『クロスプロセスワークショップ』の写真


000687700010

大阪WSの木曜日クラス。7月の内容は『クロスプロセス現像』でした。色の転び方は使用するフィルムによって変わります。基本的には緑系に転ぶことが多いですが、青色を出すこともできます。
そんなコツやフィルム別の色の転び方をお話しました。

000687700005

淀川の河川敷です。淀川ってめっちゃ広いですね。地元の大和川とは大違い。
色味は水色〜緑系ですね。

000687700006

こちらは緑が強く出ていますね。

日曜日クラスの『クロスプロセスWS』は8月20日となります。キャンセルで空きが出ましたので、興味のある方はぜひ。

【大阪】フィルムカメラWS(日曜クラス)の詳細・お申込みはコチラから。

 


 

Continue Reading

夏空とクロスプロセス現像


000474810004

突然ですが、昨年フィルムで撮った現像種の割合です。
・ネガ現像 57本 (2014年65本・2013年100本・2012年101本)
・リバーサル現像 58本 (2014年39本・2013年64本・2012年81本)
・クロスプロセス現像 29本 (2014年41本・2013年63本・2012年81本)

年々クロスプロセスの割合は減っています。最近は柔らかく撮ることが増えてきたけど、昔はビビッドを求めていました。

ただ、夏になるとクロスプロセスをやりたくなっちゃいます。雲の立体感、青空、このギラギラはクロスとの相性は抜群です。近所で撮影をしていたのに、入道雲を追いかけて、気が付けば天保山に着いていたこともあります。原付で2時間くらいの距離です。アホです。

これも使うフィルムによって色味なども変わってきます。掲載写真はどちらもコダックのエクタクローム。生産は2012年で終了されましたが、今年のはじめに『2017年内に発売再開』のアナウンスがありましたね。
このニュースもそれっきりですが、どうなんでしょうかね。「やっぱやめとく」とかならなければいいんですが、楽しみに待っていましょう。このフィルムが復活するとまたクロス熱も加速しそうです。

000307880009

8/20(日)はそんなクロスプロセスのワークショップを開催です。講座にて9種類のフィルム別、発色の特徴をお話します。それぞれ色味も雰囲気もガラリと変わります。
クロスプロセスは実は失敗も多い現像方法です。失敗しない為の撮り方や、相性のいい被写体なども合わせてお話いたします。

詳細・お申込みはコチラより。

 

Continue Reading

雨樹、傘、不要。


000639220015
日曜日の大阪ワークショプ、またもや雨模様。

でも今回は定番の「WSが終わった瞬間に晴れてくる」、の逆バージョン。「終わった瞬間に降ってくる」パターンでした。
他の地域は土砂降りの時間も僕らの頭上だけ降っていなかったんですね。途中でどす黒い雲に囲まれていた気もします。遠くの空には稲光。
『降りそうだな〜やばいな〜、やだな〜怖いな〜(稲川淳二風)』と思いながらも降ることもなく。

終了する駅に着いて締めている時に降って来ました。

いやー、天に愛されてるなぁー。

まぁ、たびたび雨男説がついてまわる僕ですが、実際はそんな降ってないんです。
降り方や止み方に少々インパクトがあるだけです。

なので、ぜひそれを体感するためにワークショップにご参加下さいませ。

http://amaki15.photo/ws.html

 

Continue Reading

天気をさらに悪くみせるフィルム


000630200014

天気の悪さをさらに悪くするフィルム。逆にその悪さを隠せるフィルムもある。
そのチョイスで世界観を変えることが出来るのは面白い。

とはいえ。とりあえずは普通に晴れてくれるのが一番だけど。

去年は晴れ男だったけど、今年は極端に寒かったり、晴れ過ぎたり、嵐を呼んだりしています。月末のワークショップはどうなることやら。

000630200022

 

 

Continue Reading

本心を隠すこと


000625670037

まわりに合わせて、
自分に言い訳をして、
本心を隠す。

それを繰り返す、
一度、二度、
幾度となく。

本心は固く閉じ込められるけど、
決して忘れることは出来ない。

外に出ることも出来ない。

本心を隠すとはそういうこと。

 


写真を撮る瞬間に、言葉だとか、物語を感じることがあります。

あのフィルムを入れてるし、天気悪いし、切ない雰囲気に仕上がるなーって。
これを撮る時は、「自分の居場所はどこにあるんだろう」「誰か僕を見つけてくれるだろうか?」みたいな(笑)。

そんなポエティックな感じで撮っています。客観的に見ると、自己陶酔&妄想野郎です。

 

 

Continue Reading

写真をはじめたきっかけ


3-

写真をはじめた理由。誰もがいろんなきっかけがあると思います。
僕は昔は絵を描くのが好きでした。自分の描いたものが商品になれば嬉しいなんて単純な動機でデザインの学校に行きました。

在学中に国際デザインコンペで受賞されてウハウハしたけど、興味は薄れていたのかそちらの道には進まずフラフラと。

卒業後は趣味としてだけど、物語をつくって自作で絵本を作ってました。
言葉にも興味があって、物語だけでなくて詩も書きためていました。

ちょうどその頃は現像所に勤めていて、社員割引でなんとなくデジカメを購入。
撮った写真と詩を合わせてみたところ、「これええやん!?」って感じで、写真が少しずつ好きになってきて、ブログやHPを制作しました。

で、ブログで出会った方がLC-Aの写真を掲載していて、その世界に惹かれて即購入しました。そこから写真漬けに。

めっちゃざっくりですが、それがきっかけです。

 

現像所は夜勤で、リバーサルフィルムのカット作業などをしてました。
そのこともあり、LC-A購入後は3本目でリバーサルフィルムを入れて撮っていました。今日の写真はその時の写真。

赤〜紫色に染まる世界とリバーサルフィルムとの相性。
職場でリバーサルフィルムに触れていたこと、夜勤だったこと。

どれかが欠けていたら今の僕はないのかもしれない。

小さなきっかけは、大きな分岐点になるのかもしれないです。

 

 


 

Continue Reading

今年は嵐を呼ぶ男!?


000586510028

フィルムトイカメラ教室。今年から4期生がはじまりました。
1〜3期生まで初回の撮影会はいずれも「万博記念公園」。

えーー、今回は天気のお話を。
1期生は雨。「それでは終わります」って言った瞬間に太陽が出てきました。安っぽいドラマみたいな奇跡。そして雨男のレッテルを貼られることに。いや、確かに名前に雨が入ってるけど、雨期(うき)じゃなくって雨樹(あまき)ですよ。

2期生は曇り、3期生は晴れました。「雨」→「曇」→「晴」ってことで、4期生は「雨」ですねーなんて冗談で言ってました。

当日、どんよりどよどよの曇り空。少し撮影していると雨が(笑)。
寒さに震えていると雨が霰(あられ)に。ようやく上がったと思ったら、遠くで雷が。「こりゃいかんとりあえず避難?」って思っていたら太陽が出てきて青空が。

ほんの2時間の間に天気をほぼコンプリート。

曇り時々雨時々霰時々雷時々晴れ。雨男を越えて、今年は嵐を呼ぶ男に。

 

 

 

カメラの個人レッスン

deziko

toylesson

1dayt

Continue Reading

再販するコダックのリバーサルフィルムについて


000433200018
朗報ですね。吉報ですね。とにかく嬉しいニュースです。
2012年に販売終了したKodakのリバーサルフィルム「エクタクローム」が年内に販売再開とのことです。日本では未定ですが、おそらく入って来るでしょうね。海外から購入してもいいですね。その方が安いです。

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1037896.html

エクタクロームについては僕は数本残っていて冷凍保存していますが、使うたびに在庫が無くなっていくので(当たり前や)、その度に心が寂しーくなっていました(笑)。

で、エクタクロームと書いてるけど、何種類からあります。パッケージの感じだとエクタクロームのE100Gかな? 一番人気のあったE100VSかな?

エクタクロームは個人的にはクロスプロセスで使いたいフィルムです。やっぱりクロスした時のド派手な発色は他にはありません。E100GやE200だと青味が強くなる感じで、E100VSだと青〜緑系。EPPだと全体的な色彩が派手になるので大好きでしたね〜。

000497760007
せっかく復活するのにクロスプロセスで使うって邪道ですって? うん、邪道ですね。普通にリバーサル現像するのも好きですが、クロスの現実離れした派手さも好きなんです。
再販されたら教室やワークショップでも堂々と紹介出来る。

何にしろ、フィルム人気が高まっていることは嬉しいし、有り難いですね!
アグファのULTRA100も復活して欲しいなー。

 

 

カメラの個人レッスン

toylesson

1dayt

 

Continue Reading

授かり物


_dsc1467

今年も「健康」という目標を掲げておりますが、年末〜年始は子供からの授かり物「風邪」を頂き、ぐったりしていました。咳もないし微熱だから身体は動くけど、ずーーんとだるさが続いています。
仕事は3日からスタートしているし、酒の量も足りないし、今年は正月気分はあまりなかったな。食欲だけはあるし美味しいものは食べたけど。

早めにやっておいた方がいいことが消費出来ずに溜まっているし、ずっと横になっていてもそれはそれで余計に気だるいから、後は動いて治す感じですね。

今日は撮影が一本。
昼食の会計中に「そのカメラなんですか?」って話しかけれました。二眼レフはやっぱり珍しいのかな。
なぜかお店の方も巻き込んで少しだけお話。関西のこういうノリは好き。
フィルムやカメラについてもっといろいろ教えたくなる衝動は僕がおっさんだからか、フィルムの楽しさを広げたいからか、いつもの癖か、教室や個人レッスンの生徒にしたいからか(笑)。
どれもあるんだろうけど、単純にカメラの話が好きなのかな。

そんなこともあって、仕事も出来て、一年のスタートとしては悪くない。さて、上がって行こう。

 


□1/8(日)スタートのトイカメラ教室四期生、あと一名募集です。
https://amaki15.com/blog/?p=7984

 

 

Continue Reading

アンチ雨樹一期


merry
今年も終わりだし、タイトルに自分の名前をぶち込んでみました。

アンチっていいですよね。いや、良くはないけどそれだけ有名って証明でもあります。でも僕は有名度が足りないからか、あまりアンチがいない。
なんて書いたら、「いやいや、雨樹の写真嫌いだけど」という方がいるかもしれないし、『お前の嫌いな雨樹が、「俺はみんなから好かれている」ってふざけたことをブログに書いてるぜ!』ってアンチに報告するかもしれない(笑)。

それが真実であれば、個人の感想が広まるのは別に悪いことではありませんよね。

随分前のことだけど、エゴサーチした時に(つい検索しちゃう)、「好きじゃない」って書いている人がいたんですが、「雨樹一期の写真〜」ってフルネームで書いているんですよね。僕はよく雨木とか雨期とか間違われるけど、ちゃんと「雨樹一期」って書いてくれている(笑)。逆にちょっと嬉しいですよね。

000557300020
ちょっと大袈裟に書きましたがアンチというよりも、トラブルが少ないですね。回避能力がそこそこあるのか、あまり気にしないのか。悪口も褒め言葉に変換しているのか、さらっと流しているのか。

写真をやっていたらみなさん、それなりに誹謗中傷やプチトラブルってあるみたいです。それはアマチュア同士だからかもしれませんね。同調心理というのかな。趣味の域を越えて活躍されると、ちょっと悔しくなって批判してしまう。
本人は頑張って努力して手に入れたものでも、「俺ってすごいだろ」「私ってすごいでしょ」って聞こえる。『自慢しやがって』と、卑屈に捉えてしまう。

僕もそれは無くもないです。プロとして活動していたら、他のプロの活躍はちょっと悔しい部分もあります。ライバル心ですね。だからこそ頑張ろう、まだまだやるぞ!って思える。それが悪い方に行くと、相手を批判してしまう。

写真を撮っている人は多いけど、写真の世界は狭いです。よく聞く名前ほど、良くない噂です。「この人ステキー」よりも、「この人嫌いー」な方が話題になりますもんね。
僕はご本人に会うまでは相手を評価したりはしませんが、実際に「人としてどうなんだ?」って方もいるかもしれません。女性目当てのエロカメラマンもいますからね。

僕も女性を被写体として撮りたいというのはありますが、女性にモテたくて写真をやってるわけではありません。老若男女からモテたいんです(笑)。一人でも多くの方に写真を見てもらいたいし、癒したいし、教えたいし、楽しさを伝えたいです。

 


 

Continue Reading