大阪WS【期限切れフィルムで撮るレトロ商店街】


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大阪での毎月WS開催が決定しました。毎月一回、6月〜12月までの日曜日開催です。6月はもう期日もせまっているし、梅雨なので人が集まるのかどうか。
なんて気にしていても仕方が無いし、1人でも2人まで開催はするので、とりあえず今年の自分の予定をしっかり組んで行こうと思ってます。後は、木曜日クラスもやりたいと思っています。

ということで、大阪WSの第一段は6/25(日)開催、【期限切れフィルムで撮るレトロ商店街】です。
フィルムには期限があります。それを過ぎてしまうと色のバランスが崩れたり、ザラ付きが強くなったり、発色が悪くなったりします。外観をみてもどれくらい状態が悪いか分かりません。だからこその面白さを体験して頂けるワークショップになります。

相性の良い被写体は、ノスタルジーを感じる場所やモノ。逆に現代的なもの(モダン?)は合いません。当日はこちらで持参した期限切れフィルムを選んで頂き、レトロな商店街や路面電車の撮影をして頂きます。

ご予約はコチラから(7月以降のご予約も可能です)。

木曜クラスの開講も決定しました。コチラより。

 


 

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水面などの反射越しに撮る時のピント合わせ方法


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雨上がり。水たまり。大阪城。
城に興味はあまりないし、大阪城の緑色の屋根も個人的にはいまいち。
今年は開催されるか分かりませんが、プロジェクションマッピングも「う〜ん」でした。城までが遠いし、何も城に写さなくてもという感じ。

ま、プロジェクションマッピングも今やどこでもやるようになってしまったので、よっぽど工夫しないと目新しさもありませんよね。制作側も大変そう。

余談が長くなったけど、反射を利用するのは写真の基本ですね。反射を除去するのにPLフィルターを使うことがありますが、今回は反射を活かした撮影のお話。

ピントをどこに合わせるか?

これに迷われた方、迷われている方も多いのでは。
水面(水たまり)に合わせれば良さそうですが、実は反射した対象物までの距離に合わせないといけません。
この写真だとお城ですね。
LC−Aだと『∞』に合わせて撮影しています。ですので、水たまりの落ち葉はボケていますね。

オートフォーカスだと上手く合わせれない時があるので、マニュアルで合わせる方がいいかもしれません。
NATURA CLASSICA なら『山マーク』に合わせて撮ると上手くいきます。

 

ちなみに、水面にピント合わせて対象物をボカした感じも好きですけどね。

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写真が上達するコラム


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トイラボさんHPで連載中のコラム。今回は、「ある視点」について書きました。
写真が上達するとか、ちょっと偉そうな感じですいません(笑)。

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今日の二枚の写真の共通点分かりますか?
実はこれ、初心者が初心者じゃなくなった頃に 無くしてしまいがちな視点です。

http://cafe.toylab.jp/column/amaki15/14692/

 


◎ 横浜WS「フィルムで操る色彩」
■ 2016/11/5(土)・11/6(日) 13:30〜16:30

発色に特徴のあるフィルムをくじ引きで選んで頂き撮影に行きます。派手になる、柔らかくなる、レトロになる、変な色になる。どれが当たるかは分かりませんが、フィルムの醍醐味を楽しんで頂ける内容です。

お申込み、詳細はコチラです。

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さよなら『上野こども遊園地』


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思い出深いものが無くなるのって、寂しいですよね。上野動物園のすぐ前にある「こども遊園地」が閉館されるそうです。
僕は子供の頃に遊んだというわけではないんですが、何度か撮影に行きました。
谷中のアートリンクというイベントで、展示とワークショップを開催。ワークショップは一日に三回、全て別のルートにしましたが、その二部目がここでした。

人生はじめてのワークショップ。そういう意味では僕も思い出深いです。

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昭和に迷い込んだような、レトロな遊具。
小さいエリアにぎゅっと詰め込んだような遊園地です。

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珍しくモノクロでも撮りたくなるくらいの空気がそこにはありました。

『オリンピックやるし、キレイにしたいから、立ち退いてもらおう』
…ってことでしょうかね。

 

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桜木亭もだって。名物のパンダ焼きも無くなるのかな?

 

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いつも動物園を見守っていたうさぎ。

 

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ほら、泣いてるよ。

 


 

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「僕」と「Retoro Chrome 320」の世界観


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自分の中では大ヒットなリバーサルフィルム「Retoro Chrome 320」。色も露出も安定性はあまりないし、ザラザラで質も良くはない。でもこのフィルムだからこそ撮れる世界があります。

フィルムで撮る自分の中の世界観。その根元の部分というのは写真を撮り始めた時から変わっていません。

部屋の片付けをしていて、奥から出て来たアルバム。ついつい片付けをストップして見入ってしまう。
見終わった後に、ふぅーと長いため息をつく。ちょっと胸の奥が痛くてしんみり。

でもそれは悲しいという感情とはちょっと違う、また別の幸せの形。

ザックリ言うとそんな感じ(笑)。

幸せだけど切ない、切ないけど幸せ、裏も表も感じる写真。それが表現したい根元の部分。
デジタルで撮る時はまた違うし、フィルムでもそういう写真ばかりを撮っているわけではないけど、10年間変わりなく持ち続けています。その芯があるからなのか、何かで凹まされて写真をやめたい!って、思ったことはこれまで一度もありません。

多重露光の不思議な世界、鮮やか、ドリーミー、ふんわり。いろんな雰囲気で撮ってきて、今はまた根元の部分にスポットを当てて撮りたくなってきました。
それはこのフィルムと偶然出会ったからでもあり、偶然10年ほど前の通勤路で撮影したからでもあります。

そんな偶然に素直にゆだねようと思っています。

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路面電車でゴー


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教室の撮影会で路面電車の旅へ。阪堺電車。通称、チンチン電車。
まず向かったのは、堺市で有名なくるみ餅のお店「かん袋」。
って、撮影会でいきなり食!?
まぁ、楽しければいいってことで。

路面電車も昔に比べて味がなくなりましたね。キレイでハイテクだったり、お店の宣伝がドンとくる。

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線路沿いの商店街で両親が電気屋をやっていたので、馴染み深いんですよね。
小学生の頃は、一人で御堂筋線を乗り継いで東三国の祖父の家に行っていました。
今の時代じゃそんなことさせないだろうけど。

撮影会でその商店街も通りましたが、ほぼシャッター商店街。
天ぷら屋さんのおっちゃんが20年前と全く変わっていなくてビックリしました。
向こうは覚えてないと思うので、挨拶まではしなかったけど、タイムスリップした気分になりました。

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やっぱりデジタルじゃなくってフィルムが合いますね。

どちらも、いつまでも残って欲しいです。

 


 

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尾道を映画用フィルムで撮影


 

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尾道WSの前日、前乗りしてロケ。過去に限定で発売された「Lomography Cine400 Tungsten」を使ってみました。

ロケには広島に住む古い友人と息子さんも同行してくれました。
友人とは18歳の時に出会ったから、「出会った後の人生の方が長い!?やばい!!」なんて話しながら、息を切らしながら坂道を登ったり降りたり。

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千光寺の鎖山って岩を登って死にかけたり。

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いろいろと堪能しながらロケを終えました。

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尾道はやっぱりいいな。どこを切り取っても僕好み。デジタルよりもフィルムが合う街。いつかここでお店をやりたい。
事務所&ギャラリー&カメラ雑貨を販売して。なんだったら珈琲とカレーくらい出せるようなお店。現実的な問題はさておき、自分の写真を考えるとこの場所が一番合ってそうな気もする。

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黄色い電車も逃さず撮影。

秋か桜の時期にまた行きたいなぁ。

 


 

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失敗から学んだ先にある写真の楽しさ


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フィルムの楽しいところは、失敗することでもあります。
…なんて、どんだけポジティブな言い方してんだって話ですが、それも必要なことだと思っています。
今日はそんなお話。

 

デジタルとフィルムの失敗の違い

デジタルって、その場で確認して対応出来るのはめっちゃ利点ですが、あまり失敗した意識ってないんですよね。あるとすれば、電池やSDカードを忘れる失敗くらい。
でもフィルムって、時にはほぼ全滅することがあります。当然、確認出来ないので撮ってる最中は気付きません。
仕事となると超怖いです。

単純なミスもあります。フィルムが空回りして一枚も撮れていかなかったり、電池が切れているのに気付かず撮り続けていたり。
フィルムを入れずに撮っていたこともあります。撮り終わって、裏蓋パカっ、空!? って、もうアホです(笑)。でもカメラによってはこれがあり得ます。
昔は現像所で自分で現像していたんですが、現像中に電気を点けられたこともありました。もちろんそのフィルムは全滅です。

 

失敗とは学ぶということ

クロスプロセスや多重露光など、博打的な要素のある撮り方をすれば、失敗することもあります。感度設定や露出を間違っていたり、距離設定や構図の失敗もあります。その日の天候や明るさに適したフィルムというのもあります。ふんわり撮りたいなら、それに合わせたフィルムをチョイスする必要があります。カメラの個性だってあります。
そこを学んでいかないとイメージ通りに撮ることが出来ません。

でも、僕はそうやっていろいろ失敗してきたお陰で、随分と学べることもありました。いまはトイカメラなどの天の邪鬼なカメラでも、イメージ通りに撮ることが出来るようになりました。
言ってしまえば、全ての失敗は成功への道しるべなんですよね。
新しいことに挑戦して、そこを乗り越えるたびに、写真の楽しさが増えていきます。

たいして知識もなく、だけどただ撮ることが楽しい時期もありましたが、それとはまた違った楽しさです。

だからそれを恐れないで、失敗しても悔やみ過ぎずに、次に生かしていけばいいと思います。

今はデジタル全盛期ですが、フィルムのある時代に生まれてほんと良かったなーって思っています。

 


 

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時間の流れ


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時間の流れ。これをトキの流れと読んだ人は、きっと昭和生まれ。

…そんなことはどうでもよくって、

何年経っても、何度反省しても時間の使い方が上手くならないです。

時間がある時は集中力が足りない。
時間がない時は集中力が高まるけど、やっぱり時間がない。

常に集中力をキープ出来れば、時間の確保も上手く出来そうなんですけどね。

きっと、時間を大切にしてないんですよね。

 

時間に限らず。今あるもの、それが当たり前にあると思わないように、もっと大切にしていきたいです。

 

 


 

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