないなって思います。その中に神懸かった一枚が潜んでいるのかもしれない。

ま、ほんとにダメ写真ばかりだとちょっと凹みますけどね。

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数年に一枚だけ撮れる神懸かった写真が撮りたい


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自分の中で定番となるようなお気に入り写真、
見れば見るほど「これ、ちょっとズバ抜けてるなー」って写真、
これがね、数年に一枚しか撮れません。

しかもここ数年撮れてません。

そういう写真は、自分の想像出来るレベルを越えているものです。
ある種、神懸かった写真。

 

「自分の実力を越えているものなので、自分で撮った気がしない?」

いやいやいや、それは普段からまだ思い通りに撮れていないという裏返しかもしれません。
僕よりもベテランの方は星の数ほどいますので、あまり偉そうなことは言えませんが、続けてきたからこそ、ほんの一瞬辿り着ける境地みたいなものがあるんですよね。ご褒美みたいなものでしょうか。
同じ場所で数時間粘って撮ったから、とかじゃないんです。

カメラ、フィルム、光、天候、湿度、風景、色、ピント、構図、技術や知識、そして感性。
そんな全てがピッタリと重なる瞬間というのがあるんです。

きっと、それは写真に限らずどんな世界にも用意されているもの。
それを見たいが為に写真を撮っていると言ってもいいくらいです。
だって、超テンションあがりますから↑↑

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プロとしては、イメージ通りに撮ることは当然必須なことですが、それが出来るようになると、そのイメージを大幅に越えてくれる写真ってなっかなか撮れないです。

シャッターを押す瞬間に、「きたーー」ってなる時もありますが、それも想像出来ているんですよね。
いい写真が撮れているって分かるんです。

仮に『神に愛された写真』が95〜100点だとしたら、平均して70点くらいの写真はたくさん撮れます。
きたーーの時は80点超えとか。

まぁ、何が言いたいかっていうと、そろそろ愛されたいわけです(笑)。

そしてそんな予感もしてるんですよね。

 


 

 

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