未完成な写真


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最近思うのは、自分の写真世界はまだまだ完成されていないということ。

昔はもっと自信があったと思う。極めたつもりでいたのかもしれない。目的地が明確だったかもしれない。でもそれはただ無知だったからなんですね。

今なんて目的地が、高い山の頂上みたいに霞んで見えやしません。ぼんやりと、とりあえずこっちに行けばいいんだろうって感じです。写真に対してずっと一途にやってきて、その時間が長くなるほど自分はまだまだってどんどん気付いていきます。

だからこそ、一生を捧げてとことん追求していきたい。僕にとってはそれくらい価値のあるもので、ほんとにステキな贈り物を授かりました。

そして、どうせなら今の活動の中で、そんなことも伝えていきたいです。写真はめっちゃええよーって。
技術や知識を教えながら、撮影することの楽しさだけでなく、続けることで見えて来る面白さもそれとなく伝えていきたいです。

このブログでもそうだし、出来ることならワークショップや教室を、じーさんになっても続けていきたい。

 

 

カメラの個人レッスン

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芸術とは、最も美しい嘘のことである


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ドビュッシーの言葉です。いいですね。僕にとっては写真も芸術ですから。
本人は『音楽は』、ってことで言ったのかもしれませんけどね。音楽や絵画は架空のものを創り出せるけど、写真は存在するものに限られてしまう。
でもそこに縛られなくてもいいや、と。

ちゃんとした写真だけが写真じゃないですよね。クロスプロセス現像で現実離れした色味にしたり、多重露光という嘘の写真もいいじゃないかと。

『そんなの写真じゃない』、と言う方もいるかもしれません。
でも、写真の定義って『穴やレンズを通して光を感光剤に焼き付け、現像処理をして可視化したもの』です。この写真は空と観覧車の多重露光をクロスプロセス現像したもの。定義からはズレていませんし、Photoshopで合成したわけでもありませんからね。

ま、ちゃんとした写真って何なんだって聞かれても正直良く分かりませんし、人によって変わるもの。
そもそも、見たままを撮るのって難しいんですけどね。

何が言いたいかって、写真世界って『こうでないとダメ!』って言う方が多いけど、どう表現するかは自由です。真実を伝えるための写真だけでなく、美しい嘘の写真があってもいいですよね。

 


 

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悪くないけどボツ多重


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『フィルムトイカメラ教室グループ展』のボツ多重写真。
ボツとはいえ結構気に入っています。

予測の出来ない多重露光も、光を調整することである程度コントロールは出来ます。
今回の展示作は何と何と重ねたのか分かるようにしたい。

この写真は、メリーゴーランドを撮った後に、自宅の窓の前で子供を撮影しました。
写真の左はメリーゴーランドが見えるようにカーテンを閉じて光量を落としました。
右はカーテンを開いて子供がシルエットになるように調整。

 


 

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テーマとズレてボツ多重


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展示多重失敗写真、まだまだ続きます。
失敗というか、自分の中のテーマからズレてるんですよね。
重なり具合はいいんだけどな。

多重露光作品は、36枚撮りきってフィルムをはじめに戻して、また36枚撮って重ねています。
その二回目、最後の数枚はテーマを気にせずおまけ感覚で撮っていて、そこにいい感じの写真があったりします。

他にもいくつかお気に入りがあって。
テーマをいっそのこと、そちらにこじつけたくなります(笑)。

 


 

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シンプル過ぎてボツ多重


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フィルムトイカメラ教室の展示作品。みんなで制作するものもありますが、それぞれ個人での作品もあります。
個人作品は3枚。その中に多重露光した写真もあります→詳細

この多重作品ですが、久しぶりに苦戦しながら撮影しております。
普段は『撮りたいもの』+『花などの出来るだけシンプルなもの』で重ねているんですが、展示テーマに合わせると『過去』+『今』を重ねる必要が。これがなかなか難しいんですよね。普通に重ねるとただただごちゃごちゃした写真になってしまう。

ちょっとネタバレみたいになってしまうけど、この写真は一瞬候補になったけど、ボツになった写真。シンプルで面白いんですけどね〜。撮ろうと意図していたものとは少し違って、やや偶然もあって。

口から飛び出してる観覧車。ストロー?ていうより、ナウシカとかに出て来る虫っぽい(笑)。
それなりのインパクトもありますが、後に印象に残るようなものを撮りたい。
あくまで理想ですが、一度展示を見に来てくれた方が、気になって、もう一回見にいこうかなって思ってしまう写真

スプロケットロケットでも多重してみて、いいのがあったけど自然に重なり過ぎていて、多重と気付かれない恐れもあってボツ。
ボツの繰り返しだけど、少しずつ近付いてきています。

ごちゃっとしているけどシンプル&印象に残る写真に。

多重露光なんて偶然の産物もあるし、この展示も僕は主役ではなくってサポート的な立ち位置だけど、一応 先生だし(笑)。しっかり狙い通りなものを撮りたい。
『この先生の写真いまいちやね』って思われると、生徒たちに申し訳ない。

だから、撮らねばいけない。せめて自分が納得出来る写真を。

 


 

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どこかに青い花はないか。


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6月27日(月)より大阪のボダイジュカフェにて「フィルムトイカメラ教室」のグループ展を開催します。
前日の26日(日)に搬入、18時よりオープニングパーティーを開催します。

Facebookイベントページ

 

展示のテーマやパーティーの詳細など改めて告知しますが、難易度は高めで、みんななかなか大変なご様子。
でもそれだけ身にはなると思う。

個人の写真だけではなく、ボダイジュカフェの空間を目一杯使って、ただのグループ展では出来ないような、僕の個展でも出来ないような展示になる予定です。

それぞれ個人の作品もありますが、他にも課題がいくつかあって、僕は青い花の撮影。

これがなかなかない。水色はあるんだけどなぁ。

青い薔薇どこかに咲いてないかなぁ。でもあれも青でもなかったような。

紫陽花に期待かな。

 


 

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トイカメラの教科書『ゆるふわ(ハイキー)写真の撮り方』


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トイラボさんで連載中のコラムがアップされました。
今回は、女性に人気の『ゆるふわ写真の撮り方』です。

こういう写真、作家さんによっていろいろ言い回しは違いますけど、柔らかくってふんわりした写真ってことですね〜。

一時期の僕はクロスプロセスでビビッドなガリゴリなド派手写真や、昭和レトロなノスタルジー写真が好きでしたが、最近の僕の写真はこっち寄りです。
いまもビビット&レトロは撮りますけどね。

これまでいろいろ撮りながら、自分の世界を広げてきました。
ここからはそれをもっと尖らしていきたいです。

いまは撮り方を教えているので、「どんどん真似してねー」という感じですが、誰にも真似が出来ない唯一無二なカメラマンも目指しています。

 

「ゆるふわ(ハイキー)写真の撮り方」

 


 

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多重露光で失敗を続けてみる


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以前、多重露光のコツは一枚をシンプルにすること、と書きました。コチラ
そして花と重ねると失敗が少ないと。

この写真。お気に入りなんですが、花を真上から撮って、観覧車と重ねただけです。
でも、いいですよね。シンプル&爽やかで。

いろいろ試してきた結果のコツです。

 

でも次は、逆にそのコツから離れてみようかと思っています。

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ごちゃごちゃさせてみる。

いやー、難しい。やってみたけど失敗ばかりです。

 

一枚目の写真は観覧車が主役で、花が脇役、ですが、
もっと、こう。なんていうのかな、
ごちゃっとしているけど、主役がハッキリと2つあるような?

多重露光でしか表現出来ない、新しい写真世界を創り出したいですね。
邪道かもしれないけど、これをしっかり極めたらもう一歩先に進めそうです。

 

 

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神懸かった一枚はどこにあるのか?


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昨日の記事の続き。

『平均していい写真を撮れる』と書いたのですが、その中でも多少のムラはあります。
60点ばかりの日もあれば、80点オーバーの写真ばかり撮れる時もあります。

これが困ったことに原因がよく分かりません。

はじめて行った場所で天気も良くってテンション高らかに撮っていても、全体的にパッとしない時もあります。

雨降りや曇りだけど、いい写真がズラリなんて時もあります。

 

それでも昔と比べると、平均点は随分高くなりました。
でもそれは失敗しない撮り方が増えたとも言えます。

だから、たまには平均を求めない撮り方をしてみてもいいのかもしれないなって思います。その中に神懸かった一枚が潜んでいるのかもしれない。

ま、ほんとにダメ写真ばかりだとちょっと凹みますけどね。

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尾道を映画用フィルムで撮影


 

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尾道WSの前日、前乗りしてロケ。過去に限定で発売された「Lomography Cine400 Tungsten」を使ってみました。

ロケには広島に住む古い友人と息子さんも同行してくれました。
友人とは18歳の時に出会ったから、「出会った後の人生の方が長い!?やばい!!」なんて話しながら、息を切らしながら坂道を登ったり降りたり。

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千光寺の鎖山って岩を登って死にかけたり。

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いろいろと堪能しながらロケを終えました。

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尾道はやっぱりいいな。どこを切り取っても僕好み。デジタルよりもフィルムが合う街。いつかここでお店をやりたい。
事務所&ギャラリー&カメラ雑貨を販売して。なんだったら珈琲とカレーくらい出せるようなお店。現実的な問題はさておき、自分の写真を考えるとこの場所が一番合ってそうな気もする。

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黄色い電車も逃さず撮影。

秋か桜の時期にまた行きたいなぁ。

 


 

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