BRONICA(ブロニカ)を採点してみた!


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ブロニカを使いはじめて8ヶ月が経ちました。僕的には「あれ?まだそんだけか」って感じです。
まだ少し先ですが、11/16と19のワークショップは『カメラシャッフル』です。僕が持っているカメラを10台くらい持って行き、それぞれの特徴や使い方をサンプル写真をお見せしながらお話します。その後、実際にカメラを選んで頂いて撮影に行きます。
こちらからどのカメラを持って行くかまだ決めていませんが、ブロニカは持っていきます(故障さえしていなければ)。カメラって使ってみてその良さに気付きます。描写もガラッと変わります。僕がフィルムカメラを好きな理由の一つです。

てことで、ブロニカちゃん。勝手ながら採点してみました。

描写 ★★★★★
画質 ★★★★☆
価格 ★★★☆☆
操作性 ★☆☆☆☆
使い心地 ★★★★★
携帯性 ☆☆☆☆☆
デザイン ★★★★☆
ファインダー ★★★★★

満足度 ★★★★☆

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とりあえず、第一印象は重たいです。気合いがないと携帯出来ません。

自分で購入したのではなく、父親の友人の母親に譲ってもらったのですが(ややこしいな)、使い方(操作性)が全く分からず数年間放置していました。マニュアルなので一枚撮るのに時間はかかります。ただ、一枚撮って巻き送りをグルグル回す時は快感だし、使い心地はいいです。

価格は3〜5万円ほど。同じような形のハッセルブラッド (Hasselblad )は10万オーバーですからね。それに比べるとお手頃です。

画質はとてもいいです。デジタルほどのパキパキ感はないですが、それがまたGOODです。

特に気に入っている部分は、ファインダーを覗く行為がめちゃくちゃ楽しいことです。無骨なボディーは格好良く、その描写には一目惚れです。

 

さーて、来週のこの時間は。
『僕の一番の相棒、LOMO LC-Aの採点』です。お楽しみに〜(なんつって)。

 

『カメラシャッフル ワークショップ』
・11/16(木) カメラシャッフル →詳細
・11/19(日) カメラシャッフル →詳細

 

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世界は素晴らしい


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明るく、低彩度に、暗く、鮮やかに、格好良く、柔らかく、緩く、ノスタルジックに、光漏れをさせて、多重露光をして、トイカメラで、一眼で、デジタルで….

と、僕はいろんなカメラで様々な撮り方をしていますが、いまだに絞りきれていない部分はあります。作家的に考えると多重や光漏れを極めていくのがいいのですが、そもそも本当は一枚撮りが好きなんですよね。その場の空気感をそのまま切り取るだけでも充分に世界は素晴らしいですから。

悩んでるいるわけでもないですが、絞れていないなーと。だからこそ飽きないというのはありますけどね。写真は奥が深いのでどんどん潜ってとことん楽しみたいです。

あわよくばですが、どんな撮り方をしようと僕の写真と分かってもらえるのが理想ですね。

 

そんないろんな世界を見て頂ける展示になればと思っています。
「気持ち太極拳・繊維街文化堂」のオープン記念展『パラレル宝箱』

 

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ナチュラルな光漏れ


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ナチュラルに起こる光漏れ。感光しているのが右側で良かった。
田舎なので子供と散歩がてら田んぼで撮ることが多いです。先日、近くの田んぼ道を通ったらくしゃみが出まくって、目が真っ赤になりました。あ、僕がですが。稲のアレルギーですね。

近道しようと草が生い茂った所を通ったし、目をこすったかもしれない。年々アレルギー症状に弱くなってるし、子供の風邪もバンバンにうつるようになってきたから気をつけねば。

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空の記憶


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僕は写真をはじめて空を意識するようになりました。写真をはじめるきっかけが空の写真だった方もいるかもしれませんよね。とりあえず空ばかり撮ってる方もいます。

僕は家の中にいてもたまに窓から空を眺めます、というか確認します。「ええ空やなー」って思ったらとりあえず撮っておきます。ええ空というよりもええ雲の形ですね。

ただ、目まぐるしく移り変わる空です。現像出してデータ見る頃にはその時の形を覚えていません。この写真だってどこで撮ったか、何時なのかは全く覚えていません(笑)。

とまぁ、記憶には残りにくいけど、欠かせない被写体なんですよね。

 

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フィルムらしさとデジタルっぽさ


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いま一番好きなフィルムはRetro Chrome320です。東京、名古屋大阪ではこのフィルムを使用したワークショップもいたします。
一言でいうとフィルムを体感出来るフィルムって感じですね。フィルムらしさの究極。このザラザラ感はほんとにたまりません。元々がレトロ志向でフィルムをはじめたので、この描写に一目惚れでした。

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逆にコダックのEktar100なんかはデジタルに近いです。LC-Wideで撮ったのですが、めっちゃシャープでザラ付きも全くありません。数日前の記事でもフィルム別の違いを掲載しましたが、ここまで両極端の描写を並べると面白いですね。

 

・9/17(日) 『フィルムで操る色彩』 詳細・お申込みはコチラより
・9/21(木) 『フィルムで操る色彩』 詳細・お申込みはコチラより

その他のワークショップはコチラ

 

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虫が苦手なんですよ


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基本的に虫は苦手です。この蝉の抜け殻写真もギリギリ(笑)。「夏の終わりを感じさせる風情ある写真だなー」、と同じくらい「気持ちが悪いなー」です(じゃあ撮るなよ)。

蝉といえば昔は手でつかめたけど、今は無理です。あんな巨大なものが手の中にあるなんてありえません。地面を掘り起こして幼虫を捕まえて、家で羽化を観察したりもしましたが、脅威です。いつか娘が幼虫を連れて帰って来たらどうしよう。

とにかく、たまに地面に止まっていて気付かずに蹴っ飛ばして、ジジジジーとか鳴いて飛んで行く蝉が嫌いです。『なんで地面におるねん、びっくりするやんけ!木に止まっとけ!』です。あと、『勝手にベランダで死ぬな!』とも言いたいです。ベランダからポイしようと羽を掴んだらジジジジーーのパターンもありえますからね。

とにかく蝉に限らず虫は苦手デス。虫たちには申し訳ないけど。でも、てんとう虫とミツバチは許せます。写真的には蝶々はありかな。

 

 

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フィルムカメラを始めてみたい方へ


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地味かもしれないけどお気に入り。こういう写真ってインパクトは少ないけどあまり飽きがこないです。
フィルムが好きな理由はいくつもありますが、その中でも大きいのはフィルムを選べることです。フィルムをあまり知らない方はフィルムって一種類しかないと思いがちですが、モノクロも含めると30種類以上あります。富士フィルムやコダックやローライなど、同じブランドから数本販売されています。そしてどれを使うかで写真そのものの雰囲気はガラリと変わります。

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派手にしたいのか、ゆるふわにしたいのか、ノスタルジーにしたいのか。それをフィルムで選ぶことが出来ます。撮影場所に行ってみて、どのフィルムを使うか(どんな色味・雰囲気で撮りたいか)決める瞬間がとても楽しいです。

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大阪で毎月開催中のワークショップですが、9月はそんなフィルムの基本的な楽しみ方をお伝えします。
今回は大阪ではなく兵庫県になります。10種類ほどのフィルムの特徴をサンプル写真をお見せしながらレクチャー、その後に異国情緒漂う北野異人館街の町並みにて撮影会をいたします。

毎回マニアックな内容で開催していますが、今回はこれからフィルムをはじめたい方にもオススメのワークショップです。カメラをお持ちでない方にはレンタルも可能ですよ。

・9/17(日) 『フィルムで操る色彩』 詳細・お申込みはコチラより
・9/21(木) 『フィルムで操る色彩』 詳細・お申込みはコチラより

その他のワークショップはコチラ

 

 

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フィルムカメラの面白さの一つ


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昨日はクロスプロセスワークショップでした。関東とは違い、大阪は晴天。
クロスプロセスは雨や曇りとの相性はいまいちだけど、真夏の晴れた日(出来れば入道雲がある日)は抜群。
博打要素の高いクロスプロセスですが、いい色が出るコツやフィルム別の色の違いなどをレクチャーして、猛暑の中いざ撮影に。参加者のみなさんお疲れ様でした!楽しい一日でした。

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この写真は昨日のではなく、木曜日のワークショップ。飛行機は小さいけど、ワンポイントとしてはこのサイズもありですね〜。どちらも晴れてくれて良かったです。
クロスプロセスもまたフィルムの面白さの一つですね。

僕は普段デジタルでもバンバン撮っていますが、好きなのはフィルム。フィルムを知ることでデジタルの便利さを知ることが出来るし、知識もより深まると思っています。
デジタルの教室もやってみたいけど、まだまだフィルムは人気がありますし、フィルム未経験の方だけでなく、普段から使用されている方にもいろんなマニアックな楽しさを広めていけたらと思っております。

 

□ 今年のワークショップ日程
【東京】
・9/9(土) 生産終了モノクロフィルム
・9/10(日) 日本未発売リバーサルフィルム(キャンセル待ち)
・11/4(土) 企画中
・11/5(日) 企画中
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【名古屋】
・9/24(日) 13時〜16時 日本未発売リバーサルフィルム
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【大阪】
・9/17(日) フィルムで操る色彩(神戸異人館)
・9/21(木) フィルムで操る色彩(神戸異人館)
・10/ 9(月)  光漏れフィルムorレッドスケール制作
・10/10(火) 日本未発売のフィルム
・10/11(水) 使い捨てカメラからモノクロをはじめてみよう
・10/12(木) 写真をずっと続けていく秘訣(淀屋橋)
・10/13(金) ゆるふわ写真の撮り方(和泉リサイクル公園)
・10/14(土) 多重露光の基礎とコツ
・10/15(日) 雨樹一期とフィルムスワップ(万博記念公園)
・10/19(木) 雨樹一期とフィルムスワップ(万博記念公園)
・11/16(木) カメラシャッフル(中之島バラ園)
・11/19(日) カメラシャッフル(中之島バラ園)
・12/17(日) 被写体の捉え方(淀屋橋)
・12/21(木) 被写体の捉え方(淀屋橋)
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名古屋市政資料館〜文化の道をフィルムカメラでもっとレトロに撮るワークショップ開催


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毎日暑いですねー、って思っていたら東京は寒いみたいですね。しかもずっと雨が続いてるだとか。涼しいのはいいけど、雨は困りますよね。来月のWSは晴れてくれるかなぁ。

さて、地元の大阪では毎月ワークショップを開催していますが、大阪からそこそこ最寄りの名古屋でもやりたいなーと思っていました。先月開催して久しぶりの名古屋の地はやっぱり好きだったので、来月もまた開催します。気持ち的には今後もやっていきたいです。

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【フィルムカメラワークショップ名古屋

幼い頃に撮ったかのような、懐かしくどこか暖かい雰囲気で撮れるフィルムを使い、名古屋市政資料館〜文化の道などを撮影するワークショップを開催します。その他、ノスタルジーに撮れるフィルムなどのご紹介もします。 

【日時】9/24(日) 13時〜16時 

【料金】 5,000円 (税込み) 

【料金に含まれるもの】
・オリジナルフィルム1本
・現像料・施設などの観覧料は含まれません。
 
*35mm使用のフィルムカメラ必須となります。
*レンタルカメラ(LOMO LC-Aなど)希望の方は+500円
(撮影中に落下などで故障した際の保障込み) 
* 基本的には雨天決行です(台風などの際は中止。ご返金になります)。
 
【キャンセル料金】
当日:全額
1日前〜7日前まで:半額
それ以前は無料となります。
 
【講座・撮影場所 】
 丸の内の会議室

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使用して頂くフィルムはオリジナル製作です。夏と相性が良さそう、昔撮った写真みたいに懐かしいフィルムってことで、「70’s SUMMER」というフィルム名にしました。
ワークショップ優先で使用していくため、ネットでの販売予定はいまのところありませんが、年末〜来年に向けて検討中です。

もちろん夏だけじゃなく、ノスタルジーを感じさせる場所との相性は抜群です。最近では一番好きなフィルムです。デジタルでは撮れない世界観、色味、フィルム特有のザラザラ感がたまりません。ぜひ体験して下さい!
その他のサンプル写真、詳細、お申込みは以下より。

 

onomiti

 

 

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生き方と撮り方


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今年のお気に入り蓮写真。水滴、ふんわり、優しさ。

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昨年の蓮。超広角レンズ、夕暮れ、光、ビビッド。

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二年前。ふんわり、元気、ハッピー。

どれもお気に入りなんだけど、時間や天気、花びらの開き具合、きっと心境も違います。
『こんな感じで撮りたい』というのは特にありません。行ってから決めています。
いい感じで咲いている蓮を見つけて背景を決めることもあれば、先に背景(空など)を決めて、蓮を探すこともあります。目を凝らしつつも視野を広げる
生き方や考え方も同じく、必死になり過ぎず時に緩める、みたいな感じです(笑)。写真にもそういう部分は現れると思っています。

最近は教える立場になることが多いのですが、『この位置からこの設定で撮ればいい』という教え方はあまりしていません。コツや具体案は出しますが、そんな人間性という個性が表れるように自由に撮って頂きたいと思っています。

 

□ 募集中のワークショップはコチラより。
□ デジタル一眼の個人レッスンはコチラより。

 

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