個展のテーマ「ヒカリのキセキ(光の軌跡)」について


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今回のテーマは光のキセキ(軌跡と奇跡)。
確かなものと不確かなもの。計算したものや、テクニックを使ったもの。偶然の産物。写真はしっかりハッキリ撮るものかもしれないけど、曖昧さもそんな悪くないです。
フィルムならではの遊び心も詰め込んだ写真展になっています。 

光の軌跡について。

写真を撮るということは、格好付けて言うと『光を使ってフィルムに絵を描くこと』です。光がないと写真は撮れません。光量を調整することで、ふんわりした写真にすることも出来れば、ダークな写真にすることも出来ます。

単純に順光で撮る方が空は青いです。逆光で花を撮ると花びらが透けて見えます。日が傾いて来た時間は影がすーーっと伸びて、被写体は眩い光に照らされて輝きます。夜になれば太陽から月へ、電灯や車の光に変わります。

光がどの方向にあるか、影がどこに落ちているか。
光を追いかけて、その軌跡を描きました。

 

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定点撮影ではないけれど


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個展の準備はまだまだかかるけど、時間の隙間に娘を撮る。

近所の梅の花、満開はもう少し先みたいです。寒い日が続きましたからね。
今年は桜の開花も遅れるのかな。

毎年同じ場所で、満開の時に、天気の時に、成長の記録をステキに撮りたい。

もう3月になりますね、1月は割とゆっくりと感じるのに、2月からは早いなー。

 


 

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にんげんだもの


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なかなか忙しくて関東方面でのワークショップを決めきれないです。
忙しい時ほど、さらに忙しくなります。あれせにゃ、これせにゃ。そして暇な時はほんとに仕事が入らない(笑)。不思議です。個人事業主さんは分かって頂けそう。忙しい時の方が集中力も保てるのでいい仕事が出来ている気もします。

暇な時といっても、仕事に繋がるようなことを常にしているので時間が余るということはないんですが。やっぱり多少はダラっとしてしまいますよね。にんげんだもの。

そのダラっとのツケが回ってきてるんですね。仕事と収入を均等に振り分けることが出来ればいいのにな。

ということで、関東方面は4月中にはなんとかどうにか。

それまではとりあえず大阪で頑張ります!

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『ブロニカ』の試し撮り


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ブロニカの試し撮りの現像があがりました。
全体的にアンダーが多かったのは、期限切れのフィルムを使ったからか、露出の計り間違いか、シャッタースピードに難があるのか。故障でなければいいけど。
露出はオート(シャッタースピードが自動)でも撮れるみたいだけど、ちょっと怪しいので今回はフルマニュアル。一度オートでも撮ってみようかな。

とりあえず次はちゃんとしたフィルムを使ってみようかな。

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アンダーでも雰囲気はいい感じ。
シャッター押した時のミラーショックで手ぶれしてるんじゃないかと思っていたけど、それはないみたい。ガシャコーンって音がしますからね。ミラーアップ撮影も出来るんだったかな? 使いこなすにはもっと研究せねば。

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望遠レンズを付けたフルサイズの一眼よりも重たいという難点はあるけど、巻き送りをグルグル回してチャージする感じが格好いいから(笑)、たまに連れ出していこうと思います。

 

 

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無料と有料の違い


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無料でいろんなものが手に入る時代、という訳ではないのですが、そう思ってしまう時代ですよね。ネットで調べたらたいていのことは分かります。
ここ数年は「教える」という仕事がかなり多いのですが、かといってブログやコラムでも出し惜しみはしていません。写真の知識や撮り方などもバーンと全部書いています。この続きは教室で…みたいなことはやってません。

個人レッスンでは無料の体験レッスンもやっていますが、内容は有料と大差はありません。9割くらいはそのまま有料のレッスンを受けて頂いています。コレより先を知りたければ有料になります…なんてことも言いません(笑)。
ただ、無料のレッスンの1時間程度で写真を全部教えるのは不可能なので、結局は『先を知りたければ…』みたいなものかもしれませんが(笑)。いずれにせよ出し惜しみするなんてことはありません。

なぜかというと、文字だけで見るのと、実際に対面で伝えるのとは雲泥の差があるからです。無料に価値がないのではなくって、有料にさらに大きな価値があると思っています。
これは学ぶ方の心構えも全く違います。お金を払っているんだから頑張る、となります。
習い事すべてに共通していることですが、その場で分からない部分も聞けます。教える側としても、「あ、ここが分からないんだな」って思ったら、そこを重点的に話したり出来ます。


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物事を知るにはA→B→Cという順序があります。Cを知りたいのなら、ABは必要です。
ABCを知らずにDやFが出来ないという方も多いのですが、ABCと順番に教えていくとDがすんなり頭に入ります。
そういうピンポイントな悩みはネットには載っていませんからね。
Dを調べようとしても、専門用語まみれで混乱してしまいます。何より、書いていることもみんなバラバラです。

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人の悩みを解決出来ることは、僕としてもとっても嬉しいです。全員に100%満足して貰うことは難しいけど、そう出来るように努力はしています。だから、どんな些細なことでも、どれだけ初歩的なことでも、何度でも聞いて貰える方が嬉しかったりします。レッスン後はメールで質問に答えたりと、アフターフォローもやっています。

写真は覚えていくほど、出来ることが増えて行くほど、どんどん面白くなります。外に出て行くことも増えるので、前向きになれることもあります。そんな楽しさも伝えたいです。

 

 

カメラの個人レッスン

deziko

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子供にしか見えない『何か』・・・


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子供は霊感が強いと聞きます。大人には見えない何かが見えていると。
それを怖がることもあれば、話しかけたり一緒に遊んだりもすることもあるみたいです。

う、うちの娘もあります。

ある部屋に入ると、指を差して「そこにいると」

昨日は、別の部屋にいたのに「また来た。怖い」としがみついてきました。

えっ、来ちゃったの!?  いやいや、パパの方がめっちゃ怖いんですけど。

何だか分かりませんが、とりあえず安心させるために退治してきてあげます。
指差すところを『バーーン!バーーン!』と叩いて、『ほら、どっか行ったよ』って。

その頃には娘も喜んで「バーンバーン」と手を振っているのですが、それが何者なのか分からないから、あんまり調子乗るのも怖いので(笑)、ちょっと遠慮して『これ以上やったら可哀想やで』と言って、制します。

 

余談ですが、

これだけ写真を撮る人が増えた時代なのに心霊写真が減ったということは、やっぱりフィルムカメラでの多重露光が正体だったと思っています。

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実際、幽霊よりも人間の方が怖いかもしれないし、僕には霊感もありません。
それでもやっぱ、見えないものが見えるって言われちゃうと怖いです。

 

で、肝心の、娘が見えている、見えない何かですが、

 

 

 

カニ、なんです。

 

 

そう、あの蟹です。

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「またカニ来た。怖い」なんです。

 

何色か聞いたら「赤」と言っていました。

 

ゆで蟹です。

 

 

赤いカニなんてテレビでしか見たことない気もします。

昨年夏に池のそばでめっちゃ威嚇して来たザリガニかもしれない。バルタン星人かもしれない。

 

ま、カニのおもちゃを見てカニって言ってるから、やっぱりカニなんだろうだけど。

カニと言えども、パパはちょっと怖いんだわ。

 

 

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「趣味を仕事にしない方がいい」なんて言わないよ絶対


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マッキーの歌みたいなタイトルですが、このブログでもそんな内容のことはよく書いています。でも過去記事なんて流れていきますので、また書きます。僕は『趣味や好きを仕事に出来れば最高ですよ』派です。人生の大半は『仕事』ですからね。生活のため、ファッションのため、週末の趣味のため、旅行の為、美味しいご飯を食べに行くため、いろいろ理由がありますが、仕事が好きだと尚いいですよね。

 

いくつかの関門がある

当然ながら簡単ではありません。どこにも勤めず、自分の力でやっていくにはいくつかの関門があります。
人が見ているのは過程ではなく結果です。その結果を出すのは簡単ではありません。
その中で、反対意見も出てきます。親から「真面目に働きなさい」なんてことを言われるかもしれません。友人に呆れられるかもしれません。本人はいたって真面目ですが、そんな気持ちは届きません。モチベーションも下がります。これが【第一の関門】です。
そこを乗り越えて少しずつ形になっていても、まだ認めてもらえなかったり、妬まれて嫌なことを言われたり、突然上手くいかなくなって、やめていく人がいます。大きめのトラブルがあった時に乗り越えられない。これが【第二の関門】ですね。
自分と同じことをやっている人はいませんからね。良き理解者はあまり居ないです。
そしてもう一歩なのに諦める。

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大切なのは自分の中に芯をつくること

仕事じゃなくて、趣味で続けていけばそれでもいいと思うんですが、否定的な意見が多くて、モチベーションが下がるどころか、好きじゃなくなるんですよね。そうならない為に、誰に何を言われても心がブレないように、自分の中に『芯』をつくる必要があります。
それを育てていきます。その芯があればたいていのことは大丈夫です。自分のやっていること(作品など)に自信を持って、ダメな部分はちゃんと認めます。
いろんな経験が根となり、太い樹に育っていきます。少々の風が吹こうとびくともしません。折れません。

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実際に仕事に出来たとしても、いいことばかりではありません。いろんなトラブルがあると思います。時代は目まぐるしく変わるので金銭的に上手くいかない時期もあります。そして『趣味と仕事は違う』という意味もその時に分かるかもしれません。

たとえばデザイナーさん。会社勤めでもあることですが、自分がいいと思うデザインがクライアントに否定され、出来上がりは自分が作ったものとはいいたくないお粗末なものになることもありますよね。
クライアントは自社で出来ないから依頼してくるわけですが、いろんなことを簡単に言ってきます。「ちょっとここを変更して」、のちょっとに数時間かかることもあります。データも「改訂改訂改訂改訂改訂改訂改訂.pdf」みたいなデータになっていきますが(笑)、結局「はじめのがいい」なんてこともあります。

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LC-Aの撮影もフルサイズの一眼レベルの要求をされることもあります。フィルムなんて感度1600が上限、ファインダーも目測で最短距離が80cm。極端な話、暗い中で動く小さい昆虫を撮ってくれ、みたいなこともあります。限界ギリギリ以上まで頑張りますが、やっぱり出来ないこともあります。
仕事ですから、そうやって相手の要求に合わせる必要がありますよね。「好きなことしてお金貰えていいね」なんて言われますが、好き勝手には撮れないことはあります。

僕の仕事は対個人が多くて、対面するので逆にトラブルなどは少ないですが、対事業となると「いやいや、なんでやねん!」と思うことは増えます。

それでも思うのは、『趣味を仕事にしない方がいいなんて言わないよ絶対』です(笑)。

楽しいことはたくさんあります。『芯』さえしっかり育てていけば大丈夫。
自分のミスはしっかり受け止めて改善する必要はありますが、嫌なことがあったとしても、もう過去の出来事です。『嫌な思い』まで未来に持って行く必要はありませんからね。
そうやって、嫌なことを引きずらない楽観さも大切です。

 

 

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父親ながら思うこと


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やっぱり女の子だからかな。ママの真似事で化粧をはじめます。
2歳と1ヶ月。お肌はツルツルだし化粧なんて必要ありません。
だから取り上げようとするけど、『ダメよー!』って怒られます(笑)。
パパはもうすでに娘に怒られています。
ママと徒党を組まれて怒られる日はそう遠くはありません。

仕方が無いので、パパは撮影に専念します(それがやりたいだけ)。

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表情の確認でしょうか?
なかなか豊かです。

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父親ながら思います。こんなステキで純粋な笑顔は見たことがありません。
男なんてイチコロです。

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一つ問題があって、いつまでもやっています。

「お菓子食べる?」と聞くと、
『え?おかしぃー!?』と大興奮。

そしてようやく化粧は終了です。

 

何かに夢中になっている子供をコントロールするには、今よりも上のものを準備しなくてはいけません(笑)。

 


 

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