「プロカメラマン」と「アマチュアカメラマン」の境界線


_DSC0029l「プロになりたいです!」

「プロをいつ名乗ればいいのか分かりません!」

「プロとアマの違いはなんですか?」

と言っている方がいます。というより、そこを気にしている方がいます。

ブログでそういう記事を書くと、検索でやってくる方もいます。
てことで検索でやってきた方、初めまして、雨樹一期(あまきいちご)です。

『プロ』を名乗るタイミングは人それぞれ

たとえば、仕事として100万円稼いでからなのか、1000円でも稼げたらなのか、利益が出てからか、いいカメラ買ったからなのか、プロの元で修行したからなのか。

そんなの、いまプロを名乗っている方もみんなバラバラ。
結局、自分がプロと言えばプロなんですよね。
さすがにある程度撮れる自信がないと名乗ることはないと思いますが。

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写真館などなら「写真技能士」という資格を持っているのかな。
とにかく、カメラマンは車みたいに免許が必要ではありませんからね。

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だから境界線が曖昧

そのことでアマチュアが『あれはプロじゃない』『あの考え方はおかしい』と思うこともあるかもしれないけど、本人はプロとしての自覚を持ってやっているのなら、それはそれでいいと思います。

確かに、何の責任感もなくプロを名乗ってお金を貰っている人もいるかもしれないし、依頼した人が満足出来る形にするのが最低条件だとは思う。

でも、『あの人はプロじゃない』というのは、仕事を依頼した本人(関係者)以外が言うのは、結局はお門違いだなーと。

誰がプロと名乗っていようと関係のないことだし、それでその人が儲かっていようが、アマが自分よりも儲かっていようが、プロがバイトしていようが、どうでもいい。

プロだとかアマだとか、そもそも写真に関係なく、お金を貰って仕事するなら、依頼してくれた方が満足してもらえる形に出来ればいいと思う。

大切なのは、『プロ』という言葉ではない

商品を撮るのが得意、風景撮るのが上手い、温泉撮るならまかせとけ、スマホなら誰よりもキレイに撮れる、写真を教えるなら俺だ、子供を笑顔にするなら私よ。

と、それぞれ得意分野があると思います。
逆に飛び抜けたものはないけど、平均的に80点を撮れる人もいます。

知識や経験でそれなりにソツなくこなせますが、同じ写真でも必要なスキルは違ってきます。

全部満点になってこそプロ?
それじゃあ一生プロにはなれないです。

写真は奥が深いです。
たとえば、僕はトイカメラだけで言うなら、誰もが知っている大御所カメラマンより上手く撮れるし、知識も豊富だと思っています。

でも、温泉撮ったり、ライティング使ってスタジオでポートレートを撮るなら、僕より上手い人はたくさんいます。
猫は上手く撮れる自信はありますが、野生のトラは撮ったことさえありません。

これが全部満点になるなんて遥か先です。

だから、あまりプロという言葉に惑わされない方がいいかと思います。

「プロになりたい!」ではなくて、もっと具体的に「何を撮りたいか」、「写真でどういった仕事をやっていきたいか」を決める方がずっと重要だと思います。

プロはいちいち「わたしはプロだ!」とは名乗らないし、結局は周りが決めることなのかもしれませんね。


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