僕と『フィルムスワップ』をするワークショップ


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個人レッスンの生徒さんとの『フィルムスワップ』作品。なかなか面白い感じになりました。

フィルムスワップとは、二人の撮影者で多重露光することです
僕が36枚撮りきったフィルムを巻き戻して、何を撮ったか知らせずに生徒さんに渡します。
生徒さんはそこに撮り重ねていきます。きっと適当に撮ったのではなく、多重露光のコツなどはレクチャーしているし、いろんな実験もされている方なので、意識的に撮ってくれたと思います(明暗差を意識して撮るなど)。

上の写真は、僕が蝶々で生徒さんが観覧車。下の写真は僕が観覧車で生徒さんがクラゲです。そんな偶然性も楽しめます。

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これを10月のワークショップで開催します。僕の撮ったフィルムをお渡しして、撮影して頂きます。
ただ、その為に僕が撮影済みフィルムを準備しなくちゃいけないので、少し早い段階で募集を締め切る予定です。

日曜木曜ですでに10人越えているので、10本以上準備することに。大変だ。

他にも個性的なワークショップをたくさん企画しています→コチラより

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ハイキーとローキーの違い


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『ハイキー』とは露光過度のこと。『ローキー』とは露光不足のこと。
単純に言うと、『明るい』・『暗い』てことです。

ハイキー写真は、ドリーミーとか、ゆるふわとか、ゆるかわとか、エアリーとか、そういう表現で活動されている方がいますね。
そのククリをしてしまうのは本当はちょっと違うけど、明るめには撮影されています。

でも、ローキーで有名な写真家さんってあまりいない気がします。僕が知らないだけかな。
ローキーは暗いってことですから、どっちかっていうとネガティブな表現ですよね。
切ない、悲しい感じです。

僕もハイキー寄りな写真家ではありますが、寂しくて暗い写真も好きです。

ハイキーで撮る時ははじめからそのイメージが頭にあります。そういう視点で被写体を選んでいます。

ローキーも同じです。

でも、どちらかというとローキーの方が難しいですね。
暗い中にもポッと明るさを入れるので、その視点って普通の感覚ではないんですね。

単純に明るく撮ればいい、暗く撮ればいいって訳ではなくて、どちらも明暗差が大切です。

 

別に2つに写真を分ける訳ではないですが、単純に説明するとそういう感じです。

試しに僕の写真事務所名を入れてみました。

 

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イメージも変わりますよね。

…なぜだろう、下の方が合ってる気がします。

 

『表現』の基礎ってこういう部分だと思います。
何を伝えたいかで、撮り方や視点を変える必要があります。

 

なんてことを教えたりもしています。

http://amaki15.photo/lesson.html

 


 

 

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梅満開までもうちょっと


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久しぶりの更新になってしまった。昔は毎日更新してたんですけどね。よくぞやっていたものだ。

レッスンで梅を撮りにいったら、またアラレが。今年はそんな年なのか。
最近寒かったからなのか、満開はまだ少し先みたい。

でも、きれかったなー。

 

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無料と有料の違い


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無料でいろんなものが手に入る時代、という訳ではないのですが、そう思ってしまう時代ですよね。ネットで調べたらたいていのことは分かります。
ここ数年は「教える」という仕事がかなり多いのですが、かといってブログやコラムでも出し惜しみはしていません。写真の知識や撮り方などもバーンと全部書いています。この続きは教室で…みたいなことはやってません。

個人レッスンでは無料の体験レッスンもやっていますが、内容は有料と大差はありません。9割くらいはそのまま有料のレッスンを受けて頂いています。コレより先を知りたければ有料になります…なんてことも言いません(笑)。
ただ、無料のレッスンの1時間程度で写真を全部教えるのは不可能なので、結局は『先を知りたければ…』みたいなものかもしれませんが(笑)。いずれにせよ出し惜しみするなんてことはありません。

なぜかというと、文字だけで見るのと、実際に対面で伝えるのとは雲泥の差があるからです。無料に価値がないのではなくって、有料にさらに大きな価値があると思っています。
これは学ぶ方の心構えも全く違います。お金を払っているんだから頑張る、となります。
習い事すべてに共通していることですが、その場で分からない部分も聞けます。教える側としても、「あ、ここが分からないんだな」って思ったら、そこを重点的に話したり出来ます。


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物事を知るにはA→B→Cという順序があります。Cを知りたいのなら、ABは必要です。
ABCを知らずにDやFが出来ないという方も多いのですが、ABCと順番に教えていくとDがすんなり頭に入ります。
そういうピンポイントな悩みはネットには載っていませんからね。
Dを調べようとしても、専門用語まみれで混乱してしまいます。何より、書いていることもみんなバラバラです。

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人の悩みを解決出来ることは、僕としてもとっても嬉しいです。全員に100%満足して貰うことは難しいけど、そう出来るように努力はしています。だから、どんな些細なことでも、どれだけ初歩的なことでも、何度でも聞いて貰える方が嬉しかったりします。レッスン後はメールで質問に答えたりと、アフターフォローもやっています。

写真は覚えていくほど、出来ることが増えて行くほど、どんどん面白くなります。外に出て行くことも増えるので、前向きになれることもあります。そんな楽しさも伝えたいです。

 

 

カメラの個人レッスン

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そして子猫が欲しくなった


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猫カフェ写真。部屋は暗めで撮影はISOあげないとちょっと厳しい。おもちゃではほぼ遊ばない(笑)。子猫がいたけど、檻の中。ということでちょっと残念だったけど、そもそも猫カフェって『撮るための場所』ではなくって、ただただ猫とくつろぐお店ですもんね。
厳しい条件下なので、レッスン的には良かったのかな。

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マンチカンもいましたね。連れて帰ってずっともふもふしたかったです。

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当然だけど血統もいろいろ。この子はノルウェージャンかな。美形だわ。

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で、ダッシュ。

結論は『猫かわいい』ですね。
そして子猫はやばい。外で見かけたらお持ち帰りしてしまいそう。

 


 

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デレツンな猫


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個人レッスンで久しぶりに猫カフェに行きました。そしたら我が家のトジ子みたいな性格の子がいました。
膝に乗って来るけど、触ると怒る。膝の上に乗ろうとしてるのに、手があったら邪魔だと怒る。ツンデレ。というかデレツン。
カフェの猫紹介には『最強』と書かれていました。
常に誰かの膝にいるから、Aさんの膝からBさんの膝へと移動する瞬間を激写(笑)。

さ、12月もはじまった。年賀状ですね。昔はたくさん出していたけど、これもデジタルでメールですましちゃう時代。それでもご挨拶はしておくべきなのかなぁと思ったり。貰ったら嬉しいですよね。
でもね、出来合いのデザインの年賀状を買って来て、プリンターで住所を印刷して、ポストに投函するだけ。これってもはや必要ないような気もします。義務感を感じる。

僕は出す枚数は少ないけど、昔は猫写真でデザインして手書きメッセージを添えていました。昨年からは子供に変わりましたけどね。どうせ出すなら、写真家なわけだし写真も使って、メッセージも添えたいなぁと。

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・iOS

・Android

 

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いつかのレッスン〜ワンコが走っている瞬間や玉ボケを撮りたい


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個人レッスンでは『何が撮りたいか?』というのをお聞きします。もちろん、『○○が撮れるようになりたいから』と申し込まれる方ももちろんいます。
初回の2時間はお話だけで終わることもありますが、後日に一緒に撮りながらレッスンすることもあります。

僕は、設定を確認したり、こういう風に撮ってみて下さいとアドバイスする為に、一緒に少しだけ撮影もします。
生徒さんのカメラを借りて撮ることもあります。はじめて触るカメラもありますが、Canonはある程度使えるようになってきました。

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犬が走っている瞬間や、玉ボケが撮りたいとのことだったので、撮れそうな場所や時間をこちらでチョイスしました。ダブルズームキットでデジタル一眼を買っても、望遠のレンズはあまり使ってないかもしれませんがここでは活躍してくれます。
外での撮影なので天気が悪いと延期せざるを得ないんですが、今年は1月2日の家族撮影から『晴れ男』が続いています。
いや、もうその効果は薄れて来ているけど(来年はまたに戻るのかな)。

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これは超広角レンズ。こんな撮り方もありますよ的な写真。光の差し込みがキレイで空気が変わったので、僕が撮りたくなったというのもありますね。

 


deziko

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大阪にて『ネイルの撮り方』レッスン


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先週はフィルムカメラの個人レッスンが続きましたが、今週はネイリストさんからの依頼がありました。
デジカメでネイルやチップをキレイに撮りたいというもの。

カメラの基本や機能、ホワイトバランス、小物を活かしたり、光を使った撮り方をレクチャー。ボケ具合もどれくらい出すかで雰囲気も変わりますからね。ある程度ネイルには合わせつつ、背景はボカしたい。

最終的には練習あるのみですが、ほんの2時間のレッスンでもコツを知るだけで見違えます。

 

『個人レッスン』「教室やWS」の違いは、『一人』複数」という違いだけではなく、『相手の望みに応える』か、自分で決めるか」の違いがあります。

教室やワークショップは僕自身が内容を決めるけど、個人レッスンの受講者にはそれぞれ悩みがあります。それを聞いて、それを改善していく。

当然、教室内でも質問や疑問は何でも聞きますが濃密さは変わります。

やっぱり喜んでもらいたいし、満足してもらいたい。 だから僕もその悩みを聞いて、事前にいろいろ勉強します。 もちろん今の僕の知識である程度対応は可能だけど、それじゃ自分自身も向上しない。

たとえばネイルなら、「これが定番の撮り方なのかー」、「こんな撮り方してる人もいるのかー」、などなど。まずは現状を知ることからはじめる。

受講者に撮っては同じ環境で撮るのが一番なので、お店まで出張します。今回は撮影に使えそうなものを100均で購入してから伺いました。意外と使えるものが揃っています。

喜んで頂けたし、専門分野の方とお会いしたり、それについて知るというのはとても楽しいです。

 

 

カメラの個人レッスン

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寝付きが悪い人のための名作映画


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突然だけど日食の写真。2009年のこの日、近畿はちょっと曇ってたんですよね。そして一番欠ける瞬間は雲に覆われていました。

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こちらは月食。
個人レッスンで「いつか月も撮りたい」という方がいて、探してみました。

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月がでかいとはいえ宇宙は遠い。200mmの望遠じゃこれが限界。

 

てことで、宇宙の話を。

僕は基本的に寝付きが悪い。そして寝起きも悪い。起きて数時間は身体が弱々しい(宇宙関係ない)。
娘にも遺伝したのか、夜はなかなか寝ない。

そんな僕だけど、スタンリー・キューブリック監督の「2001年宇宙の旅」を見ると何度でも寝れた。
途中で寝てしまうから、またそこまで巻き戻して見る。でもまたほぼ同じ所で寝てしまうから、永遠と進まなかった記憶がある。
この映画、初見で起きていられる人はいるんだろうか?宇宙に行ってからのシーンが特にやばい。

てなわけで、今度、娘に見せてみようと思う。

間違っても、同監督の「時計仕掛けのオレンジ」は見せてはいけない。

 


 

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逃げない鳥たち


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一日個人レッスンで訪れた、たまにアヒルがいる、まぁまぁ地元の公園。
雨が降りそう、と思いきやこの後は晴れて来て、キレイな夕暮れに(昨日掲載した写真ね)。

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サギもいる。
あまり逃げない。

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いや、全然、逃げない。
広角レンズで撮りたかったけど、そこまで近付くとクチバシでレンズとかやられそうでやめた。

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びびってんじゃねーぞ、クックック。

 

 

どこで撮影するか迷ったけど、アヒルにサギに夕暮れ。いい被写体があって良かった。

初心者の方には、絞りやシャッタースピード、感度などの露出を覚えてもらいます。
その後は、露出補正、RAW、ホワイトバランス、ピクチャースタイル(Canon)までを説明。
ま、RAWだと専用ソフトで開かないとピクチャースタイルは反映されないので、Photoshopを使う人にはちょっと矛盾も出て来るけど。
やっぱり単純に効果が分かって面白いかな。

僕は絞りなども含めて、設定による写りの違いを説明する為に撮影しているんだけど、これがなかなかいい写真が撮れたりするんですよね〜。


 

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