【観覧車-4】屋上かまたえん


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東京では唯一の屋上観覧車。数年前に閉鎖の危機を乗り越えて、リニューアル。観覧車の名前が「幸せの観覧車」に決まったそうで。偶然にも僕の初写真集の名前も「しあわせの観覧車」(あたいが先だよ)。

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仕事や個展の企画などでお世話になっている、SORA HEARTS CORPORATIONの新井さんと二人で乗りました(笑)。おっさん二人でこんなメルヘンな観覧車に。というか、不思議な形のゴンドラですね。ていうかタコですね。
観覧車自体は高さが12.75mと大きくないけど、屋上にあるので乗ってみるとかなり高いですね。

とにかく、閉鎖されずに残るってのはやっぱし嬉しいですね。

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これは随分前に撮ったものですが、いまはリニューアルされて広くなっているみたいです。

 

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【名古屋】2018年フィルムカメラワークショップ


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2018年より名古屋にて、第4日曜日に『教室っぽいワークショップ』を開講します。基礎から順を追っていきますので、全てに参加頂くことでフィルムの基礎や応用を学べる内容となっています。
基礎とはいえ、かなりマニアックな内容でもありますので、初心者〜上級者の方まで幅広く楽しんで頂けます。もちろん一回だけの参加も可能です。

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期間は1月〜6月まで。講座と撮影会がセットになっているので、3時間と少し長めになります。それぞれ4名以上で開催。最大で8名までとなります。全開催を目指したいので愛知の方、なにとぞ、なにとぞ情報を広めて下さいませ(笑)。

【日時と内容】全て13時〜16時での開催

・1/28(日) カメラシャッフル(ルーセントアベニュー〜スカイストリート)
・2/25(日) フィルムの基礎。ネガ・リバーサルフィルム別の特徴(名古屋駅〜向野橋)
・3/25(日) クロスプロセス現像とフィルム別の特徴(名古屋駅〜向野橋orノリタケの森)
・4/22(日) ゆるふわ写真の撮り方(堀内公園)
・5/27(日) 多重露光のいろは(東山動植物園)
・6/24(日) 期限切れフィルムを使ってみよう(名古屋市政資料館〜文化の道) 

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【料金】

 5,000円 (税込み)

【料金に含まれるもの】
フィルム1本+カフェのドリンク代金(カフェで講座の時のみ)。

* 一日だけの参加も可能です。
* ワークショップの内容に合ったフィルム1本をプレゼントします。
* 講座は貸し教室やカフェになります。カフェの際はドリンク料金は無料。
* 35mm使用のフィルムカメラ必須となります。
* レンタルカメラ希望の方は+500円(1/28は無料)。
(撮影中に落下などで故障した際の保障込み)
* 基本的には雨天決行です(台風や大雨・暴風の際は中止・延期)。

【キャンセル料金】
当日〜3日前:全額
4日前〜7日前まで:半額
それ以前は無料となります。
*キャンセル料全額お支払いの際はフィルムと資料を郵送します
 
【講座・撮影場所 】
毎回、場所は月によって変更しますので、参加者に別途ご連絡いたします。
*募集人数は4〜8名になります。

 

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【木曜クラス追加】大阪フィルムカメラ ワークショップ


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今月末〜12月まで、毎月 日曜日開催のワークショップ。ありがたいことに少しずつ埋まって来ていて、現在それぞれ4名〜7名。
最大で10名ですので、埋まった月からキャンセル待ちとなります。

ご要望もあったので、平日の木曜クラスも追加いたしました。平日ということで、こちらは少人数でも開催いたします。一日だけの参加も可能です。
あと、大阪では9月に『多重露光の基礎〜応用のWS』を土曜日に開催予定です。
なんか企画を考え始めるといろいろやりたくなってきました。たまにでいいから、月曜〜日曜まで毎日WSをやってみたいな。

【木曜クラス】
・6/29(木) 期限切れフィルムで撮るレトロ商店街
・7/20(木) 夏空とクロスプロセス
・8/17(木) 多重露光の基礎とその応用
・9/21(木) フィルムで操る色彩
・10/19(木) 雨樹一期とフィルムスワップ
・11/16(木) カメラシャッフル
・12/21(木) 被写体の捉え方
詳細・お申込みはコチラ

【日曜クラス】
・6/25(日) 期限切れフィルムで撮るレトロ商店街
・7/16(日) レッドスケールフィルムor光漏れフィルム制作
・8/20(日) 夏空とクロスプロセス(天保山)
・9/17(日) フィルムで操る色彩(神戸異人館)
・10/15(日) 雨樹一期とフィルムスワップ(万博公園)
・11/19(日) カメラシャッフル(中之島バラ園)
・12/17(日) 被写体の捉え方(淀屋橋)
詳細・お申込みはコチラ

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写真にとっての名脇役


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ここ数日ジメジメとしていますね。しばらくはスカっと晴れる日が少なくなりそうです。
そんな季節に似合うのが紫陽花ですね。青空よりも雨の似合う花。
これを撮ったのは曇りでしたが、雨の日にも撮りたい。

花にだって理想の天気や空があります。
向日葵だと積乱雲(入道雲)。コスモスだと巻積雲(うろこ雲)。

空という名脇役をしっかりと選んで、主役を引き立たせてあげたいですね。

 

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写真はピントが命? ボケたらダメ写真?


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桜バックにコアラの遊具。でもご本人はこの表情。『乗せられた感、半端ねー』、って感じです。
もうすぐで一歳と四ケ月。走り回るのがお好きなようで、じっとしないから撮影の難易度もあがってきております。LC-Aでも撮るんだけど、シャッタースピードが早くないとブレブレになっちゃいますね。
NATURA1600でも入れとけば撮りやすいのかもしれないけど、そこはやっぱり好きなフィルムを入れたいし。でも感度100だとちょっと厳しい。とまぁ、そこの葛藤も楽しいんですけどね。

 

写真はピントが命

特にプロの世界ではそう言われています。僕はトイカメラ使いなので、『ピントを命にしてそうなカメラマン』っぽくは思われないかもしれないけど、撮影の際に優先するポイントでもピントは上位です。というか、それありきで撮っています。

特にデジタルで撮る時は構図は二の次です。傾きがあってもトリミングすればいいという発想です。それよりも、ピントや一瞬の表情を大切にしています。
あくまで優先順位であって、構図や平行をおろそかにはしませんけどね。撮った写真で完成が一番なので、全てをバシッと決めれる瞬発力も大切だと思います。

 

だけど柔軟さも大切

LC-Aのピント合わせは目測で、調整はレンズ横のレバーのみ(80cm・1.5m・3m・無限大)。ファインダーを覗いてもピントが合っているかは確認出来ません。HOLGAに至っては、それが人や山の絵文字。ピントが命です、というには無理のあるカメラ(笑)。
∞で撮ったと思っていたら、最短距離の80cmだったこともあります。どこにもピント合ってない写真が出来上がります。
でもそれが妙に味のある一枚になることがあります。だから「ピント合ってない=ダメ写真」までの考えはありません。

もちろん、仕事としては求められていることをしっかりやるのが前提なので、どこにもピント合ってませんなんて当然NGです。
ただ、写真なんてほとんどの方が趣味です。なのに、ピント合ってないからダメ、構図がダメ、主題が分かりにくいからダメ、フィルムはダメ、デジタルはダメ、フィルムで撮ったらアナログプリントしかダメ、、ってなんかしんどいですよね。

もうちょっとこうした方が良くなる、というのは当然ありますけど、ダメと決めつけるのが好きじゃない。
花を踏んづけたり、桜の枝を折って撮影してたらそりゃダメですが、撮った本人は何かに気持ちが惹かれてシャッター切っているんですからね。それを簡単に否定することなんて、出来ないですよね。

僕はトイカメラが入り口だったお陰か、ピントのことなどに関しても『味があればそれでいい』という、緩い部分があります。だから割と、柔軟にカメラライフを過ごせていられるのかなって思います。

 

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ちょっとサバンナに行って来た。


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ちょっと時間が出来たので、LC-Aで野生のキリンを撮ってきました!!
あえてデジタルは持っていきませんでした。
いやー、やっぱり野生はすげーーです。みなさんもぜひ一度は行ってみて圧倒されて下さいね。
…なんてことを一度くらいサラっと言ってみたいな。

これは随分前に行った、大分県にあるサファリパークです。

キリンを逆光で撮影。シルエットでもキリンと分かりますよね。

前置きはさておき。
トイラボさんで連載中のコラム。アップされました。

今回はトイカメラの上達法。「逆光で撮ろう」です。

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【必見】写真上達の心得『データ化すること』


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トイラボさんHPにて連載中のトイカメラの教科書、今回は「月別セレクション」です。
って、ただ昨年の僕のことをデータ化しているだけですけどね。
月々のベスト写真と、フィルムや現像の種類、使ったカメラなどの総数を書いています。このデータって僕にとっては大切なんですよね。

「2015年月別セレクション」

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粗探し。するのもされるのも嫌なもの。


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粗探し。写真でいうと、これをするのはおじさんカメラマンに多い。

まぁ、僕も充分おっさんだから、徹夜は辛いし、旅の疲れはなかなかとれないし、目眩はするし、肩は凝るし、腰が痛いし、目がショボつくし、階段は踏み外しそうになるし、全力でダッシュすると転ぶし、、、

って何を言わすねん!!

なんて一人ボケツッコミが出来るくらい、なんやかんやで病気もなく、美味しいものを食べてお酒飲めるくらい元気にやっているし、世の中にはもっとおっさんがいるから、まだまだ若い気持ちでいようと思っています。
風邪も全くひかないし、それなりに身体は丈夫だし。

いまのカメラ業界は、デジタル一眼やミラーレス一眼にトイカメラモードなど、さまざまなフィルター効果があって、緩い傾向になっているのに対し、そのおじさん達は逆にカチカチに固定されています。
「ザ・写真」という定義を外れない。だから、あれはダメ、これはダメ、そうじゃない、こうすべき、それはおかしい、なんて時代だ!昔はもっとホニャララ〜、と言う。
たぶん、悪意はあまりないんだろうけど、そんなダメな部分を探してばかり。職業病みたいなものかもしれない。

その定義は分かるけど、昔とは時代が違う。表現方法も広がっている。構図にだって縛られる必要はない。だから正解なんてないはずです。
あるとすれば、自分の表現方法が正解なんだろう。と僕は思っています。

だから実際、そんな人に会うと面倒くさい(笑)。良かれと思ってならいいけど、「それは違う」と言われるのはまた違う。まわりくどく否定や批判されるのもなんかね。

アドバイスと批判は違います。批判だって必要かもしれないけど、せっかく撮ったお気に入りの一枚も、ダメ探しをされたら、撮れた喜びも台無しです。写真なんてただの趣味。覚えていた方がいい知識はたくさんあるんだけど、本来はもっと自由にやればいい。

そしてそのおじさん達の戯言は、実は貴重な言葉もあったりするので、ちゃんと聞きつつも、華麗に流すというテクニックを身に付けると、いろいろと上手くいきます。


 

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HOLGAでの基本的な撮り方


上野

ホルガの独特の写りが好きです。他のトイカメラやフィルムカメラとも違う、デジタルでは撮れない雰囲気がたまりません。

これはレンズに特徴があるからなんですが、いってしまえばただの安物のレンズだからです。トンネル効果があって写真の四隅が暗くなっていますが、同時に周辺にいくにつれて、ボケていきます。ピントが合うのは中心のみ。さすがトイカメラの王様ですね。

だからそこを逆手に取って、中心に撮りたいものを置きます。
中心に被写体というのは「日の丸構図」になるので、面白味のない写真になりがちだし、基本的にはオススメされていない構図なのですが、ホルガに関しては被写体は中心付近に置きましょう。じゃないと、ただのぼんやり写真になってしまいます。

僕は他にもカメラをたくさん持っているから、癖の強いホルガを連れ出す機会があまりないのですが、ほんとはもっとホルガで撮りたいし、上手くなりたいです。


カメラの個人レッスン

deziko

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SNSは大切にすべき場所じゃない!?


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SNSの繋がり。僕はそこから大きな繋がりが出来ることもあるので、
とても大切にしています。

繋がれないような方とも繋がれるので、「いい時代やなー」と思っています。
おそらく一般の方とは使い方や目的が違うので、特にストレスもありません。
単純に作家としての出会いの場としては、とても便利で、
明確な意味があります。

そういった利用目的があるのでいいのですが、
とりあえず登録してやっている方はどうなんだろう。
中には苦手な人がいるかもしれない。
非難してくる人がいるかもしれない。
逆に自分が嫉妬してしまうことがあるかもしれない。
一度そうなると、全部がしあわせアピールに感じてしまう。

でも、視野を広げてみると、その繋がりなんてしょせんはほんの数百人。
世界の人口は72億人。日本は1億2千万人。
そう考えると、小さな小さな小さな島。

だからその中でもしも嫌なことがあったとしても、
気にすることじゃない。 世界は無限に広いから。

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