謎のフィルム【Svema Color 125】と今年最後の【撮影込みのWS】


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撮影込みのWSは本当は今日の「カメラシャッフル」で終了だったんですが、台風で延期延期となった来週の「フィルムで操る色彩」がラストとなります(12/29か30日に何かやってみるかもですが)。

「フィルムで操る色彩」http://amaki15.photo/osaka2017.html

こちらのワークショップは、僕がチョイスしたフィルムの中からお好きなものを選んで貰って、北野異人館を撮影する内容です。それぞれのフィルムのサンプル写真、相性の良い被写体などをご紹介します。
延びたってこともあり、東京WSで使用した『Deep Color 100』というオリジナルフィルムを追加します。

これは僕が海外から購入した長巻きフィルムを詰め替えたもので、中身は『SvemaColor125』というフィルムです。日本では販売しているところはめったにないので、知らない方も多いはず。

これまた他にはない発色の面白いフィルムでお気に入り。てことで、それをトイラボさんHPで連載中のコラムにてまとめてみました。9月に開催した東京WSで、参加者さんや僕の撮った「江戸東京たてもの園」の写真も紹介してます!

「カラーネガフィルム【Svema Color125】の試し撮り」
http://cafe.toylab.jp/column/amaki15/15252/

 

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魚眼レンズでGO!


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対角線魚眼レンズを購入したので、いつもの如く娘で試し撮り。広角に慣れているからか、撮ってみると案外普通。広角と魚眼は別物だけど、効果的に撮るのはなかなか難しいなーって印象です。

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歪みが分かるような撮り方を考えながら撮影。

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この写真だと広角との差ってあまり分からないかもしれないけど、真っすぐ撮っても丸みが出ます。
単純に『寄っても全体が入るレンズ』ってだけでも使えますね。狭い場所でも使えるし。

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望遠だと水平に気を配るけど、そこはあえて豪快に傾けてみる。こういう撮り方は慣れているし、ノーファインダーもありですね。今度同じ場所で「超広角」と「対角線魚眼」を撮り比べてみようかな。

 

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【東京WS】続・ノスタルジックが止まらない〜谷中二日目


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谷中WSの2日目は期限切れフィルムで撮影。『谷中霊園』〜『ヒマラヤ杉』〜『谷中銀座&夕焼けだんだん』コース。このセンター分けの子は夕焼けだんだんで三日連続で出会えました。

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ブロニカにはロモグラフィーパープルを入れていましたが、途中でシャッター不良。何度か起こっているけど原因不明。シャッタースピードと絞りでダメな組み合わせとかあるんだろうか。3枚だけ撮って終了。後はただの大荷物に。

2日目は路地なども通りつつのルート。迷路みたいな谷中ではぐれたら迷子です。ということもあり、人数を確認しながら進むのでサラリとしか撮れませんでした。なので、ここからは2013年の写真を(笑)。アートリンク谷中の時ですが、毎週訪れて撮りまくっていました

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『みかどパン&ヒマラヤ杉』です。このヒマラヤ杉は切るか守るかで著名活動もしていましたね。地元民じゃないけど、守り続けて欲しいですね。パワースポットです。

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谷中は散策すればするほど面白いです。谷中銀座だけじゃなくって、路地をウロウロすればいろんなステキに出会えます。

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その近くにある「ねんねこ家」。なかなかの外観。入ったこともあります。

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この坂道も好きです。ちょっと尾道を思い出します。別に尾道が故郷ではないけど(笑)。

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夕焼けだんだん。2013年頃は人が少なかった気がしますね。谷中に関しては東京の中では想い出深い場所です。また今度はゆっくりと1人で散策もしようかな。

 

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【東京WS】続・ノスタルジックが止まらない〜谷中一日目


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谷中WSの一日目は夜撮りのコツやオススメフィルム、長時間露光のことを少しお話して谷中銀座で撮影。谷中銀座に到着前の煎餅屋さんで、すでに食べ撮り歩きがスタート。

僕も自宅土産にたくさん購入。娘もバリバリボリボリ美味しそうに食べました。えびが美味しかったです。

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夕焼けだんだん。ちょうど階段の向こうに満月が浮かんでいましたが、ギリギリ写らなかったです。夜の谷中銀座はさらに魅力的です。撮るというよりも、食べる買い物する系です。谷中の魅力は撮るだけじゃありませんからね。いろいろ堪能して頂けたかなぁ。

終わった後は夕焼けだんだん横にある谷中ビールのお店に行きました。ビールも吞みやすくて食事も美味しいお店でした◎

 

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自宅の近くの公園から見える観覧車


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自宅の近くにある小さな公園と、万博の観覧車の多重露光です。実際、観覧車は近くにありません。

朝カーテンを開いたら観覧車が見える家にちょっと憧れもあったりします(笑)。マイホームを購入する時に、いろんな場所を見て回ったのですが、歩いて5分ほどの距離に観覧車がある家もありました。

ちょっとだけ心惹かれてしまったのですが、坂を上った所にある広〜い敷地内の『ザ・集合住宅』という場所だったし、家の中を見ている時に前の家の人がこちらを見た後に窓のシャッターを豪快に締めたのを見て、ちょっと微妙だなーと思ってやめました(笑)。
ちょうど締めるタイミングだとしても、僕ならゆっくり締めるか後にしますからね。「来るな!」みたいなガラガラドッシャーンでした。

隣人トラブルってよく聞くし、ニュースでもたびたび話題になるので、マイホームって家の中よりも環境の方が大切だと思います。以前済んでいた借家は隣人が最悪でしたから。

いまの家はとても恵まれていて、お隣さんの姉妹が娘と遊んでくれます。幼なじみですね。
庭に小さな砂場をつくったのですが、そこでよく3人で遊んでいます。幼稚園も一緒に行ってるし、妻もいろんな相談が出来たりするので喜んでいます。

自宅から観覧車は見えないけど、別荘の軽井沢からは見えるしいいか、と夜な夜な妄想しています。

 

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真実と過去の時間帯


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教室やワークショップが終わる頃の時間帯。日が傾いて影が伸びる、夕暮れの少し前が好きです。

それまでは均等に当たっていた光が、被写体の別の姿を映し出します。何気ない風景が突如輝き出す、みたいな。
いろいろ撮影して来た後でも、一番テンションが上がります。

写真をやめたいと思ったことはないですが、写真をやめたら何が出来るか考えることはあります。それなりに何でも屋みたいなことをやってきてますが、プロと比べると雲泥の差かもしれない。
結論は『やっぱり誇れるのは写真だけやな』です。取り上げられたらチーンです。

絵を描くことや文章を書くことは好きだから、そっち方面でも何か出来ればいいなぁと思っていたりもします。写真をはじめる前はむしろそちら側でした。
写真って、たとえ多重露光しても撮影するものは『真実』だけど、絵や文章は『架空』の世界を創り出せるから、羨ましく思うことがあります。

せめてもの抵抗かもしれないけど、写真の中には物語を詰め込むことを心掛けています。見てくれた方が前後を想像したくなるようなものを撮ろう、と。

夕暮れの少し前の時間帯って僕にとって『真実』がちょっとだけ歪められる気がします。
『未来的な架空』というよりは、『過去の想い出』ですけどね。

 

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和泉リサイクル環境公園と万博公園のコスモス


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和泉リサイクル環境公園の『台風通過後のコスモス』。倒れているのは承知で行きました。泥の中で咲く健気さは美しいと感じた一枚。

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こちらは万博公園の「雨の中のコスモス」。雨にもかかわらずたくさんの方が撮影されていました。期限切れフィルムを使用したので、ザラザラしていますが、雨の雰囲気とも合っているような気もします。雨だし、傘をさしてるし、ブロニカは重たいし、とりあえず撮っておけーって感じでしたが。もうちょっとじっくり撮れば良かったなぁ。

一日雨になってしまったワークショップだったんですが、こんな機会がないとこの条件下では撮らないので貴重な写真です。
ま、そこらへんは僕にとってはあまり貴重でもないかもしれないけど(笑)。

 

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どーしてもうたんや、おいー!


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絞り開放で子供を撮影する方法その1は、『何かに集中させること』です(笑)。AFの追尾などもありますが、なんやかんやで確実性を考えると被写体が静止していることが一番。だから『動かさない方法』を考えるんですね。もはやカメラの腕は関係ありません(笑)。

もちろんそれだけじゃダメ、というか腕も磨けないです。だから、マニュアルフォーカスに切り替える。子供の動きを予想してピントを合わせておき、そこに来た瞬間に撮る。など、自分なりに工夫もしていきます。アナログ人間なので、なるべく機械に撮ってもらわないようにしたいのです。

プロなので、もちろんピント以外でも考えることはたくさんあります。水平、構図、背景、光の向きなど大切なことはたくさんあります。撮って出しを目指していますが、RAW現像でそれをより良くもします。
『ここでこのアングルで撮れば良さそうだな』、と。それを瞬時に見極める能力も大切ですね。だから写真の知識だけではなくて、感性や経験値が必要です。

子供を撮る時はカメラ目線をしてもらったり、笑わせたり出来ればいいですね。

ちなみに、デジタルよりもフィルム派の娘。フィルムだとカメラに向かって笑顔やポーズもくれますが、デジタルだと「ニコってしてー」って言うとなぜか超絶大根役者ばりの作り笑顔になります。
フィルムだと自然にやってくれるのに、「どーしてもうたんや、おい!」

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娘にとっての『デジタルとフィルムの違い』


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久しぶりにデジタルで娘撮影。大きくなって外でたくさん遊ぶようになったこともあって、最近はもっぱらフィルムでの撮影でした。

相変わらず動き回る娘の撮影は難しいです。望遠レンズで開放気味に撮るとピント合わせが大変ですね。今回はやけにズレを感じたので、もしかするとピントズレが出て来たのか、ただ腕が鈍ってるのか。とりあえずメーカーに出すか、一度チェック&調整しないとダメかもしれません。

ちなみに、なぜかフィルムで撮る時はやたらポーズもしてくれるので、僕にとってはフィルムの方が簡単だったりします。

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望遠といってもそんな遠い距離でもないんですけどね〜。だから当然僕とカメラの存在には気付いてます。でも、カメラ目線もなければ顔も真顔(笑)。

ちなみにフィルムのパトローネを見ると、「フィルム!」「パパの大事なもの!」という認識はあります。いまの日本の二歳児でフィルムを知ってる子はどれくらいいるんだろうな。娘のお友達は当然知らなくて。それを説明するのがめっちゃ難しいです。

 

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BRONICAで初コスモス


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今年のコスモスシーズンは「雨ばっかり&台風で倒れてしまう」ってことで、例年よりは撮影が出来ずでした。

ブロニカではまだ撮ったことがなかったので、もっとじっくり撮りたかったなぁ。来年はプライベート撮影をもっと充実させようと思っています。

フィルムはカメラによって写りがガラリと変わります。だからいろんなカメラが欲しくなって、つい買ってしまって。撮影日にはどのカメラを持って行くか迷います。そんな時間も楽しいです。

今月の大阪ワークショップはいろんなカメラを使って頂きます。写真を見て気に入って購入することもありますが、使ってみるとさらによく分かります。ブロニカは写りもいいし、ファインダーを覗くのも楽しいです。ただ、重た過ぎる欠点があります。

LC−Aはピントは緩めですが、お手軽に独特の雰囲気で撮れるので、お散歩や買い物にも持っていけます。そうやっていつも連れ歩けるカメラは一台は持っておきたいですね。

11/20(日)はキャンセル待ちになりましたが、来週16(木)はまだ少し飽きがあります。

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