光と影と撮影テンション


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撮影に行く時は真っ昼間が多いのですが、日が落ちて影が伸びる時間に一番テンションがあがります。みんなはお腹も減って、明日の仕事も考えて、そろそろ帰りたくなる時間かもしれませんね。

暑さも少しマシになって、もう9月の中旬。日が落ちるのも早くなって、すっかり秋の空になってきました。

今年もなんやかんやで後少し。ここから早いんですよね。まだ来年の目標は決まってないですが、大阪でフィルムトイカメラ教室(四期生)を開講したいとは思っています。
それに先駆けて、10/16に大阪では久しぶりのワークショップも開催します。もちろん現在の教室や個人レッスンの生徒さんのご参加も歓迎です。
明日には告知出来るかなー。

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一枚目の写真の横からの位置です。
バス停の一部分だけ、ちょうど人の影が見えるんですよね〜。それを見つけて、「これは!」と思い、正面からも撮りました。
こういう何気ない風景(時間)って、LC-Aだからこそ撮りたくなるんですよね。

 


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「趣味や好きなことを仕事にしない方がいい!」なんてことはない


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趣味や好きなことを仕事にしない方がいい。という、定番のお言葉。
『写真を仕事にしたいと言っている人』が、『写真を仕事にしている人』から言われるみたいです。

すでに仕事にしているからかもしれないけど、実際に僕が言われたことはないです。
仕事にしたいと思ってた頃に言われた気もするけど、それは好きを仕事にしていない人からの言葉だったので、説得力もないし覚えてません。

いろんなアーティストさんと会ってきたけど、誰もそんなことを言わない。

あれ?いったい誰が言ってるのやら。

 

肝心なのは何の為に、誰の為に撮っているか

その言葉って、仕事になるまでの道のりじゃなくて、仕事になった後の話ですよね。で、おそらく仕事となると好き勝手に撮れない。クライアントが望むように撮る。だから、好きじゃなくなる….
みたいなことを言いたいんでしょう。

仕事なんだからそれは当たり前なことだけど、だからって嫌いになるのかな?
そんな仕事ばかりじゃないはずだし、自分の写真の雰囲気を知った上で依頼されて撮ることもあるはず。それで喜んでもらえるとか最高ですけどね。

それを言った人が、どんな状況だったか分かりません。本当は仕事にして良かったと思っているけど、甘く見てるからつい戒めの為に言ったのかもしれない。
もしくは、本当に仕事にして後悔してるのかもしれない。

でも、そんな人はきっと、自分のために写真を撮っていたんでしょう。

 

やってみないと分からない

わざわざ言わなくていい言葉かもしれないけど、言われて諦めるくらいなら、まーそれでいいのかもしれない。
本気で好きで人生を賭ける価値があるなら、反対意見って聞こえないです。

でも、写真家といっても仕事のスタイルなんてそれぞれ。同じ仕事でも、その中での考え方や受け取り方も人それぞれ。だから、その言葉にあまり意味なんてないです。惑わされる必要もないです。

 

僕は写真を仕事にする前から、どこかの誰かの心に届けたくて撮ってきました。
それは作品的なものでしたが、自分のためじゃなくて、仕事として人のために撮れることが嬉しいです。

自分で経験しないと分からない。だから僕の言葉も当てにはならないかもしれない。でも僕は、仕事にすることで、さらに写真が好きになりました。

 


 

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誰も見向きもしない花


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倒れた花、横は工事現場。ここで撮影したのは世界中で自分だけかもしれない。

昔は自転車でブラブラ移動しながら撮影するのが中心だった。それが原付になり、いまは車がメイン。
移動範囲が広がるのはいいけど、逆に見えなくなるものがある。

何も撮るものがないような場所でも歩いてみることで、目を凝らしてみることで、発見出来るものがある。

儚気に頑張って咲いている花。それは僕にとってはとっても魅力的。

 


 

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アドックス カラーインプローションという35mmフィルム


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数回しか使ったことないですが、変わり種フィルムのご紹介。「Adox Color Implosion」というカラーネガフィルムです。

感度設定を変えることで、色味も変わるというもの。サイトによれば、『ISO400で撮ると、ペール色に。ISO200で撮ると、赤が強く他はグリーンに。ISO100で撮ると、70年代の夏のようになる』と。

ペール色ってなんじゃい!! 70年代の夏ってどんなんやねん!!
っと突っ込まずにはいられないですね。

でもこの70年代の色のサンプルが好みで、即購入しました。
でもでも、試したけどそんな色にはならない。

ネット検索しても、だいたい上の写真のような緑被りっぽい色味になっています。


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ザラッと感はレトロチックでいいんだけど、なかなか思い通りの色味にはなりませんね〜。
もう一度くらい試してみようかなと思っています。

結果はどうあれ、いろんなフィルムを選べるという、その選択肢が多いことは嬉しいです。

 


 

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赤〜オレンジに染まる35mmフィルムを自作するWS


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来週に迫った東京のワークショップ。東京では一年ぶり。楽しみです。
次に開催出来るとしたらもう来年かなぁ。先々のことをもっとしっかりと計画していかなくては。

さて、自作レッドスケールに一名キャンセルが出たので、追加募集いたします。
あと二名までの参加が可能です。

赤〜オレンジ色に染まるこのフィルムは、ノスタルジック満載です。
雨の日や天気がいまいちで撮影テンションが上がらないって日に重宝するフィルム。

一度覚えてしまえば、次からは自宅でも制作出来ますよ。

ご興味のある方は以下よりぜひぜひ♪

 

「自作レッドスケールワークショップ」

 

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NATURA CLASSICAの多重露光で子豚ちゃん


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NATURAで多重露光。くらげがちょうど鼻のところに。子豚ちゃんに。

多重露光も慣れて来るとある程度の予測や計算は出来ても、ちょうど真ん中にというのは偶然。
こういった奇跡が楽しい。

で、その表情はなんや。


 

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ちょっとだけロモホーム


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久しぶりにロモホームに写真をアップしました。
でも、タグを付けるのが面倒になって、5枚で終了。

新しい写真はブログで公開しているんだけど、過去記事として流れていく。
だからお気に入りをどこかにアップしておきたいんですよね。

で、よく考えたらWordPressのプラグインでもアルバム作れるのっていろいろありますよね。
今度探してみよう。

 

さて、今日はボダイジュカフェに展示を見に来てくれたみなさん、ありがとうございます。
明日(3日)も急遽、昼から在廊することになりました。会いにきて下さいませー!

フィルムトイカメラ教室写真展「それから…」

 


 

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パノラマミニチュア世界


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HORIZON故障中に撮影した写真。
故障といっても、ピントが合わない部分がでるだけで、撮れることは撮れる。

ピントが中心ラインだけ合っているので、めっちゃ小さい人に見える。
故障といっても簡単に直ったんだけど(コチラ)、逆にこの効果を利用して撮影するものいいかもしれない。

もっとカメラで真面目に遊んでいきたい。

 

* 写真クリックで拡大表示されます


 

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テーマとズレてボツ多重


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展示多重失敗写真、まだまだ続きます。
失敗というか、自分の中のテーマからズレてるんですよね。
重なり具合はいいんだけどな。

多重露光作品は、36枚撮りきってフィルムをはじめに戻して、また36枚撮って重ねています。
その二回目、最後の数枚はテーマを気にせずおまけ感覚で撮っていて、そこにいい感じの写真があったりします。

他にもいくつかお気に入りがあって。
テーマをいっそのこと、そちらにこじつけたくなります(笑)。

 


 

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尾道を映画用フィルムで撮影


 

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尾道WSの前日、前乗りしてロケ。過去に限定で発売された「Lomography Cine400 Tungsten」を使ってみました。

ロケには広島に住む古い友人と息子さんも同行してくれました。
友人とは18歳の時に出会ったから、「出会った後の人生の方が長い!?やばい!!」なんて話しながら、息を切らしながら坂道を登ったり降りたり。

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千光寺の鎖山って岩を登って死にかけたり。

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いろいろと堪能しながらロケを終えました。

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尾道はやっぱりいいな。どこを切り取っても僕好み。デジタルよりもフィルムが合う街。いつかここでお店をやりたい。
事務所&ギャラリー&カメラ雑貨を販売して。なんだったら珈琲とカレーくらい出せるようなお店。現実的な問題はさておき、自分の写真を考えるとこの場所が一番合ってそうな気もする。

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黄色い電車も逃さず撮影。

秋か桜の時期にまた行きたいなぁ。

 


 

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