フィルムの紹介−01『X-Tungsten64』


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大阪&横浜でのワークショップは、フィルムをくじ引きで選びます。
大阪と横浜で準備するフィルムも少しだけ変わりますが、開催までにその一部を紹介していこうかなと思います。

まずは共通しての当たり枠。今は無きタングステンフィルムです。
もう売っていないし、オークションでも見かけません。あったとしてもかなりの期限切れ。

タングステンフィルムとは、電球下での商品撮影でも色バランスが崩れないようにされているフィルムです。これを野外で使うと全体が青〜水色になります。
これがまた、晴れでも曇りでも雨でも雰囲気は抜群なんです。

WS当日はかつてロモグラフィーから販売されていた、「X-Tungsten64」を持って行きます。
ロモはクロスプロセス現像も推奨していましたが、水色に染まるリバーサル現像が断然いいですね。
クロスしたらたいてい紫になっちゃいますから。

フィルムにハズレがあるわけではないですが、これは天候に関係なく使えるし、もう手に入らないので当たりかな。

 

□ 10月16日「大阪WS」キャンセル待ち
https://amaki15.com/blog/?p=7308

□ 11月5日「横浜WS」あと5名
□ 11月6日「横浜WS」あと6名
https://amaki15.com/blog/?p=7543

 

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【大阪】フィルムカメラワークショップ『フィルムで操る色彩』


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* 募集人数に達した為、現在キャンセル待ちです。

告知です。大阪でフィルムをがっつりと楽しんでもらえるワークショップを開催します。
デジタル世代の今、フィルムは生産終了や値上げが多いのですが、それでもまだまだたくさん売られています。新たに販売されることもあります。

フィルムにはいろんな種類があって、どれを使うかで、また現像方法を変えることで、色味や雰囲気もガラッと変わります。これがフィルムの醍醐味でもあります。

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そこで今回のワークショップでは、こちらで事前に10種類ほどの特徴のあるフィルムを準備します。それぞれの色味や雰囲気をサンプル写真を見せながら説明。
くじ引き形式で選んで貰って、それをカメラに装填して撮影に行きます。

今は販売されていないレアなフィルムも準備します(ヤフオクでも高値取引されてます)。特徴のハッキリしたフィルムをチョイスするので、中には変な色になるフィルムもあります(といっても値段は高い)。安価で使いやすいフィルムもあります。どれが当たるか分かりませんが、それも含めて楽しんで頂けるかと思います!

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【日時】

10/16(日) 13時〜16時まで

*10/30(日) 13時〜ボダイジュカフェにて講評会+500円で参加(参加自由)

【料金】

 5,500円 (税込み)

*35mm使用のフィルムカメラ必須となります。
*レンタルカメラ(LOMO LC-A)希望の方は+500円
(撮影中に落下などで故障した際の保障込み) 
* カメラを持参する方は申込みの際に「カメラ名」の記載お願いいたします。
* 基本的には雨天決行です。
* お支払い完了で、予約完了となります。

【キャンセル料金】
当日:全額
当日〜7日前まで:半額
それ以前は無料となります。

【料金に含まれるもの】
フィルム+現像+写真のプリント(Lサイズ)+データ化(16BASE)。
合計3,500円ほど

* フィルムはWS終了後にネットフィルム現像所の『トイラボ』さんに郵送になります。その後、現像済みフィルム・プリント・データCDをお届け致します。データサイズの16BASEは大きいのでA4などにもプリント可能です。
* 当日撮影された写真は、お一人3枚ほどトイラボHP内のコラムにてシェアさせて頂ければと思っています。

 

【講座・撮影場所 】

淀屋橋の貸し教室で講座、中之島の川沿い〜靭公園で薔薇の撮影

募集人数は5〜10名になります。

 

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モノクロ通天閣


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久しぶりにモノクロで撮ってみた。
やはり、なかなか面白いではないか。

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モノクロの暗室用品は我が家にあるけど、使ったことがない。
カラーフィルムがなくなっても、モノクロは残るだろうし、なんて考えで手付かず。

もっと余裕が出て来たら試していきたいなーとは思っている。
今は撮りたい世界観がある。そこから広げつつもいろいろ試している。

モノクロにもいつか辿り着く。きっと、ドはまりするだろう。
光の捉え方の勉強にはなるろうから、それまでにもたまには使ってみようかな。

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失敗から学んだ先にある写真の楽しさ


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フィルムの楽しいところは、失敗することでもあります。
…なんて、どんだけポジティブな言い方してんだって話ですが、それも必要なことだと思っています。
今日はそんなお話。

 

デジタルとフィルムの失敗の違い

デジタルって、その場で確認して対応出来るのはめっちゃ利点ですが、あまり失敗した意識ってないんですよね。あるとすれば、電池やSDカードを忘れる失敗くらい。
でもフィルムって、時にはほぼ全滅することがあります。当然、確認出来ないので撮ってる最中は気付きません。
仕事となると超怖いです。

単純なミスもあります。フィルムが空回りして一枚も撮れていかなかったり、電池が切れているのに気付かず撮り続けていたり。
フィルムを入れずに撮っていたこともあります。撮り終わって、裏蓋パカっ、空!? って、もうアホです(笑)。でもカメラによってはこれがあり得ます。
昔は現像所で自分で現像していたんですが、現像中に電気を点けられたこともありました。もちろんそのフィルムは全滅です。

 

失敗とは学ぶということ

クロスプロセスや多重露光など、博打的な要素のある撮り方をすれば、失敗することもあります。感度設定や露出を間違っていたり、距離設定や構図の失敗もあります。その日の天候や明るさに適したフィルムというのもあります。ふんわり撮りたいなら、それに合わせたフィルムをチョイスする必要があります。カメラの個性だってあります。
そこを学んでいかないとイメージ通りに撮ることが出来ません。

でも、僕はそうやっていろいろ失敗してきたお陰で、随分と学べることもありました。いまはトイカメラなどの天の邪鬼なカメラでも、イメージ通りに撮ることが出来るようになりました。
言ってしまえば、全ての失敗は成功への道しるべなんですよね。
新しいことに挑戦して、そこを乗り越えるたびに、写真の楽しさが増えていきます。

たいして知識もなく、だけどただ撮ることが楽しい時期もありましたが、それとはまた違った楽しさです。

だからそれを恐れないで、失敗しても悔やみ過ぎずに、次に生かしていけばいいと思います。

今はデジタル全盛期ですが、フィルムのある時代に生まれてほんと良かったなーって思っています。

 


 

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許せる人・許せない人


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最近好きな花、ポピー。
ポピーって遠目で見るとカラフルで可愛いけど、近付くとちょっと毛深いし、咲く前の垂れ下がったつぼみも気持ち悪いって思っていました(笑)。

それがねー。ついに許せるようになってきました。

ちょっと話は違うかもしれないけど、歳をとると共にいろんなことが許せるようになる人と、どんどん自分勝手になっていく人と両極端ですよね。

どうせなら、いちいち「許せん!」なんてピリピリしてるよりも、とっつきやすい朗らかな人間になっていきたいですね。

 

 

カメラの個人レッスン

toylesson

1dayt

 

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『LOMO Lubitel 166+』の撮影に必須のアプリ


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春と秋は二眼レフLubitel 166+の季節。出番が増えます。花がたくさん咲いてることも理由の一つですが、Lubitelはフルマニュアルなので一枚撮るのに時間がかかります。
ピントをじっくり合わせる必要があるので、夏にやってると頭がクラクラする。冬はじっとしてたら寒い。という理由もあって、気軽に撮れるカメラを重宝してしまう。

フルマニュアルなので、絞りやシャッタースピードも自分で設定しないといけません。絞りはシャッター開いた時の穴の大きさ、シャッタースピードはその穴の開いてる時間。
どれだけの光を入れるかを、フィルムの感度に合わせて決めないといけない。なので初心者には難しいです。
露出計を買うにしてもそれなりの値段します。そこでオススメはスマホのアプリ「Pocket Light Meter」です。無料で使えて、そこそこ頼れます。

iOS
Google Play

使い方はコチラに。

結局それさえも面倒くさいので僕はあまり使わず、感覚頼りになってますけどね。この写真はかなり明るめに撮りました。

冬の間にあまり撮らなかったLubitelですが、持ち出してみるとやっぱりいい。トイカメラには分類されないけど、しっかりと、だけど自分の思い通りの露出で撮れるのは楽しい。

 


 

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撮影スポットは自分の足で見つけるもの


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桜の開花予報、大阪では3月23日のようですね。今年は早い!

昨年は晴れた日に一度も撮れなかったので、今年は撮りまくりたいです。
どこに撮りにいくかはまだ何も決めてませんが、もうとりあえず咲いていればどこでもいいです。

これまでに撮った桜のお気に入り写真も、「名所に行ってきましたー」ってものではなくって、地元の小さい公園だったりするので、今年は娘も連れて行きたいし、人が少ない所がいいな。

桜に限らず、知る人ぞ知る場所ってありますよね。
でもそんな場所も、いまや簡単に拡散されて広まって、結局その場所にご迷惑をかけることがあります。食に関してならいいかもしれませんが、撮影スポットとなるとあまり広まらない方がいいかもしれません。売店出したり、祭りを開催してるところならいいんですけどね。

あまり有名でない場所も突然火がつく時代。そしてたいてい荒らされる。

もちろん花の咲いている場所を検索してそこに行くことも多々ありますが、写真家ならば自分の足でも見つけたいですね。

 


 

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写真を見せる上で大切にしていること


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写真はシンプルである方がいい。多重露光をするとどうしてもごちゃっとしてしまうので、そればかり見ていると疲れてしまう。インパクトのある写真の宿命かもしれない。僕はそれも好きだけど。

基本はスッキリがいい。その中に主役と脇役もあって、視線の流れも出るような写真。
それでいて、見ていて疲れない、ずっと眺めていたいもの。

なんて、難しいことかいているけどそれが理想ですよね。
そんな写真が撮れるようになってこそ、多重露光もより活きてくる気がします。

昔、阪神タイガースにいたピッチャーの星野伸之(ここを見てる人はほぼ知らないだろうけど)。
ストレートが130km/hも出ないけど、三振をとりまくる。
それは90キロくらいのスローカーブを投げるから、その球速差で130キロの球が150キロ以上に感じる。
たとえが微妙だったかもしれませんが、ようは緩急ってやつですね。

このブログの写真もそういう感じで『緩急』を入れています。

派手な写真もあれば、地味な写真や柔らかい写真もある。
それを、どの写真を見ても僕が撮ったものと分かって貰えるレベルまで持っていきたい。

 

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『いい写真』が分からなくなった時に見て欲しい記事。


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いい写真を撮りたいって思うのは当然のこと。でもその「いい写真」ってのがどんな写真なのか分からない。そのことで悩んでしまうことってありますよね。

・自分がいいと思えたらいい写真?
・他人が褒めてくれたらいい写真?
・見たままを撮れる技術があるからいい写真?
・意図や思考、物語を感じるからいい写真?
・コンテストに入賞したからいい写真?

いろんな考えがあると思います。正直なところ、好き嫌いはあれど上手い人はやっぱり上手いです。知識があれば、思い通りに撮れるようになっていくと思います。

でも、、、

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【必見】写真上達の心得『データ化すること』


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トイラボさんHPにて連載中のトイカメラの教科書、今回は「月別セレクション」です。
って、ただ昨年の僕のことをデータ化しているだけですけどね。
月々のベスト写真と、フィルムや現像の種類、使ったカメラなどの総数を書いています。このデータって僕にとっては大切なんですよね。

「2015年月別セレクション」

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